HOME 国内

2024.11.22

田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設
田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

笑顔で話す田中希実

来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。

同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョンソン氏(米国)が近年の陸上人気低下を憂い、新たに創設。田中は日本人で最初の契約選手となった。

来年4月4~6日にキングストン(ジャマイカ)で開幕し、5月2~4日にマイアミ(米国)、5月30日~6月1日にフィラデルフィア(米国)、6月27~29日にロサンゼルス(米国)で開催される。

実施種目はトラックのみ。参加選手は全4大会に出場が義務づけられており、田中は各大会で3000mと5000mに出場。約3ヵ月の間に、1大会2レースを4回行うというハードスケジュールになる。各カテゴリーの優勝者には10万ドル(約1570万円)、8位の選手でも1万ドル(約157万円)が贈られる。

すでに女子400mハードル世界記録保持者のS.マクローリン・レヴロン(米国)やパリ五輪男子1500m金メダルのC.ホッカー(米国)、ブダペスト世界選手権同種目で金メダルのJ.カー(英国)、田中と交流のあるJ.ハル(豪州)らが登録。今回、田中とともに女子400mアジア記録保持者のS.E.ナセル(バーレーン)らが契約している。

田中は1500m、2000m、3000m、5000mの日本記録保持者。今夏のパリ五輪では1500mと5000mに出場した。ダイヤモンドリーグでは5000mで2年連続ファイナルに進んでいる。来年の東京世界選手権の参加標準記録を1500m、5000mの2種目で突破している。

広告の下にコンテンツが続きます
来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョンソン氏(米国)が近年の陸上人気低下を憂い、新たに創設。田中は日本人で最初の契約選手となった。 来年4月4~6日にキングストン(ジャマイカ)で開幕し、5月2~4日にマイアミ(米国)、5月30日~6月1日にフィラデルフィア(米国)、6月27~29日にロサンゼルス(米国)で開催される。 実施種目はトラックのみ。参加選手は全4大会に出場が義務づけられており、田中は各大会で3000mと5000mに出場。約3ヵ月の間に、1大会2レースを4回行うというハードスケジュールになる。各カテゴリーの優勝者には10万ドル(約1570万円)、8位の選手でも1万ドル(約157万円)が贈られる。 すでに女子400mハードル世界記録保持者のS.マクローリン・レヴロン(米国)やパリ五輪男子1500m金メダルのC.ホッカー(米国)、ブダペスト世界選手権同種目で金メダルのJ.カー(英国)、田中と交流のあるJ.ハル(豪州)らが登録。今回、田中とともに女子400mアジア記録保持者のS.E.ナセル(バーレーン)らが契約している。 田中は1500m、2000m、3000m、5000mの日本記録保持者。今夏のパリ五輪では1500mと5000mに出場した。ダイヤモンドリーグでは5000mで2年連続ファイナルに進んでいる。来年の東京世界選手権の参加標準記録を1500m、5000mの2種目で突破している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top