2024.12.20
女子第36回全国高校駅伝(12月22日・京都/5区間21.0975km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、3000mのチーム内上位5人の平均タイム(12月上旬判明分)をランキング化した。
【男子】5000m平均は前回王者・佐久長聖の13分56秒 予選トップは大牟田の2時間3分25秒
各予選会で条件は異なるが、ほとんどが5区間21.0975kmで行われている。最速は前回都大路覇者・神村学園(鹿児島)が九州大会でマークした1時間7分58秒。ちなみに前回の予選も神村学園で1時間7分38秒でトップだった。
1時間8分台は3チーム。前回の都大路で1秒差で2位だった仙台育英(宮城)が1時間8分03秒、薫英女学院(大阪)が1時間8分34秒、浜松市立(静岡)が1時間8分40秒。
さらに1時間9分台は、前々回覇者の長野東(長野)が1時間9分02秒、筑紫女学園(福岡)が1時間9分18秒、青森山田(青森)が1時間9分44秒となっており、ここまでの7校が1時間10分を切っている。1時間10分切り7校は前回と同じだ。
その後は、東大阪大敬愛(大阪)が1時間10分03秒、西京(山口)が1時間10分05秒、美濃加茂(岐阜)が1時間10分07秒で、ここまで10校となる。
また、チーム力を示す3000mの平均タイム(上位5人、留学生は1人でカウント)では、トップが神村学園が9分12秒でトップ。次いで仙台育英が9分13秒、3番手が薫英女学院の9分14秒と予選タイムと一緒だった。ちなみに前回は9分16秒がトップだった。
4番手以下は立命館宇治(京都)の9分18秒、長野東と東大阪大敬愛が9分21秒、青森山田が9分27秒、須磨学園(兵庫)が9分29秒、銀河学院(広島)が9分30秒で9位。10位タイで和歌山北(和歌山)と筑紫女学園(福岡)が9分31秒となっている。
予選タイムと3000m平均タイムを比較すると、前回同様、神村学園が両方とも1番手となっている。ただ、予選タイムでは仙台育英との差は5秒と大差はなく、トラックの平均タイムでもほぼ同レベル。トラックでは薫英女学院も2校に接近している。
女子予選会トップ20&3000m平均タイムトップ20
■予選会トップ20 ※5区間21.0975km 神村学園(鹿児島) 1.07.58 九州① 仙台育英(宮城) 1.08.03 宮城① 薫英女学院(大阪) 1.08.34 大阪① 浜松市立(静岡) 1.08.40 東海① 長野東(長野) 1.09.02 長野① 筑紫女学園(福岡) 1.09.18 九州② 青森山田(青森) 1.09.44 青森① 東大阪大敬愛(近畿/大阪) 1.10.03 大阪② 西京(山口) 1.10.05 山口① 美濃加茂(岐阜) 1.10.07 岐阜① 白鵬女(神奈川) 1.10.08 関東① 埼玉栄(埼玉) 1.10.10 関東② 小林(宮崎) 1.10.11 九州③ 銀河学院(広島) 1.10.14 中国① 豊川(愛知) 1.10.19 愛知① 須磨学園(兵庫) 1.10.19 兵庫① 立命館宇治(京都) 1.10.20 近畿② 美濃加茂(岐阜) 1.10.21 東海② 世羅(広島) 1.10.31 中国② 浜松商(東海/静岡)1.10.31 東海③ [adinserter block="4"] ■3000m平均タイムトップ20 ※各校上位5人、留学生は1人で換算 神村学園(鹿児島) 9.12 仙台育英(宮城) 9.13 薫英女学院(大阪) 9.14 立命館宇治(京都) 9.18 長野東(長野) 9.21 東大阪大敬愛(近畿/大阪) 9.21 青森山田(青森) 9.27 須磨学園(兵庫) 9.29 銀河学院(広島) 9.30 和歌山北(和歌山) 9.31 筑紫女学園(福岡) 9.31 小林(宮崎) 9.32 埼玉栄(埼玉) 9.33 豊川(愛知) 9.33 倉敷(岡山) 9.34 白鵬女(神奈川) 9.35 鹿児島(南九州/鹿児島) 9.36 西京(山口) 9.37 諫早(長崎) 9.37 世羅(中国/広島) 9.37 ------------------------------ 札幌山の手(北海道)9.28(4人)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報