2024.12.05
日立女子陸上競技部は11月末で福嶋摩耶が引退したと発表した。
福嶋は神奈川・荏田高から城西大を経て昨年、日立に入社。高校時代は3000m9分24秒93がベストで、県高校駅伝で区間賞を取るなど活躍した。城西大ではエースへと成長。5000mは15分44秒90まで記録を短縮し、全日本大学女子駅伝や富士山女子駅伝では最長区間を担っていた。4年時には関東インカレ10000mで2位、全日本大学女子駅伝では4区区間5位と力走している。
だが、特定の動作をする際に異常な姿勢を強いられるなどの症状が出る「動作特異性ジストニア」を患ったことを明かし、実業団ではレースに出場することができず「思うように走れない日々が続き、苦しい思いが大きくなった」とコメント。それでも、「本当にたくさんの方々の支えや応援をいただき、自分と向き合い、試行錯誤しながらも頑張ってこられた」と感謝を綴る。
チームのSNSも「真面目にコツコツと取り組む姿はチームにとても良い影響を与えてくれました」と綴っているように、あきらめない姿勢を示した。「思い描いていたような競技生活にはできませんでしたが、11年続けてきて、多くのことを学ぶことができました。本当に幸せでした」と綴っている。今後は社業に専念する。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.12.12
-
2024.12.12
-
2024.12.11
2024.12.07
不破聖衣来が10000mに出場し12位でフィニッシュ 完全復活へ実戦積む/エディオンDC
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.12
日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇
日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]
2024.12.12
世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に
12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]
2024.12.12
月刊陸上競技2025年1月号
Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会