2025.01.07
皇后盃第43回全国都道府県対抗女子駅伝の大会事務局は1月7日に記者会見を開き、エントリー選手を発表した。
日本代表選手から大学、中高生まで、世代のトップランナーが故郷のタスキをつなぐこの大会。今年も各チームに有力選手がエントリーした。
1500m・5000m日本記録保持者の田中希実(New Balance)が兵庫で登録。また、東京五輪5000m・10000m代表でケガから復活を遂げた廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が長崎で、パリ五輪10000m代表の五島莉乃(資生堂)が石川、東京五輪同代表の安藤友香(しまむら)が岐阜でエントリーしている。
シニア勢は例年よりもやや寂しい顔ぶれだが、他にもドーハ世界選手権代表の山ノ内みなみ(埼玉・しまむら)、前回1区区間賞の田浦英理歌(千葉・積水化学)らがエントリーしている。
学生では全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝の2冠を果たした立命大から3人が京都に登録。主将の村松灯、山本釉未、中地こころと強力だ。名城大の谷本七星(広島)、米澤奈々香(宮城)、柳樂あずみ(富山)、日体大の山﨑りさ(千葉)、立教大の小川陽香(東京)らが名を連ねている。
高校生は、暮れの全国高校駅伝を制した長野東高勢がそろって長野で登録。都大路1区区間賞の真柴愛里、同2区2位の川上南海ら、走った5人全員がエントリーしている。インターハイ1500m3位、3000m7位の高知・穗岐山芽衣(山田高)も登録。宮城には都大路2位の仙台育英から細川あおい、長岡みさき、手塚蕾、さらに東北高の男乕結衣も加わる強力な布陣となる。
中学生では全中800m優勝の石原万結(京山中)と全中駅伝4区区間賞の下田千紗都(京山中)が岡山に。山形には同1500m優勝の井上佳奈(高楯中)が登録されている。注目は北海道の人見仁菜(足寄中)。一昨年は中1で全中800mに優勝した逸材で昨年はケガで苦しんだが復活しそう。
登録選手中、最年長選手は長崎の永友優雅(メモリード)で39歳。最年少は13歳となる。
故郷の誇りをタスキに込める都道府県女子駅伝は1月12日(日)、たけびしスタジアム京都発着の9区間42.195kmによって争われ、12時30分にスタートする。
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