日本陸連が理事会終了後に会見を開き、ロードレースにおけるルール改正を発表。市民マラソンなどにおいて、表彰やエントリー資格について従来のグロスタイムだけでなくネットタイムも主催者の裁量で認められることとなった。
通常、マラソン大会などはシューズやウエアにつけられたタグによってタイムを計測しており、グロスタイムとは号砲が鳴ってからフィニッシュまで、ネットタイムとはランナーがスタートラインを越えてからフィニッシュまで。大型大会になると、グロスタイムでは後方からスタートする際に大幅にタイムが加算されてしまうという事例があり、多くのランナーから不満の声が上がっていた。
今後は主催者の判断により、ランナーが実際にスタートからフィニッシュにかかったネットタイムを採用できることなる。なお、エリート大会においてはこれまで通りグロスタイムが採用される。
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