HOME 国内、世界陸上

2024.12.10

東京世界陸上TF種目の代表選考要項発表 参加標準記録突破の日本選手権3位以内で内定
東京世界陸上TF種目の代表選考要項発表 参加標準記録突破の日本選手権3位以内で内定

国立競技場

日本陸連は12月10日に理事会を開き、来年の東京世界選手権のトラック&フィールド種目の日本代表選考要項が承認された。

内定条件の最上位は「ワイルドカード(前回チャンピオン)」で参加資格を得る選手で、女子やり投の北口榛花(JAL)が該当する。

パリ五輪8位以内で25年以降に参加標準記録を満たせば代表に内定。また、選考競技会となる日本選手権で3位以内に入り、日本選手権終了までに参加標準記録を突破した選手も内定する。

選考条件については、日本選手権8位以内に入った選手で参加標準記録を突破した選手。次点で「Road to Tokyo」(ワールドランキング)により出場資格を得た選手となる。至近世界大会でワールドランキングが優先されていたが、パリ五輪でのデータをもと、参加標準記録を重視するように盛り込んだかたちだ。

また、世界陸連による出場枠の再分配(インビテーション)で出場資格を得た選手については、各種目の「Road to Tokyo」ターゲットナンバー(出場枠)に「10」を足した順位以内にランクインしている選手に適用すると決めた。

出場資格を得られなかった種目に与えられる開催国枠(1種目1人)についても、「Road to Tokyo」の順位でターニングナンバーから10足した順位にランクインし、日本選手権優勝し、かつ別途日本陸連が独自に定めた派遣設定記録を8月24日までに満たした競技者とした。

広告の下にコンテンツが続きます

選考競技会となる日本選手権は、10000mが4月12日に熊本で、混成競技が7月12、13日に岐阜で、そのほかの種目は7月4日から6日に行われる。なお、7月の日本選手権の競技場は「東京で調整中」としている。

東京世界選手権は来年9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。

日本陸連は12月10日に理事会を開き、来年の東京世界選手権のトラック&フィールド種目の日本代表選考要項が承認された。 内定条件の最上位は「ワイルドカード(前回チャンピオン)」で参加資格を得る選手で、女子やり投の北口榛花(JAL)が該当する。 パリ五輪8位以内で25年以降に参加標準記録を満たせば代表に内定。また、選考競技会となる日本選手権で3位以内に入り、日本選手権終了までに参加標準記録を突破した選手も内定する。 選考条件については、日本選手権8位以内に入った選手で参加標準記録を突破した選手。次点で「Road to Tokyo」(ワールドランキング)により出場資格を得た選手となる。至近世界大会でワールドランキングが優先されていたが、パリ五輪でのデータをもと、参加標準記録を重視するように盛り込んだかたちだ。 また、世界陸連による出場枠の再分配(インビテーション)で出場資格を得た選手については、各種目の「Road to Tokyo」ターゲットナンバー(出場枠)に「10」を足した順位以内にランクインしている選手に適用すると決めた。 出場資格を得られなかった種目に与えられる開催国枠(1種目1人)についても、「Road to Tokyo」の順位でターニングナンバーから10足した順位にランクインし、日本選手権優勝し、かつ別途日本陸連が独自に定めた派遣設定記録を8月24日までに満たした競技者とした。 選考競技会となる日本選手権は、10000mが4月12日に熊本で、混成競技が7月12、13日に岐阜で、そのほかの種目は7月4日から6日に行われる。なお、7月の日本選手権の競技場は「東京で調整中」としている。 東京世界選手権は来年9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、本番での運営能力向上を図るため、運営トレーニングを実施することを発表した。 トレーニングの対象大会は、本番のメイン会場である国立競技場で行われるセイコーゴー […]

NEWS スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

2025.03.26

スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

スズキは所属する田原遼太郎が現役を引退し、社業に専念することを発表した。 田原は大阪府出身の26歳。中学から陸上を始め、当初は800mなど中距離に取り組み、13年全中では準決勝まで進んでいる。大阪高でもトラックや高校駅伝 […]

NEWS 東京世界陸上ボランティアに3100人が採用 周辺協力者含めて3400人で構成

2025.03.26

東京世界陸上ボランティアに3100人が採用 周辺協力者含めて3400人で構成

公益財団法人東京世界陸上財団は3月26日に理事会を開催し、ボランティアの採用結果について発表した。 11月1日から12月17日までの期間で募集し、当初想定していた募集人数3000人程度を大きく上回る8,276人が応募。そ […]

NEWS 東京世界陸上8日目イブニングセッションのチケットが完売!売り上げ総数は30万枚突破

2025.03.26

東京世界陸上8日目イブニングセッションのチケットが完売!売り上げ総数は30万枚突破

公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日、東京世界選手権のチケットの販売状況について、大会8日目(9月20日)のイブニングセッションのチケットが完売したこと、これまでの売り上げ総数が30万枚を突破したことを発表し […]

NEWS 東京世界陸上へ準備は最終段階へ!25年度事業計画を発表「準備・計画から実施のフェーズへ」

2025.03.26

東京世界陸上へ準備は最終段階へ!25年度事業計画を発表「準備・計画から実施のフェーズへ」

東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、2025年度事業計画書を発表した。 9月13日の大会開幕まで半年を切り、「ここまで準備を順調に進めてきた」と武市敬事務総長。計画には「本番に向けての運営トレーニングでの […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top