HOME 高校

2024.11.02

高岡向陵が後半リードを拡大し2年ぶりV 女子は富山中部が3区逆転で2連覇/富山県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた富山県高校駅伝が11月2日、富山市の県総合運動公園陸上競技場発着駅伝コースで行われ、男子(7区間42.195km)は高岡向陵が2時間14分02秒で2年ぶり23回目の制覇。女子(5区間21.0975㎞)は、富山中部が1時間17分34秒で2年連続2回目の優勝を果たした。

男子の高岡向陵は、1区(10km)森田陽斗(2年)が前回覇者の富山商と競り合いながら、31分47秒で区間賞発進。2区の松田脩希(1年)も区間賞で首位をキープする。3区で富山商にトップを奪われたが、4区の王畑琉(2年)が区間賞の走りで逆転すると、5区の米澤剛喜(1年)も区間トップでリードを拡大。6区で富山商との差が32秒から27秒に詰まったが、アンカーの松尾星那(3年)が区間賞で2年ぶり23回目の全国大会出場を決めた。

途中まで首位争いを演じた富山商は2時間15分10秒で2位だった。

女子の富山中部は、トップから41秒差の2位でタスキを受けた2区の柴田美冴(3年)が区間賞で16秒差まで詰める。続く3区(3km)で原舞子(3年)が10分49秒の区間賞の走りで先頭の富山商を逆転。43秒リードして中継した。4区終了時で37秒差となったが、5区の中島由稀(2年)が区間賞を奪い、初出場した昨年に続く都大路切符をつかみ取った。

2位は1時間18分37秒で富山商が入った。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

広告の下にコンテンツが続きます
全国高校駅伝の出場権を懸けた富山県高校駅伝が11月2日、富山市の県総合運動公園陸上競技場発着駅伝コースで行われ、男子(7区間42.195km)は高岡向陵が2時間14分02秒で2年ぶり23回目の制覇。女子(5区間21.0975㎞)は、富山中部が1時間17分34秒で2年連続2回目の優勝を果たした。 男子の高岡向陵は、1区(10km)森田陽斗(2年)が前回覇者の富山商と競り合いながら、31分47秒で区間賞発進。2区の松田脩希(1年)も区間賞で首位をキープする。3区で富山商にトップを奪われたが、4区の王畑琉(2年)が区間賞の走りで逆転すると、5区の米澤剛喜(1年)も区間トップでリードを拡大。6区で富山商との差が32秒から27秒に詰まったが、アンカーの松尾星那(3年)が区間賞で2年ぶり23回目の全国大会出場を決めた。 途中まで首位争いを演じた富山商は2時間15分10秒で2位だった。 女子の富山中部は、トップから41秒差の2位でタスキを受けた2区の柴田美冴(3年)が区間賞で16秒差まで詰める。続く3区(3km)で原舞子(3年)が10分49秒の区間賞の走りで先頭の富山商を逆転。43秒リードして中継した。4区終了時で37秒差となったが、5区の中島由稀(2年)が区間賞を奪い、初出場した昨年に続く都大路切符をつかみ取った。 2位は1時間18分37秒で富山商が入った。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.25

箱根駅伝予選会のスタート時刻を変更「温暖化の影響による選手の安全確保」

関東学生陸上競技連盟は3月25日、箱根駅伝予選会のスタート時刻について、次回から変更すると発表した。 前回までは午前9時35分スタートだったが、第102回大会予選会から午前8時30分スタートと、約1時間前倒しする。 「温 […]

NEWS 100mH福部真子「引退しないといけないのかな…」菊池病の公表に葛藤も「あとで後悔したくない」元気な姿アピール

2025.03.25

100mH福部真子「引退しないといけないのかな…」菊池病の公表に葛藤も「あとで後悔したくない」元気な姿アピール

女子100mハードル日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)がインタビューに応じ、昨年末に公表した「菊池病」と発覚した時の状況や、今の調子、復帰に向けた思いを聞いた。 「元気です!見てもらった通り!」。オンラインで画面越 […]

NEWS 大阪に約270人の高校生アスリートが集結! 「切磋琢磨していきたい」 3泊4日の全国高体連合宿スタート

2025.03.25

大阪に約270人の高校生アスリートが集結! 「切磋琢磨していきたい」 3泊4日の全国高体連合宿スタート

2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で始まった。全国から選手約270人が参加し、20度を超える汗ばむ陽気の中で打ち解けながら練習に取り組ん […]

NEWS HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」

2025.03.25

HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」

デッカーズジャパンは3月25日、パフォーマンスフットウェア&アパレルブランド「HOKA」の人気シリーズの新作シューズ「CLIFTON 10(クリフトン 10)」の発売に先駆けてメディア向けの商品説明会・トークセッションを […]

NEWS 富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」

2025.03.25

富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」

富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 城西大の主将を務めた平林は「こう […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top