2025.01.31
大会終了を告げた東北・みやぎ復興マラソン事務局のコメント全文
私たちは東日本大震災からの復興支援の一環として、被災した沿岸部を中心としたコースを走る「東北・みやぎ復興マラソン」を2017年から開催してきました。途中、台風や新型コロナの影響での中断はあったものの、2023年・2024年と全国47都道府県、そして海外から1万人を超えるランナーに参加を頂き、大会を無事に開催する事が出来ました。ランナーの皆様からは復興の軌跡を感じられるコース設定や地元色豊かなエイドステーション、ボランティアの方々のホスピタリティ等関して高い評価を頂く事ができました。
大会開催に当たっては関係する自治体の皆様や警察、消防、医療関係者の皆様、コース周辺の地域の皆様、ボランティアの皆様など、多くの方々にご支援・ご協力を頂きました。また、多くの協賛スポンサーのご支援があり大会を運営することが出来ました。関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
一方で、昨今の物価高騰の影響を受け、開催のための経費が急騰している現状があります。大会の継続には大幅な収入増と大会経費の圧縮が必須となります。ランナーの皆様への過度な負担増は私たちの本意ではありませんし、経費圧縮を図ることで大会本来の目的である復興支援が不十分となることや、安全面のリスクが増えることも望んでおりません。次回大会の開催に向けてさまざまな角度から検討を重ねましたが、地方放送局単独主催でこの大会を継続する事は困難であると判断し、断腸の思いではありますが「東北・みやぎ復興マラソン」の終了を決定致しました。
これまで大会を支えていただいた皆様、そして今後の大会を楽しみにされていた皆様の期待に添えない形となってしまった事、心よりお詫び申し上げます。
「東北・みやぎ復興マラソン」は終了となりますが、被災地の放送局としてこれからも東日本大震災からの復興へ寄与したいという思いはいささかも揺らぎません。
大会から得た知見を生かし、番組やイベント、その他さまざまな形で地域への貢献を続けていきます。
私たちの大会を通じて皆様が感じた事が、1人でも多くの方の心に残り、今後起こりうる自然災害の際に誰かの命を守る事や、被災地の“これから”につながってくれることを祈ってやみません。
突然のお知らせとなってしまいましたが、何卒ご理解ご了承の程宜しくお願い申し上げます。
東北・みやぎ復興マラソン 事務局一同
大会終了を告げた東北・みやぎ復興マラソン事務局のコメント全文
私たちは東日本大震災からの復興支援の一環として、被災した沿岸部を中心としたコースを走る「東北・みやぎ復興マラソン」を2017年から開催してきました。途中、台風や新型コロナの影響での中断はあったものの、2023年・2024年と全国47都道府県、そして海外から1万人を超えるランナーに参加を頂き、大会を無事に開催する事が出来ました。ランナーの皆様からは復興の軌跡を感じられるコース設定や地元色豊かなエイドステーション、ボランティアの方々のホスピタリティ等関して高い評価を頂く事ができました。 大会開催に当たっては関係する自治体の皆様や警察、消防、医療関係者の皆様、コース周辺の地域の皆様、ボランティアの皆様など、多くの方々にご支援・ご協力を頂きました。また、多くの協賛スポンサーのご支援があり大会を運営することが出来ました。関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 一方で、昨今の物価高騰の影響を受け、開催のための経費が急騰している現状があります。大会の継続には大幅な収入増と大会経費の圧縮が必須となります。ランナーの皆様への過度な負担増は私たちの本意ではありませんし、経費圧縮を図ることで大会本来の目的である復興支援が不十分となることや、安全面のリスクが増えることも望んでおりません。次回大会の開催に向けてさまざまな角度から検討を重ねましたが、地方放送局単独主催でこの大会を継続する事は困難であると判断し、断腸の思いではありますが「東北・みやぎ復興マラソン」の終了を決定致しました。 これまで大会を支えていただいた皆様、そして今後の大会を楽しみにされていた皆様の期待に添えない形となってしまった事、心よりお詫び申し上げます。 「東北・みやぎ復興マラソン」は終了となりますが、被災地の放送局としてこれからも東日本大震災からの復興へ寄与したいという思いはいささかも揺らぎません。 大会から得た知見を生かし、番組やイベント、その他さまざまな形で地域への貢献を続けていきます。 私たちの大会を通じて皆様が感じた事が、1人でも多くの方の心に残り、今後起こりうる自然災害の際に誰かの命を守る事や、被災地の“これから”につながってくれることを祈ってやみません。 突然のお知らせとなってしまいましたが、何卒ご理解ご了承の程宜しくお願い申し上げます。 東北・みやぎ復興マラソン 事務局一同
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.22
愛知製鋼にケニア出身の24歳サイモン・ガサ・ムンガイが加入
2025.04.22
東京世界陸上が朝日新聞社とスポンサー契約締結 報道、スポーツ支援の実績で貢献目指す
2025.04.17
駅伝王者に復権した旭化成 選手たちがパフォーマンスを最大限に発揮できた要因とは?
-
2025.04.19
-
2025.04.17
-
2025.04.20
-
2025.04.16
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.04.01
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.22
愛知製鋼にケニア出身の24歳サイモン・ガサ・ムンガイが加入
愛知製鋼は4月22日、サイモン・ガサ・ムンガイが新たに加入したとチームのSNSで発表した。 ケニア・マウセカンダリ高出身の24歳。ケニアでは昨年12月のケニアクロスカントリーシリーズ第6戦の10kmシニア男子で5位(32 […]
2025.04.22
東京世界陸上が朝日新聞社とスポンサー契約締結 報道、スポーツ支援の実績で貢献目指す
公益財団法人東京2025世界陸上財団は4月22日、朝日新聞社とスポンサー契約を締結したことを発表した。 朝日新聞社は1879年1月25日に創刊。以来、全国紙として国内外のさまざまなニュース、情報を発信してきたほか、スポー […]
2025.04.22
M&Aベストパートナーズがお披露目会!4月から選手10人で本格始動 神野大地「一枚岩になって戦っていく」
株式会社M&Aベストパートナーズは4月21日、東京都内で同社の陸上部「MABPマーヴェリック」のお披露目会を開いた。 チームは2023年12月に発足。プロランナーとして活動する青学大OBの神野大地をプレイングマネージャー […]
2025.04.21
男子4×100mR代表にサニブラウン、鵜澤飛羽、西岡尚輝らが選出! 9月の世界陸上につながる一戦/世界リレー
2025世界リレーの男子4×100mR代表一覧 サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ) 100m9秒96 西岡尚輝(筑波大) 100m10秒11 井上直紀(早大) 100m10秒13 大上直起(青森県庁) 10 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)