HOME 高校

2024.11.03

男女とも大会新で2連覇 男子は3区で首位浮上の浜松日体が2時間8分44秒 女子は浜松市立が最終区で逆転し1時間11分44秒/静岡県高校駅伝
男女とも大会新で2連覇 男子は3区で首位浮上の浜松日体が2時間8分44秒 女子は浜松市立が最終区で逆転し1時間11分44秒/静岡県高校駅伝

24年静岡県高校駅伝を制した浜松日体の小川志生と、浜松市立の河合柚奈〔静岡陸協提供〕

全国高校駅伝の出場権を懸けた静岡県高校駅伝が11月3日、袋井市の小笠山総合運動公園内周回コースにて行われた。男子(7区間42.195km)は浜松日体が大会新記録の2時間8分44秒で2年連続10回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は、浜松市立が大会新の1時間11分44秒で2連覇を果たした。

2021年からのコースで実施。男子の浜松日体は1区こそトップと24秒差の3位だったが、2区(3.05Km)の石田悠翔(2年)が区間新の8分55秒で10秒差まで接近。3区(8.0475Km)の佐藤瑞城(2年)が24分56秒の区間賞で先頭に立つと、そのままトップをひた走り、2年連続10回目の都大路切符を手にした。

区間賞は5つ獲得し、そのうち2区の石田のほか、4区(8.0975Km)を24分34秒で走破した古井海成(3年)、6区(5km)で14分56秒をマークした小野真和(3年)がいずれも従来の区間記録を更新した。2位は2時間11分25秒で藤枝明誠が入っている。

女子は、最終区での逆転劇で浜松市立が2年連続3回目の全国大会出場を決めた。3区終了時で、トップの浜松商と52秒差だったが、4区(3km)で浜松市立・柏崎真歩(2年)が10分05秒で区間賞を獲得し、5秒差まで詰める。続くアンカー(5km)を務めたルーキーの河合柚奈は区間賞(17分27秒)の快走で、ひっくり返した。

浜松商は1時間12分20秒で2位。36秒差で優勝を逃したが、1区(6km)の中川千愛(3年)が19分39秒、2区(4.0975km)の戸塚光梨(3年)が13分37秒でいずれも区間新記録をマーク。3区(3km)で三輪芽久(1年)も、10分04秒の区間賞を獲得した。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。都道府県代表に加え、今年から男女とも地区代表が出場する。

広告の下にコンテンツが続きます
全国高校駅伝の出場権を懸けた静岡県高校駅伝が11月3日、袋井市の小笠山総合運動公園内周回コースにて行われた。男子(7区間42.195km)は浜松日体が大会新記録の2時間8分44秒で2年連続10回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は、浜松市立が大会新の1時間11分44秒で2連覇を果たした。 2021年からのコースで実施。男子の浜松日体は1区こそトップと24秒差の3位だったが、2区(3.05Km)の石田悠翔(2年)が区間新の8分55秒で10秒差まで接近。3区(8.0475Km)の佐藤瑞城(2年)が24分56秒の区間賞で先頭に立つと、そのままトップをひた走り、2年連続10回目の都大路切符を手にした。 区間賞は5つ獲得し、そのうち2区の石田のほか、4区(8.0975Km)を24分34秒で走破した古井海成(3年)、6区(5km)で14分56秒をマークした小野真和(3年)がいずれも従来の区間記録を更新した。2位は2時間11分25秒で藤枝明誠が入っている。 女子は、最終区での逆転劇で浜松市立が2年連続3回目の全国大会出場を決めた。3区終了時で、トップの浜松商と52秒差だったが、4区(3km)で浜松市立・柏崎真歩(2年)が10分05秒で区間賞を獲得し、5秒差まで詰める。続くアンカー(5km)を務めたルーキーの河合柚奈は区間賞(17分27秒)の快走で、ひっくり返した。 浜松商は1時間12分20秒で2位。36秒差で優勝を逃したが、1区(6km)の中川千愛(3年)が19分39秒、2区(4.0975km)の戸塚光梨(3年)が13分37秒でいずれも区間新記録をマーク。3区(3km)で三輪芽久(1年)も、10分04秒の区間賞を獲得した。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。都道府県代表に加え、今年から男女とも地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top