HOME 国内、駅伝

2025.01.24

吉川侑美がユニクロ退部「これからも挑戦を続けていきたい」今後はマラソン軸に
吉川侑美がユニクロ退部「これからも挑戦を続けていきたい」今後はマラソン軸に

ユニクロ退部を発表した吉川侑美(24年プリンセス駅伝)

ユニクロを退部した吉川侑美の感謝のコメント全文

「いつもあたたかいご声援をありがとうございます。約5年半、たくさんの挑戦をさせていただきました。このチーム・監督と出会い、常に「今日が1番楽しい」という充実した日々を過ごせました。ユニクロに入社し、30歳を過ぎてからも800mからフルマラソンまで、中長距離(3000m障害含む)すべての種目で自己記録を更新することができ、本当に心より感謝申し上げます。
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に出場する際には、大好きなピンクのカラーの特別なユニフォームを作製してくださり、当日天候の悪い中でもたくさんの社員の方々がきてくださり、「応援」が本当に力になりました。
また、今年のクイーンズ駅伝では、通算10回出場で表彰をしていただきました。そして全区間走ったことのある選手は、これまでにいないかもしれません。「𠮷川侑美」だからできたことかもしれません。
常に挑戦をし続けられるというのが、ユニクロ女子陸上部の強みだと思います。
チームを離れても、私は、ここで学んだことに感謝し、これからも挑戦を続けていきたいと思います。本当にたくさんの応援、サポートをありがとうございました。」

ユニクロ女子陸上競技部は吉川侑美が1月24日付で退部・退社したことを発表した。 吉川は愛知県出身の34歳。桜花学園高3年時には800mでインターハイに出場した。中京大では3000m障害を始め、日本学生個人選手権で2位など実績を残す。 卒業後はユタカ技研、資生堂を経て、2019年にユニクロに入部。20年にロードを主戦場に置くと、初マラソンだった23年1月の大阪国際女子マラソンで2時間25分20秒をマークして日本人3番手(5位)となり、同年のパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)にも出場した。 ユニクロ在籍中に800m、1500m、3000m、5000m(15分24秒36)、10000m(31分58秒65)、3000m障害(9分58秒12)と自己ベストをマーク。ハーフマラソンも1時間9分32秒を出している。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)では前所属も含めすべての区間を経験するなど、どのチームにあっても不可欠な走りを見せてきた。今後はマラソンを軸に活動するためチームでの活動に区切りをつけたという。 吉川は「約5年半、たくさんの挑戦をさせていただきました。このチーム・監督と出会い、常に『今日が1番楽しい』という充実した日々を過ごせました」と感謝し、「チームを離れても、ここで学んだことに感謝し、これからも挑戦を続けていきたいと思います」とさらなる活躍を誓う。 1月26日の大阪国際女子マラソンには千葉陸協所属で出走する。

ユニクロを退部した吉川侑美の感謝のコメント全文

「いつもあたたかいご声援をありがとうございます。約5年半、たくさんの挑戦をさせていただきました。このチーム・監督と出会い、常に「今日が1番楽しい」という充実した日々を過ごせました。ユニクロに入社し、30歳を過ぎてからも800mからフルマラソンまで、中長距離(3000m障害含む)すべての種目で自己記録を更新することができ、本当に心より感謝申し上げます。 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に出場する際には、大好きなピンクのカラーの特別なユニフォームを作製してくださり、当日天候の悪い中でもたくさんの社員の方々がきてくださり、「応援」が本当に力になりました。 また、今年のクイーンズ駅伝では、通算10回出場で表彰をしていただきました。そして全区間走ったことのある選手は、これまでにいないかもしれません。「𠮷川侑美」だからできたことかもしれません。 常に挑戦をし続けられるというのが、ユニクロ女子陸上部の強みだと思います。 チームを離れても、私は、ここで学んだことに感謝し、これからも挑戦を続けていきたいと思います。本当にたくさんの応援、サポートをありがとうございました。」

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.19

クレイ・アーロン竜波が800m1分47秒82 石井優吉は1分49秒79/バージニアチャレンジ

バージニアチャレンジは4月18日、米国・バージニア州シャーロッツビルで行われ、男子招待800mでクレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア大)が1分47秒82で全体3位に入った。石井優吉は1分49秒79で全体18位だった。 4 […]

NEWS 800m日本記録保持者・久保凛が400mで54秒68の自己新記録!

2025.04.19

800m日本記録保持者・久保凛が400mで54秒68の自己新記録!

大阪高校春季地区別記録会(3、4地区)は4月19日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、女子800mで日本記録(1分59秒93)を持つ久保凛(東大阪大敬愛高3)が女子400mで54秒68の自己新記録をマークした。 40 […]

NEWS 中国・韓麒庚が男子砲丸投、円盤投2冠 女子100mも中国の張倩が11秒80でV/U18アジア選手権

2025.04.19

中国・韓麒庚が男子砲丸投、円盤投2冠 女子100mも中国の張倩が11秒80でV/U18アジア選手権

4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、男子円盤投(1.5kg)を63m33で制した韓麒庚(中国)が、砲丸投(5kg)も20m23の大会新で投てき2冠に輝いた。 韓は江 […]

NEWS 編集部コラム「20年とカツ丼」

2025.04.18

編集部コラム「20年とカツ丼」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top