HOME 海外

2025.01.27

五輪100m銀トンプソンが60m6秒56でV 16歳のアレマヨが女子3000m8分39秒80/WA室内ツアー
五輪100m銀トンプソンが60m6秒56でV 16歳のアレマヨが女子3000m8分39秒80/WA室内ツアー

パリ五輪100mに出場したトンプソン

【動画】アスタナ室内のダイジェスト

1月25日、世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールド開幕戦となるアスタナ室内がガザフスタンの首都アスタナで行われ、男子60mではパリ五輪100m銀メダリストのK.トンプソン(ジャマイカ)が6秒56で優勝した。 23歳のトンプソンは、昨年のジャマイカ選手権100mで歴代9位タイとなる9秒77をマーク。一躍注目を集めると、8月のパリ五輪では優勝したN.ライルズ(米国)とは同タイム着差ありで2位に入り、世界のトップ選手の仲間入りを果たした。 今大会の1週間前にはジャマイカ・キングストンの屋外競技会に出場し、向かい風の中6秒48(-2.1)の自己記録をマーク。カザフスタンまで30時間以上の移動があり、体調が万全ではなかったというものの、予選、決勝とも中盤から強く抜け出して自身初の室内レースを優勝で飾った。 同レースでは多田修平(住友電工)が6秒62で3位、東田旺洋(関影商事)が6秒77で7位。東京五輪200m金メダリストのA.デグラス(カナダ)は6秒74で6位だった。 女子3000mはエチオピアの若手による争いに。ラスト1周の地点では17歳のS.グミがトップで通過したが、残り50m付近で外側から16歳のM.アレマヨが追い越し、8分39秒80のショートトラックでのU18世界最高記録を樹立した。アレマヨは昨年のU20世界選手権3000mで銅メダルに輝いている。 女子60mはパリ五輪100m7位のティア・クレイトン(ジャマイカ)が7秒18で快勝。41歳のベテラン・L.D.バゾーロ(ポルトガル)が7秒34で2位、ティアの双子の姉妹のティナ・クレイトンが7秒36で続いた。

【動画】アスタナ室内のダイジェスト

https://youtu.be/q4fXnUvqOtU?si=uvxNZdqrD711_mXb

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.14

世界室内選手権日本代表発表!泉谷駿介が走幅跳に出場!! 田中希実や高校生・西岡尚輝も代表入り 3月21日に中国で開幕

世界室内代表一覧をチェック! 【男子】 ●60m 西岡尚輝(東海大仰星高3大阪) 木梨嘉紀(筑波大院) ●400m 佐藤風雅(ミズノ) 吉川崚(筑波大院) ●800m 石井優吉(ペンシルベニア州立大) ●60mH 西徹朗 […]

NEWS 400mハードル世界記録保持者・ワルホルムが再び極寒トレーニングを披露!! 今回は湖の上で「これがノルウェーの一般的な練習さ」

2025.03.14

400mハードル世界記録保持者・ワルホルムが再び極寒トレーニングを披露!! 今回は湖の上で「これがノルウェーの一般的な練習さ」

【動画】氷上で華麗なハードリングを見せるワルホルム K.ワルホルム、毎年恒例のクレイジートレーニング😂 https://t.co/jF0Zr3GKPI — 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsurik […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年4月号)

2025.03.14

お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年4月号)

月刊陸上競技2025年4月号の内容に一部誤りがございました。 本誌P107の「Road to HAKONE EKIDEN 2026 新主将意気込み&新主務チーム紹介」で、東海大学の主将が「菅原昇真」となっていますが、正し […]

NEWS 棒高跳世界記録保持者デュプランティスが6m05でV 自身の名を冠した「モンドクラシック」/WA室内ツアー

2025.03.14

棒高跳世界記録保持者デュプランティスが6m05でV 自身の名を冠した「モンドクラシック」/WA室内ツアー

世界陸連(WA)室内ツアー・シルバーのモンドクラシックが3月13日、スウェーデン・ウプサラで開かれ、男子棒高跳で世界記録保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m05で優勝した。 デュプランティスは五輪・世界選手 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top