2024.11.01
全国高校駅伝の出場権を懸けた新潟県高校駅伝が11月1日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は新潟明訓が大会新記録の1時間11分06秒で2年連続11回目の優勝を果たした。男子(7区間42.195km)は、中越が2時間8分52秒で3年ぶり18回目の県王者に輝いた。
女子の新潟明訓は1区から圧巻の走りを見せた。1区(6km)では、23年全国高校駅伝1区7位の橋本和叶(3年)が飛び出し、19分11秒の区間新記録で走破。2位に1分51秒差をつけ、早くも独走態勢に入る。続く2区(4.0975km)の福田せりえ(2年)も14分10秒の区間賞で差を広げた。3区、4区は区間2位でつなぎ、インターハイ1500m出場の5区(5km)・石川桃子(2年)が16分54秒で区間賞を獲得。前回、自チームが打ち立てた大会記録を9秒更新して、2年連続11回目の都大路出場を決めた。
2位は3分42秒差で新潟第一。個人成績では3区(3km)で帝京長岡のパウリン・ワンジク(2年)が9分18秒、4区(3km)では開志国際のマーガレット・アロット・エカラレ(3年)が9分30秒といずれも区間新をマークした。
男子の中越は1区(10km)、佐藤悠斗(2年)が30分55秒で首位発進すると、2区(3km)はチームただ1人の3年生・村田大翔も8分57秒の区間賞で差を広げる。その後も後続との差を広げ、終わってみればオール区間賞で3年ぶり18回目の全国大会出場権を獲得。前回まで2年連続2位の雪辱を果たした。
2位には4分10秒差で関根学園が入った。前回優勝の開志国際は4区が完走できず、無念の途中棄権。当該区間以外の個人成績は認められた。
全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 来年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(10km)はパリ […]
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km 1位 三浦龍司(SUBARU) 28分24秒 2位 井川龍人(旭化成) 28分25秒 3位 塩尻和 […]
2025.02.22
今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場
第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリーは今日2月22日、福岡・海の中道海浜公園の1周2kmのコースを舞台に行われる。 日本選手権は男子が10km、女子が8kmで争われ、男子にはパリ […]
2025.02.21
編集部コラム「奥が深い」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.02.21
ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」
ひらまつ病院は2月16日付で、サンベルクスに所属していた三田眞司が加入したと発表した。 29歳の三田は神奈川県出身。光明学園相模原高では3年時に全国都道府県対抗男子駅伝4区9位と力走。国士大では3年時に全日本大学駅伝で3 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝