HOME 駅伝

2024.10.14

1区は青学大・鶴川正也が区間賞!ラスト400mで抜け出す 國學院大3位 駒大は16秒差の6位でスタート/出雲駅伝
1区は青学大・鶴川正也が区間賞!ラスト400mで抜け出す 國學院大3位 駒大は16秒差の6位でスタート/出雲駅伝

23年出雲駅伝で6区を走った青学大の鶴川正也

◇第36回出雲駅伝(10月14日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ)

今季の学生三大駅伝初戦となる出雲駅伝がスタートした。天候は晴れ、気温28.4度、夏を思わせる強い日差しが照りつけるコンディションとなった。1区(8km)はアイビーリーグ選抜で10000m27分17秒14のベストを持つK.トゥンティベイトが牽引。1km3分04秒で通過すると、序盤は一団となってレースを進めた。

1kmが3分10秒も超えるスローな展開のなか、3km過ぎの下りでトゥンティベイトがペースを上げると徐々に集団がばらけ始め、6.4kmで再びトゥンティベイトが仕掛けた。

このスパートに反応したのが國學院大の青木瑠郁(3年)と青学大の鶴川正也(4年)。残り1kmからは3人の争いとなり、ラスト400mで鶴川が抜け出す。鶴川はトラックのスピードをいかしてトップで2区の野村昭夢(4年)に中継。23分38秒で区間賞を獲得した。

2位は8秒差でアイビーリーグ選抜が続き、3位以下は國學院大、帝京大、大東大。連覇を狙う駒大は16秒差の6位で通過した。

◇第36回出雲駅伝(10月14日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 今季の学生三大駅伝初戦となる出雲駅伝がスタートした。天候は晴れ、気温28.4度、夏を思わせる強い日差しが照りつけるコンディションとなった。1区(8km)はアイビーリーグ選抜で10000m27分17秒14のベストを持つK.トゥンティベイトが牽引。1km3分04秒で通過すると、序盤は一団となってレースを進めた。 1kmが3分10秒も超えるスローな展開のなか、3km過ぎの下りでトゥンティベイトがペースを上げると徐々に集団がばらけ始め、6.4kmで再びトゥンティベイトが仕掛けた。 このスパートに反応したのが國學院大の青木瑠郁(3年)と青学大の鶴川正也(4年)。残り1kmからは3人の争いとなり、ラスト400mで鶴川が抜け出す。鶴川はトラックのスピードをいかしてトップで2区の野村昭夢(4年)に中継。23分38秒で区間賞を獲得した。 2位は8秒差でアイビーリーグ選抜が続き、3位以下は國學院大、帝京大、大東大。連覇を狙う駒大は16秒差の6位で通過した。

出雲駅伝1区区間賞・鶴川正也のコメント

「とにかく絶対優勝するという気持ちで最後まで走り抜けました。少しでも後ろを離そうと全力で走りました。(2区の野村昭夢は)ケガで2年間、3年間一緒に苦しんだけど、最後まで楽しんで走り抜けてください」

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.25

大阪に約270人の高校生アスリートが集結! 「切磋琢磨していきたい」 3泊4日の全国高体連合宿スタート

2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で始まった。全国から選手約270人が参加し、20度を超える汗ばむ陽気の中で打ち解けながら練習に取り組ん […]

NEWS HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」

2025.03.25

HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」

デッカーズジャパンは3月25日、パフォーマンスフットウェア&アパレルブランド「HOKA」の人気シリーズの新作シューズ「CLIFTON 10(クリフトン 10)」の発売に先駆けてメディア向けの商品説明会・トークセッションを […]

NEWS 富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」

2025.03.25

富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」

富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 城西大の主将を務めた平林は「こう […]

NEWS 400mH山本亜美が富士通へ「より一層の覚悟持って」目指すはロス五輪

2025.03.25

400mH山本亜美が富士通へ「より一層の覚悟持って」目指すはロス五輪

富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 23年ブダペスト世界選手権代表の […]

NEWS 富士通入社の篠原倖太朗「すべてが自分の責任になる」今年は5000mで世界陸上狙う

2025.03.25

富士通入社の篠原倖太朗「すべてが自分の責任になる」今年は5000mで世界陸上狙う

富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 駒大の主将を務めた篠原は、伝統あ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top