2024.12.29
第101回箱根駅伝(2025年1月2日、3日)の区間エントリーが12月29日に発表された。
2連覇を狙う青学大は3区に今季絶好調の鶴川正也(4年)、5区は自身3回目となる若林宏樹(同)、6区に前回区間2位の野村昭夢(3年)、8区に前回区間賞の塩出翔太(3年)ら往路、復路ともに経験者が多く入っている。前回2区区間賞・黒田朝日(3年)、同3区でトップに躍り出た太田蒼生(4年)は補欠登録となっている。
王者奪還を狙う駒大は2区にエースで主将の篠原倖太朗(4年)を配置。ルーキーの桑田駿介が4区、6区に前々回区間賞の伊藤蒼唯(3年)を入れた一方で、5000m13分09秒45を持つ佐藤圭汰(3年)、全日本大学駅伝の8区で快走している山川拓馬(同)、上尾ハーフで好走した谷中晴(1年)を補欠に回している。
出雲、全日本を制して学生駅伝3冠に王手をかけている國學院大は、2区に平林清澄(4年)、3区に山本歩夢(同)を並べた。注目された5区には長距離に適性がある高山豪起(3年)、6区は全日本1区2位の嘉数純平(同)を起用した。日本学生ハーフ優勝の青木瑠郁(3年)や出雲、全日本で逆転劇を演じた上原琉翔(3年)が補欠となっている。
3強崩しを狙う創価大は3区・小暮栄輝(4年)、4区・野沢悠真(3年)、9区に主将の吉田凌(4年)を起用したが、エースの吉田響(4年)やスティーブン・ムチーニ(2年)、スピードのある小池莉希(2年)を補欠登録。当日変更で大幅に入れ替えてくる可能性が高い。
城西大は2区にヴィクター・キムタイ(3年)を配置。2年連続で2区を走ってきたエースの斎籐将也(3年)や主将の平林樹(4年)は補欠となっている。中大は2区に溜池一太(3年)、3区に本間颯(2年)の10000m27分台を並べた。5区を2回経験している阿部陽樹(4年)や吉居駿恭(3年)は補欠。
早大は2区にエースの山口智規(3年)、5区に前回区間6位の工藤慎作(2年)、9区に10000m27分台の石塚陽士(4年)と強力なカードを置いた。20年連続シードを狙う東洋大は1区に前々回2区の石田洸介(4年)、2区に梅崎蓮(同)、5区にルーキーの松井海斗を登録している。
1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。他大学の区間エントリーを見て、各校の戦略にも注目だ。
第101回箱根駅伝 区間エントリー一覧

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.14
お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年4月号)
-
2025.03.13
-
2025.03.13
-
2025.03.13
-
2025.03.12
2025.03.08
栁田大輝が豪州・シドニーで2025年初戦!100m10秒42、200mは自己新21秒11
-
2025.03.08
-
2025.03.09
-
2025.03.08
-
2025.03.09
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.02.24
-
2025.02.14
-
2025.03.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.14
400mハードル世界記録保持者・ワルホルムが再び極寒トレーニングを披露!! 今回は湖の上で「これがノルウェーの一般的な練習さ」
男子400mハードル世界記録(45秒94)保持者で、東京五輪メダリストのカールステン・ワルホルム(ノルウェー)が自身のSNSに、トレーニングの様子をアップした。 動画では、いきなり上半身裸でスパイクを履いたワルホルムが登 […]
2025.03.14
お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年4月号)
月刊陸上競技2025年4月号の内容に一部誤りがございました。 本誌P107の「Road to HAKONE EKIDEN 2026 新主将意気込み&新主務チーム紹介」で、東海大学の主将が「菅原昇真」となっていますが、正し […]
2025.03.14
棒高跳世界記録保持者デュプランティスが6m05でV 自身の名を冠した「モンドクラシック」/WA室内ツアー
世界陸連(WA)室内ツアー・シルバーのモンドクラシックが3月13日、スウェーデン・ウプサラで開かれ、男子棒高跳で世界記録保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m05で優勝した。 デュプランティスは五輪・世界選手 […]
2025.03.13
東京世界陸上2人目の内定は!?好調・丸尾知司、野田明宏ら注目の日本選手権35km競歩
◇第109回日本選手権35km競歩・第49回全日本競歩能美大会(3月16日/石川県輪島市) 東京世界選手権代表選考会を兼ねた第109回日本選手権35km競歩が3月16日に行われる。例年は石川・輪島で開催されていたが昨年1 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報