2024.10.20
“日本最古の海水浴場”として知られる神奈川県の大磯北浜海岸で10月19日、新しい陸上競技のイベントが開催された。砂浜の上を裸足で走る陸上競技としては世界初の試みだ。
通常の陸上競技場と同じ幅の走路を設置、風速も計測し、写真判定機も用いて100分の1秒までタイム計測して100mを走った。通常と違うのはスターティングブロックがないこと、選手が裸足であることだけだ。
13秒36のタイムで優勝した大石浩貴さん(川崎市陸協)は「100mのベストは10秒4です。砂浜を裸足で走って全然進まなかったけど、すごく楽しい100mでした。来年はもっと練習して12秒台目指します!」と笑顔で話していた。
将来はオリンピックや世界陸上の1種目に!
「昨今は厚底スパイクや合成樹脂トラックの効果で好記録が出ているが、古代オリンピックでは裸足で競技していた。道具に頼らない競技者に公平な陸上競技もあっていいのではないか」。一般社団法人ビーチ陸上競技連盟の原山享大代表理事は、ビーチバレー、ビーチサッカーなどビーチスポーツがいろいろある中、陸上競技がないことに着目し、一つの陸上競技としての確立を目指して団体を発足させた。
「将来はオリンピックや世界陸上の1種目として、ビーチ陸上競技が存在できるように活動を続けていきたい」と原山氏。
今後もビーチ陸上の大会を続けていくそうだ。新しい陸上競技の第一歩が、この日本で踏み出された。
砂浜での競技だが写真判定機も使って100分の1秒まで記録を測定した[/caption]
将来はオリンピックや世界陸上の1種目に!
「昨今は厚底スパイクや合成樹脂トラックの効果で好記録が出ているが、古代オリンピックでは裸足で競技していた。道具に頼らない競技者に公平な陸上競技もあっていいのではないか」。一般社団法人ビーチ陸上競技連盟の原山享大代表理事は、ビーチバレー、ビーチサッカーなどビーチスポーツがいろいろある中、陸上競技がないことに着目し、一つの陸上競技としての確立を目指して団体を発足させた。 「将来はオリンピックや世界陸上の1種目として、ビーチ陸上競技が存在できるように活動を続けていきたい」と原山氏。 今後もビーチ陸上の大会を続けていくそうだ。新しい陸上競技の第一歩が、この日本で踏み出された。RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
-
2025.11.07
-
2025.11.06
-
2025.11.06
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
11月7日、実業団のメモリードは、27年3月をもって実業団陸上部としての活動を終了すると発表した。今後は「チーム単位での支援」から「個人アスリート支援」へと方針を転換し、陸上競技に限らず幅広いスポーツ分野の選手を対象に支 […]
2025.11.07
日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル
岡山市は11月7日、女子マラソンで五輪2大会連続メダリストの日本陸連・有森裕子会長に、岡山市市民栄誉賞を授与し同日授与式が執り行われた。 有森会長は岡山県岡山市出身の58歳。女子マラソンにおいて、1992年バルセロナ五輪 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望