関東学生陸上競技連合(関東学連)は11月5日、来年1月2、3日に予定している第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を予定通り開催することを決めたと発表した。
今年は新型コロナウイルスの影響により開催の可否を協議されてきたが、「日本陸連が定めるガイダンスに則り、感染症対策の専門家のアドバイスも踏まえて、様々な対策を取りながら準備を進めて参ります」と、万全の準備を整えていく構えだ。なお、今後の社会情勢によっては変更の可能性も残している。
箱根駅伝は1920年に第1回が開催され、戦禍による中断(1944年~46年)はあったものの、大会そのものの中止はこれまでに一度もなく、正月の風物詩として親しまれてきた。
開催に当たって応援の自粛も要請しており、有吉正博会長は「選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには、今回はテレビなどを通しての応援を頂ければと思います」と綴っている。
●関東学連が発表した開催に際しての主な感染防止対策
・出場チーム、運営スタッフを含む大会関係者は、大会前 2 週間の体調、体温を記録し、異常がないことを確認した上で大会に参加します。
・出場チームの大学関係者や応援団、OB・OG、保護者による来場および沿道での応援行為については強く自粛を求めます。
・地域の皆さまには、応援のための外出をお控えいただき、特に沿道やスタート・フィニッシュ、中継所などでの観戦や応援行為はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
・その他、日本陸上競技連盟が定める「ロードレース再開についてのガイダンス」に則り、感染症対策の専門家からも適宜アドバイスをいただきます。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.31
京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.25
-
2025.03.26
-
2025.03.31
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.31
【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.03.31
京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走
京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]
2025.03.31
NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部
NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報