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2024.12.13

京山、神村学園、大沢野が三つ巴の様相 細江や京都光華も上位うかがう/全中駅伝女子展望
京山、神村学園、大沢野が三つ巴の様相 細江や京都光華も上位うかがう/全中駅伝女子展望

前回の全中駅伝の様子

全中駅伝女子出場選手1500mランキング

4.20.89 長森結愛(大沢野3富山)
4.25.92 石原万結(京山3岡山)
4.26.93 黒川志帆(大沢野3富山)
4.28.07 南 和奏(京山3岡山)
4.28.16 瀬戸口恋空(神村学園3鹿児島)
4.28.20 藤澤心々(荒砥3群馬)
4.28.23 武田星莉(神村学園3鹿児島)
4.29.10 坂本美來(山手3三重)
4.30.08 下田千紗都(京山2岡山)
4.32.00 藤田琉里(粟津3滋賀)
<10>
4.32.27 菊池恵愛(遠野3岩手)
4.33.19 太田美香(細江3静岡)
4.33.20 石田萌愛菜(大館東3秋田)
4.35.17 木下彩英(京都光華3京都)
4.35.36 達川世奈(国府3山口)
4.35.71 大峠ほたる(益田3島根)
4.35.81 大谷恵以(細江3静岡)
4.36.35 菊池里咲(遠野3岩手)
4.36.58 東野寧音(県安芸3高知)
4.37.14 源代恵麻(新居浜南3愛媛)

第32回全国中学校駅伝が、12月15日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中学駅伝日本一の座を懸けて争う。ここでは女子の見どころを紹介。優勝争いを展開しそうな注目チーム&ランナーをピックアップする。 【男子】京山 史上4校目の連覇なるか 坂や鶴ヶ島藤なども有力

前回のトップ3が今年も激突

前年優勝校の京山(岡山)が圧倒的な戦力を誇る。全中800m優勝のエース・石原万結(3年)は前回に4区で区間タイ記録をマーク。駅伝でも絶対的な強さを見せている。全中1500m9位の南和奏(3年)に前回3区2位の岩﨑芽生(2年)と前回優勝メンバーも健在だ。 京山を追うのが前回2位の大沢野(富山)と同3位の神村学園(鹿児島)。大沢野は前々回5区区間賞の長森結愛と前回3区区間賞の黒川志帆(ともに3年)が3km区間で貯金を見込める。神村学園は3000mで9分20秒台の記録を持つ瀬戸口恋空と武田星莉(3年)の二本柱が強力。今年も優勝争いに加わってきそうだ。 2年ぶり出場の細江(静岡)は3000m9分台の太田美香と大谷恵以(ともに3年)を擁する。遠野(岩手)は全中800mでトライアルレース1位の菊池恵愛や1500mで4分30秒台の菊池里咲(いずれも3年)、3000m10分1ケタの浜川那々子(2年)と実力者がそろっている。初出場の京都光華(京都)は3000mで9分50秒01のタイムを持つ木下彩英(3年)を筆頭に選手層が厚い。青雲(兵庫)も片山紗良(3年)を中心に総合力が高く、激戦の兵庫を制した力を見せつけるだろう。 新居浜南(愛媛)は全中800mトライアルレース2位の源代恵麻や3000m9分台の塩﨑瑞希(ともに3年)を筆頭に戦力が充実。前回5位の荒砥(群馬)は5区2位の藤澤心々(3年)が残っており、チームに勢いを与える存在となる。九州大会で2位の松橋(熊本)や激戦区の千葉を勝ち抜いた小見川、十日町南(新潟)に初出場の三陽陸上クラブ(長野)といった北信越勢も上位を狙う力がありそうだ。 レースは15日の午前11時10分にスタート。試合の模様はBS日テレで生中継される。 文/馬場 遼

全中駅伝女子出場選手1500mランキング

4.20.89 長森結愛(大沢野3富山) 4.25.92 石原万結(京山3岡山) 4.26.93 黒川志帆(大沢野3富山) 4.28.07 南 和奏(京山3岡山) 4.28.16 瀬戸口恋空(神村学園3鹿児島) 4.28.20 藤澤心々(荒砥3群馬) 4.28.23 武田星莉(神村学園3鹿児島) 4.29.10 坂本美來(山手3三重) 4.30.08 下田千紗都(京山2岡山) 4.32.00 藤田琉里(粟津3滋賀) <10> 4.32.27 菊池恵愛(遠野3岩手) 4.33.19 太田美香(細江3静岡) 4.33.20 石田萌愛菜(大館東3秋田) 4.35.17 木下彩英(京都光華3京都) 4.35.36 達川世奈(国府3山口) 4.35.71 大峠ほたる(益田3島根) 4.35.81 大谷恵以(細江3静岡) 4.36.35 菊池里咲(遠野3岩手) 4.36.58 東野寧音(県安芸3高知) 4.37.14 源代恵麻(新居浜南3愛媛)

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