◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月2日/香川・丸亀)
第77回香川丸亀国際ハーフマラソンが行われ、男子はアレクサンダー・ムティソ(NDソフト/ケニア)で59分16秒で優勝した。太田智樹(トヨタ自動車)が59分27秒の日本新記録で日本人トップの3位。4位の篠原倖太朗(駒大)は59分30秒で日本人学生最高記録、日本学生記録を更新して4位に入った。
5km14分05秒、10km28分02秒、15km42分07秒と日本記録を上回るハイペースで推移。太田と篠原は終盤で上位2人の外国人選手に離され、しばらく並走が続いたが、20.4km付近で太田が篠原を振り切った。
従来の日本記録は小椋裕介(ヤクルト)が2020年にマークした1時間0分00秒で、太田は「とにかく勝ちきることだけを考えました。初めて60分(切り)というところは一番良かったです。これからの自信にもつながります」とうなずいていた。
Ggoatで太田とともに昨夏練習した篠原は「太田さんの強さは一番近くで見ていて、肌で感じていました。日本記録を狙ってきていたのでタイムはすごくうれしいのですが、勝負の部分で負けてしまったのですごく悔しいですね」と話していた。
女子はオマレ・ドルフィン・ニャボケ(ユニクロ/ケニア)が大会新記録の1時間6分05秒で優勝し、加世田梨花(ダイハツ)が日本歴代4位の1時間7分53秒で日本人トップの5位に入った。
大会は第28回日本学生ハーフマラソン選手権も併催して行われた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.11
大東大・蔦野萌々香、城西大・金子陽向、拓大・新井沙希ら欠場/日本学生女子ハーフ
-
2025.03.11
-
2025.03.10
-
2025.03.09
2025.03.08
栁田大輝が豪州・シドニーで2025年初戦!100m10秒42、200mは自己新21秒11
-
2025.03.08
-
2025.03.06
-
2025.03.09
-
2025.03.08
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.02.24
-
2025.02.14
-
2025.03.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.12
BROOKSから新フォームを搭載した人気シリーズの新作モデル「Glycerin 22」が登場!
米国No.1ランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」は、22代続くロングセラーモデルに革新的な新フォーム「DNA Tuned(ディーエヌエーチューン)」を搭載した「Glycerin 22(グリセリン22) […]
2025.03.12
短距離・走幅跳で活躍した吉川綾子さんが92歳で死去 100mで51年日本新、52年ヘルシンキ五輪出場
女子100m元日本記録保持者の吉川綾子さん(現姓・星野)が3月11日に亡くなった。92歳だった。 1933年生まれ、大阪出身。幼少期は病弱だったが、高校から陸上をはじめ、織田幹雄氏にも指導を受けた。高校生ながら1950年 […]
2025.03.11
大東大・蔦野萌々香、城西大・金子陽向、拓大・新井沙希ら欠場/日本学生女子ハーフ
日本学連は3月11日、ワールドユニバーシティゲームズ(7月・ドイツ)の代表選考会を兼ねた第28回日本学生女子ハーフマラソン選手権(3月16日/島根・松江)のエントリー状況を発表した。 65人がエントリーしていたが、そのう […]
2025.03.11
天満屋・武冨豊専任コーチが退任へ 前田穂南ら6大会5人の女子マラソン代表育成
天満屋は3月11日、武冨豊専任コーチが3月31日付で退任することを発表した。 71歳の武冨氏は佐賀県出身。多久工高時代には2年連続でインターハイに出場。神戸製鋼ではマラソン、駅伝で活躍し、1980年の別府大分毎日マラソン […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝