HOME 国内、中学

2025.02.23

一般規格60mHは中2・今村好花がV 今年の目標は2種目の中学記録更新と全中2連覇/JAG大崎
一般規格60mHは中2・今村好花がV 今年の目標は2種目の中学記録更新と全中2連覇/JAG大崎

女子60mハードルを制した中学2年の今村好花

◇2025 Japan Athlete Games in Osaki(2月23日/鹿児島・ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅)

2025 Japan Athlete Games in Osakiが2月23日に行われ、女子60mハードル(一般規格83.8cm/インターバル8.5m)は中学2年の今村好花(シュブスタンス北九州・福岡)が8秒55で快勝した。

2時間ほど前に行われた予備レースでは8秒49をマークしていた今村。「前半は何となく緩い感覚だったけど、後半はうまく刻めました。タイムにはびっくりしました」。U18規格(76.2cm/インターバル8.5m)で行われた3週間前の日本室内大阪大会U18・60mハードルの優勝者タイムに並んだ。

決勝では「前半で脚をハードルにぶつけてしまって……」とタイムを落としたが、他を大きく抑えてフィニッシュした。

昨年の全中100mハードル(中学規格76.2m/インターバル8.0m)を優勝している今村。冬季トレーニングは順調に消化しているようで、日本室内大阪大会のU16・60mハードル(中学規格)での優勝に続き、一般規格で行われた今大会も強さを見せた。一般規格のハードルも「試合があまりない時期に練習しています」と言う。

今季は全中2連覇に加え、記録面でも大きな目標を掲げている。2つの中学記録更新だ。中学規格は13秒42、U18規格は13秒09。今村は「12秒台を出したいです」と力を込めた。

広告の下にコンテンツが続きます

そのための課題も本人の中では「抜き脚が遅れている感じがあるので、もっと早くできるように」と分析。「スピードも上げて(フラットの)100mでも自己ベスト(12秒26)を更新して11秒台を目指したいです」と目を輝かせた。

◇2025 Japan Athlete Games in Osaki(2月23日/鹿児島・ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅) 2025 Japan Athlete Games in Osakiが2月23日に行われ、女子60mハードル(一般規格83.8cm/インターバル8.5m)は中学2年の今村好花(シュブスタンス北九州・福岡)が8秒55で快勝した。 2時間ほど前に行われた予備レースでは8秒49をマークしていた今村。「前半は何となく緩い感覚だったけど、後半はうまく刻めました。タイムにはびっくりしました」。U18規格(76.2cm/インターバル8.5m)で行われた3週間前の日本室内大阪大会U18・60mハードルの優勝者タイムに並んだ。 決勝では「前半で脚をハードルにぶつけてしまって……」とタイムを落としたが、他を大きく抑えてフィニッシュした。 昨年の全中100mハードル(中学規格76.2m/インターバル8.0m)を優勝している今村。冬季トレーニングは順調に消化しているようで、日本室内大阪大会のU16・60mハードル(中学規格)での優勝に続き、一般規格で行われた今大会も強さを見せた。一般規格のハードルも「試合があまりない時期に練習しています」と言う。 今季は全中2連覇に加え、記録面でも大きな目標を掲げている。2つの中学記録更新だ。中学規格は13秒42、U18規格は13秒09。今村は「12秒台を出したいです」と力を込めた。 そのための課題も本人の中では「抜き脚が遅れている感じがあるので、もっと早くできるように」と分析。「スピードも上げて(フラットの)100mでも自己ベスト(12秒26)を更新して11秒台を目指したいです」と目を輝かせた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.16

上海ハーフに前回8位の太田蒼生、國學院大・上原琉翔、青学大の黒田然らエントリー

4月20日に行われる上海ハーフマラソン(4月20日)のエントリーが発表されており、プロランナーとなった青学大卒の太田蒼生(GMOインターネットグループ)が登録した。太田は青学大時代、4年連続で箱根駅伝に出走。3年時は3区 […]

NEWS ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー

2025.04.16

ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第1戦となる厦門大会(中国/4月26日)のエントリーリストが発表された。 男子110mハードルには、ブダペスト世界選手権5位の泉谷駿介(住友電工)と、パリ五輪5位の村竹ラシッド(JA […]

NEWS 人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用
PR

2025.04.16

人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用

全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]

NEWS 東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

2025.04.16

東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

日本陸連は4月16日、東京世界選手権の競歩代表9名を発表した。 男子20kmは2月の日本選手権を1時間16分10秒の世界新で制した山西利和(愛知製鋼)が4大会連続の代表に内定済みで、同2、3位の丸尾知司(愛知製鋼)、吉川 […]

NEWS 「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

2025.04.16

「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top