HOME 国内、大学

2025.03.02

太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン

東京マラソン2025で途中棄権した太田蒼生(青学大)

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り)

東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンが3月2日に行われ、初マラソンに挑戦して36kmで途中棄権した太田蒼生(青学大)がコメントを発表した。

太田は2時間1分台を見据える1km2分52~53秒の先頭集団に日本勢でただ1人ついたが、22km付近で先頭集団の後方に下がると、徐々にペースダウン。28km過ぎで第2集団に吸収され、後退していった。

「今回のレースは低体温症と低血糖により、途中で棄権してしまいましたが、前半から自分のやりたいようにレースを運び、世界のレベルを知れて良い経験ができました」

完走することはできなかったが、果敢な走りを見せた。「オリンピックで金メダルを獲るために一歩踏み出せたと思います」と綴る。

卒業後はGMOインターネットグループで競技を続けるが、マネージャ-と2人で“プロランナー”として活動する。「次はもっと長く世界と戦い、3年後にはオリンピックで勝ちます」と力強く宣言した。

広告の下にコンテンツが続きます

太田は箱根駅伝に4年連続で出走。3年時は3区、今年1月の第101回大会では4区で区間賞を獲得。箱根駅伝では3度の総合優勝を経験している。

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り) 東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンが3月2日に行われ、初マラソンに挑戦して36kmで途中棄権した太田蒼生(青学大)がコメントを発表した。 太田は2時間1分台を見据える1km2分52~53秒の先頭集団に日本勢でただ1人ついたが、22km付近で先頭集団の後方に下がると、徐々にペースダウン。28km過ぎで第2集団に吸収され、後退していった。 「今回のレースは低体温症と低血糖により、途中で棄権してしまいましたが、前半から自分のやりたいようにレースを運び、世界のレベルを知れて良い経験ができました」 完走することはできなかったが、果敢な走りを見せた。「オリンピックで金メダルを獲るために一歩踏み出せたと思います」と綴る。 卒業後はGMOインターネットグループで競技を続けるが、マネージャ-と2人で“プロランナー”として活動する。「次はもっと長く世界と戦い、3年後にはオリンピックで勝ちます」と力強く宣言した。 太田は箱根駅伝に4年連続で出走。3年時は3区、今年1月の第101回大会では4区で区間賞を獲得。箱根駅伝では3度の総合優勝を経験している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.10

世界陸上代表選考会の日本選手権チケット 4月26日からファンクラブ会員先行販売開始 一般前売り5月10日から

日本陸連は4月10日、東京世界選手権の代表選考会となる第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)の入場チケット販売について概要を発表した。 先行としてファンクラブ会員(日本陸連公式ファンクラブ「RIKUJO […]

NEWS パリ五輪円盤投銅のデニー世界歴代5位の72m07 パリ100m女王のアルフレッドが300m36秒05

2025.04.10

パリ五輪円盤投銅のデニー世界歴代5位の72m07 パリ100m女王のアルフレッドが300m36秒05

オクラホマ・スローシリーズ(米国)が4月6日に行われ、男子円盤投ではパリ五輪銅メダルのM.デニー(豪州)が世界歴代5位、今季世界最高の72m07をマークした。 デニーは現在28歳。13年のU18世界選手権ではこの種目の金 […]

NEWS 全日本実業団対抗選手権開催地 2026年、27年は2年連続で京都・西京極のたけびしスタジアム京都

2025.04.10

全日本実業団対抗選手権開催地 2026年、27年は2年連続で京都・西京極のたけびしスタジアム京都

日本実業団陸上競技連合は4月9日、全日本実業団対抗選手権について、2026年の第74回大会と2027年の第75回大会を、京都市の西京極総合運動公園陸上競技場(たけびしスタジアム京都)で開催すると発表した。 同競技場では、 […]

NEWS IOC 28年ロス五輪で男女混合4×100mリレー追加を決定  WAは来月の世界リレーで実施 記録は来年1月から認定

2025.04.10

IOC 28年ロス五輪で男女混合4×100mリレー追加を決定 WAは来月の世界リレーで実施 記録は来年1月から認定

国際オリンピック委員会(IOC)は4月9日、スイス・ローザンヌで開いた理事会で、2028年ロサンゼルス五輪での実施種目について協議を行い、陸上競技では男女混合4×100mリレーを新たに実施することが決まった。 男女混合4 […]

NEWS 仙台国際ハーフにパリ五輪6位の鈴木優花、鈴木亜由子、小山直城らエントリー

2025.04.09

仙台国際ハーフにパリ五輪6位の鈴木優花、鈴木亜由子、小山直城らエントリー

仙台国際ハーフマラソン大会実行委員会は5月11日に行われる2025年大会の主な出場選手を発表した。 女子には、昨年のパリ五輪マラソン6位入賞の鈴木優花(第一生命グループ)が登録。鈴木は今年の大阪国際女子マラソンで2時間2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top