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2025.02.03

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駒大は帰山侑大の4位が最高 ユニバ代表厳しく藤田敦史監督「読みがちょっと甘かった」/日本学生ハーフ
駒大は帰山侑大の4位が最高 ユニバ代表厳しく藤田敦史監督「読みがちょっと甘かった」/日本学生ハーフ

25年日本学生ハーフで4位でフィニッシュする帰山侑大(駒大)

◇第28回日本学生ハーフマラソン選手権(2月2日/香川・丸亀)

今夏のワールドユニバーシティゲームズ(ライン・ルール)の代表選考を兼ねた第28回日本学生ハーフマラソン選手権が行われ、工藤慎作(早大)が1時間0分06秒で優勝した。8大会連続でハーフのユニバ代表を輩出してきた駒大は帰山侑大(3年)の4位(1時間0分32秒)が最高で、9大会連続となる代表入りは厳しくなった。

「いやー、しょうがないですよね。勝負は時の運なので。みんな一生懸命やってる中なので、4番は悔しいなというところです」。藤田敦史監督は淡々と話した。

「ユニバの3番以内は60分後半から61分前半だと思っていたので、私の中でその読みがちょっと甘かったと思います」と悔やむ。

チームトップの帰山は「行けるところまで行く(藤田監督)プランで、中盤は学生トップ集団を離れて前を追いかけたが、「そこで力を使い過ぎたんですよ。やっぱり勝負をかけたんでしょうけど」と指揮官。3位までわずかに2秒届かなかった。

箱根駅伝で5区を走った新主将の山川拓馬(3年)は優勝候補にも挙げられたが、箱根後に気管支の調子が良くなく苦戦。一方で、谷中晴(1年)がU20日本最高となる 1時間0分57秒、初ハーフの桑田駿介(1年)が1時間1分09秒をマークするなど見せ場もあった。

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「学生たちはこれだけ走れるんだということが分かったと思いますし、指導者もそういう頭を持ってトレーニングしていかないと乗り遅れてしまう。チームとしては1年生2人もしっかり走りましたし、この子たちがゆくゆくは59分台を狙えるようになるでしょうから」。ブレることなく、強化を進めていく。

◇第28回日本学生ハーフマラソン選手権(2月2日/香川・丸亀) 今夏のワールドユニバーシティゲームズ(ライン・ルール)の代表選考を兼ねた第28回日本学生ハーフマラソン選手権が行われ、工藤慎作(早大)が1時間0分06秒で優勝した。8大会連続でハーフのユニバ代表を輩出してきた駒大は帰山侑大(3年)の4位(1時間0分32秒)が最高で、9大会連続となる代表入りは厳しくなった。 「いやー、しょうがないですよね。勝負は時の運なので。みんな一生懸命やってる中なので、4番は悔しいなというところです」。藤田敦史監督は淡々と話した。 「ユニバの3番以内は60分後半から61分前半だと思っていたので、私の中でその読みがちょっと甘かったと思います」と悔やむ。 チームトップの帰山は「行けるところまで行く(藤田監督)プランで、中盤は学生トップ集団を離れて前を追いかけたが、「そこで力を使い過ぎたんですよ。やっぱり勝負をかけたんでしょうけど」と指揮官。3位までわずかに2秒届かなかった。 箱根駅伝で5区を走った新主将の山川拓馬(3年)は優勝候補にも挙げられたが、箱根後に気管支の調子が良くなく苦戦。一方で、谷中晴(1年)がU20日本最高となる 1時間0分57秒、初ハーフの桑田駿介(1年)が1時間1分09秒をマークするなど見せ場もあった。 「学生たちはこれだけ走れるんだということが分かったと思いますし、指導者もそういう頭を持ってトレーニングしていかないと乗り遅れてしまう。チームとしては1年生2人もしっかり走りましたし、この子たちがゆくゆくは59分台を狙えるようになるでしょうから」。ブレることなく、強化を進めていく。

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