2024.12.06
毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第268回「各校の寮を巡って」(片井)
2024年も気がつけば、残り1ヵ月となりました。3月まで長野県に住んでいた私からすると、今年の東京の12月はとても暖かく感じます。今思えば、高校までは南国・和歌山で育った私には、長野の冬は過酷すぎましたが・・・・・・。
箱根駅伝が近づいているなか、11月からは出場する各チームに取材でお邪魔しました。オンラインやキャンパス内、練習しているトラックでの取材もありましたが、やはり多いのが寮での取材。寮にも各校それぞれの味がありました。
前回王者の青学大。東京都町田市内にある寮は1月から改修が行われていて、夏に取材に行った際には同市内のセミナーハウスでした。11月下旬に取材にリフォーム後の寮にうかがうと、外観はやや年期を感じさせましたが、中身はすごく近代的。選手たちに聞くと、「食事が全然変わりました」と、OBで調理師の鶴貝彪雅さんが作る料理が好評なようです。
中央学大は今夏に新しい寮が完成。大学のキャンパスに隣接していて、グラウンドも大学の授業も徒歩で済ませられます。食堂もきれいで新しく、引っ越し作業もそこまで苦ではなかったとのこと。しかし、新しいがために、その状態を維持するために毎朝の掃除を隅々まで行っているようです。
創価大の白馬寮は2022年に完成して3年目。バス停が目の前にあり、食堂にも大きなテレビがあります。選手たちはプロ野球を観たりしているそうです。やや難儀なのは、池田記念グラウンドから少し距離があるところでしょうか。
大東大も22年に新しい寮が完成。駅から徒歩圏内で、コンパクトな内観が印象的でした。OBでもある真名子圭監督は「現役の時に前の寮ができたので、3つの寮を知っています」と笑いながら話してくれました。
このほか、國學院大、東洋大、早大、立教大、専大、日大の各寮にお邪魔いたしました。その他の場所でも取材にご対応いただいた、各校の選手、監督、チーム関係者の皆様、ご協力いただき本当にありがとうございました。
現在、12月13日発売予定の『月刊陸上競技1月号』の編集作業が大詰め。その後、12月20日発売予定の『箱根駅伝公式ガイドブック』の編集作業へと移ります。
私も連日、疲労との戦いですが、最後まで駆け抜けていきます。ぜひ、手に取ってご覧ください!
片井雅也(かたい・まさや) 月刊陸上競技編集部 新人部員 1993年4月生まれ、和歌山県出身。子供の頃から水泳や公式ドッジボールなどスポーツに傾注する一方、硬筆を習ったり、小学校で歴史小説を読み進めるなどインドア派の一面も。高校まで中距離選手で、最高成績は近畿高校駅伝出場(地元枠)。大学では陸上部の学生トレーナーとなり、地元の2015年和歌山インターハイでは日本陸連トレーナーとして活動。地方新聞社を経て、2024年4月より編集部。趣味は居酒屋巡り。 |
過去の編集部コラムはこちら
第268回「各校の寮を巡って」(片井)
2024年も気がつけば、残り1ヵ月となりました。3月まで長野県に住んでいた私からすると、今年の東京の12月はとても暖かく感じます。今思えば、高校までは南国・和歌山で育った私には、長野の冬は過酷すぎましたが・・・・・・。 箱根駅伝が近づいているなか、11月からは出場する各チームに取材でお邪魔しました。オンラインやキャンパス内、練習しているトラックでの取材もありましたが、やはり多いのが寮での取材。寮にも各校それぞれの味がありました。 前回王者の青学大。東京都町田市内にある寮は1月から改修が行われていて、夏に取材に行った際には同市内のセミナーハウスでした。11月下旬に取材にリフォーム後の寮にうかがうと、外観はやや年期を感じさせましたが、中身はすごく近代的。選手たちに聞くと、「食事が全然変わりました」と、OBで調理師の鶴貝彪雅さんが作る料理が好評なようです。 中央学大は今夏に新しい寮が完成。大学のキャンパスに隣接していて、グラウンドも大学の授業も徒歩で済ませられます。食堂もきれいで新しく、引っ越し作業もそこまで苦ではなかったとのこと。しかし、新しいがために、その状態を維持するために毎朝の掃除を隅々まで行っているようです。 創価大の白馬寮は2022年に完成して3年目。バス停が目の前にあり、食堂にも大きなテレビがあります。選手たちはプロ野球を観たりしているそうです。やや難儀なのは、池田記念グラウンドから少し距離があるところでしょうか。 大東大も22年に新しい寮が完成。駅から徒歩圏内で、コンパクトな内観が印象的でした。OBでもある真名子圭監督は「現役の時に前の寮ができたので、3つの寮を知っています」と笑いながら話してくれました。 このほか、國學院大、東洋大、早大、立教大、専大、日大の各寮にお邪魔いたしました。その他の場所でも取材にご対応いただいた、各校の選手、監督、チーム関係者の皆様、ご協力いただき本当にありがとうございました。 現在、12月13日発売予定の『月刊陸上競技1月号』の編集作業が大詰め。その後、12月20日発売予定の『箱根駅伝公式ガイドブック』の編集作業へと移ります。 私も連日、疲労との戦いですが、最後まで駆け抜けていきます。ぜひ、手に取ってご覧ください!片井雅也(かたい・まさや) 月刊陸上競技編集部 新人部員 1993年4月生まれ、和歌山県出身。子供の頃から水泳や公式ドッジボールなどスポーツに傾注する一方、硬筆を習ったり、小学校で歴史小説を読み進めるなどインドア派の一面も。高校まで中距離選手で、最高成績は近畿高校駅伝出場(地元枠)。大学では陸上部の学生トレーナーとなり、地元の2015年和歌山インターハイでは日本陸連トレーナーとして活動。地方新聞社を経て、2024年4月より編集部。趣味は居酒屋巡り。 |
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.12.12
-
2024.12.12
-
2024.12.11
2024.12.07
不破聖衣来が10000mに出場し12位でフィニッシュ 完全復活へ実戦積む/エディオンDC
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.12
日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇
日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]
2024.12.12
世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に
12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]
2024.12.12
月刊陸上競技2025年1月号
Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会