HOME 高校

2024.11.02

最終区で逆転した駒大高が初優勝で都大路行き 男子は拓大一が3区でトップに立ち16年ぶりV/東京都高校駅伝
最終区で逆転した駒大高が初優勝で都大路行き 男子は拓大一が3区でトップに立ち16年ぶりV/東京都高校駅伝

拓大一・松本惺と駒大高・野口麻衣子(東京都高体連提供)

全国高校駅伝の出場権を懸けた東京都高校駅伝は11月2日、荒川戸田橋競技場を発着とする荒川緊急用河川敷道路で行われ、女子(5区間21.0975km)は駒大高が1時間12分43秒で初制覇を果たし、男子(7区間42.195km)は拓大一が2時間8分05秒で16年ぶりの3回目の優勝を遂げた。

駒大高は、1区こそ先頭から1分03秒差の3位と出遅れたものの、2区(4.0975km)から追い上げる。中尾夕菜(3年)が14分02秒で区間賞を獲得し、2位に浮上。3区の堀一彩(3年)、4区の伊藤晴香(1年)がいずれも区間2位でつなぐ。トップの順天とは27秒差でタスキを受けた最終区(5km)の野口麻衣子(3年)が逆転に成功。17分00秒の区間賞で駆け抜け、初の全国大会を決めた。

順天は8秒差の2位。3位は1時間15分24秒で城西だった。

男子の拓大一は2区終了時で先頭と7秒差の3位だったが、3区(8.1075km)のトラクサル澄海(3年)が好走。インターハイ5000m決勝進出の実力を発揮し、区間賞(24分09秒)の走りでトップを奪い、2位に40秒差をつけた。その後も区間賞こそなかったものの、首位をひた走り、16年ぶり3回目の都大路切符を手にした。

2位は2時間8分45秒で駒大高。3位には前回覇者の國學院久我山が2時間9分56秒で入った。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、通例の都道府県代表のほかに、今年から男女とも地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた東京都高校駅伝は11月2日、荒川戸田橋競技場を発着とする荒川緊急用河川敷道路で行われ、女子(5区間21.0975km)は駒大高が1時間12分43秒で初制覇を果たし、男子(7区間42.195km)は拓大一が2時間8分05秒で16年ぶりの3回目の優勝を遂げた。 駒大高は、1区こそ先頭から1分03秒差の3位と出遅れたものの、2区(4.0975km)から追い上げる。中尾夕菜(3年)が14分02秒で区間賞を獲得し、2位に浮上。3区の堀一彩(3年)、4区の伊藤晴香(1年)がいずれも区間2位でつなぐ。トップの順天とは27秒差でタスキを受けた最終区(5km)の野口麻衣子(3年)が逆転に成功。17分00秒の区間賞で駆け抜け、初の全国大会を決めた。 順天は8秒差の2位。3位は1時間15分24秒で城西だった。 男子の拓大一は2区終了時で先頭と7秒差の3位だったが、3区(8.1075km)のトラクサル澄海(3年)が好走。インターハイ5000m決勝進出の実力を発揮し、区間賞(24分09秒)の走りでトップを奪い、2位に40秒差をつけた。その後も区間賞こそなかったものの、首位をひた走り、16年ぶり3回目の都大路切符を手にした。 2位は2時間8分45秒で駒大高。3位には前回覇者の國學院久我山が2時間9分56秒で入った。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、通例の都道府県代表のほかに、今年から男女とも地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

NEWS 東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

2025.01.17

東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top