2024.12.01
◇福岡国際マラソン2024(12月1日/福岡市・平和台陸上競技場発着)
福岡国際マラソンが行われ、吉田祐也(GMOインターネットグループ)が日本歴代3位の2時間5分16秒(速報値)で優勝した。2020年大会以来、4年ぶり2度目となる。
序盤から淡々と上位集団で展開した吉田。30kmでペースメーカーを外れてからはT.ゲタホン(イスラエル)との一騎打ちに。32kmで勝負を仕掛けた吉田が独走態勢となった。
日本記録(鈴木健吾、2時間4分56秒)を狙えるペースで進め、最後はあと少し届かなかったが、池田耀平(Kao)の記録(2時間5分12秒)に次ぐ日本歴代3位。コース記録(2時間5分18秒)も上回り、来年の東京世界選手権参加標準記録(2時間6分30秒)も突破した。
吉田は1997年生まれの27歳。埼玉県出身。青学大では駅伝で快走。一般企業に内定を得て学生最後に出場した別府大分毎日マラソンで当時・学生歴代2位の2時間8分30秒で日本人トップの3位となる。その後、翻意して競技継続した。
2020年には当時日本歴代9位の2時間7分05秒で優勝。昨年のパリ五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は50位。今年2月の大阪マラソンでは 2時間6分37秒の自己新を出していた。
男子マラソン 日本歴代10傑をチェック!
2.04.56 鈴木 健吾(富士通) 2021. 2.28 2.05.12 池田 耀平(Kao) 2024. 9.24 2.05.16 吉田 祐也(GMOインターネットグループ) 2024.12. 1 2.05.29 大迫 傑(Nike) 2020. 3. 1 2.05.51 山下 一貴(三菱重工) 2023. 3. 5 2.05.59 其田 健也(JR東日本) 2023. 3. 5 2.06.11 設楽 悠太(Honda) 2018. 2.25 2.06.16 高岡 寿成(カネボウ) 2002.10.13 2.06.18 平林 清澄(國學院大3) 2024. 2.25 2.06.26 土方 英和(Honda) 2021. 2.28
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報