HOME 国内

2024.10.11

北口、サニブラウンに続け!ダイヤモンドアスリート11期 “募集”初の試み 『Nextage』も新設、他競技からも
北口、サニブラウンに続け!ダイヤモンドアスリート11期 “募集”初の試み 『Nextage』も新設、他競技からも

ダイヤモンドアスリート認定式に参加した栁田大輝、佐藤圭汰ら

日本陸連は10月11日、第11期ダイヤモンドアスリートを初めて「募集」すると発表した。

ダイヤモンドアスリートは「国際大会における活躍が大いに期待できる次世代の競技者を強化育成」や競技の枠を超えた国際人としての活躍を期待されるジュニア世代の育成を目的に2014年に発足したプロジェクトだ。各界の著名人を招いてのリーダーシッププログラムや英語、栄養、海外遠征などを継続してサポートするもので、これまで、女子やり投の北口榛花(JAL)や男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)らがダイヤモンドアスリートに認定。世界で活躍するアスリートへと成長している。第10期には栁田大輝(東洋大)、佐藤圭汰(駒大)、澤田結弥(ルイジアナ州立大)らが認定されている。

「制度の目的を理解し、高い意欲、そして『我こそは将来日本を代表する国際人となる原石である』と唱えるアスリート」を今回、初めて“公募”により募集することとなった。また、「ダイヤモンドアスリートNextage」も新設。こちらはダイヤモンドアスリートになる可能性を秘めた選手を選考し、ダイヤモンドアスリートのプログラムの一部を経験し、ダイヤモンドアスリートになるための準備を進めていくという。

応募は自薦・他薦(コーチや保護者)を問わない。また、「より幅広いアスリート層に門戸を開き、ダイヤモンドアスリート Nextage という新たな枠も設け、将来有望なアスリートをさらに発掘・育成」(室伏由佳プロジェクトマネージャー)という狙いから、陸上競技以外の競技に取り組んでいる選手も応募可能となっている。応募資格は原則高1~大1が対象で「オリンピックやその他陸上競技の国際大会でのメダル獲得や入賞を目指し、競技以外においても、将来国際的に活躍することを目指す選手」となっている。応募は10月11日から24日まで。

複数選考を経て11月中旬頃に最終選考結果が発表される。室伏プロジェクトマネージャーは「自らを将来の原石と信じ、挑戦する意欲を持つ方々の応募をお待ちしています」とコメントしている。

日本陸連は10月11日、第11期ダイヤモンドアスリートを初めて「募集」すると発表した。 ダイヤモンドアスリートは「国際大会における活躍が大いに期待できる次世代の競技者を強化育成」や競技の枠を超えた国際人としての活躍を期待されるジュニア世代の育成を目的に2014年に発足したプロジェクトだ。各界の著名人を招いてのリーダーシッププログラムや英語、栄養、海外遠征などを継続してサポートするもので、これまで、女子やり投の北口榛花(JAL)や男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)らがダイヤモンドアスリートに認定。世界で活躍するアスリートへと成長している。第10期には栁田大輝(東洋大)、佐藤圭汰(駒大)、澤田結弥(ルイジアナ州立大)らが認定されている。 「制度の目的を理解し、高い意欲、そして『我こそは将来日本を代表する国際人となる原石である』と唱えるアスリート」を今回、初めて“公募”により募集することとなった。また、「ダイヤモンドアスリートNextage」も新設。こちらはダイヤモンドアスリートになる可能性を秘めた選手を選考し、ダイヤモンドアスリートのプログラムの一部を経験し、ダイヤモンドアスリートになるための準備を進めていくという。 応募は自薦・他薦(コーチや保護者)を問わない。また、「より幅広いアスリート層に門戸を開き、ダイヤモンドアスリート Nextage という新たな枠も設け、将来有望なアスリートをさらに発掘・育成」(室伏由佳プロジェクトマネージャー)という狙いから、陸上競技以外の競技に取り組んでいる選手も応募可能となっている。応募資格は原則高1~大1が対象で「オリンピックやその他陸上競技の国際大会でのメダル獲得や入賞を目指し、競技以外においても、将来国際的に活躍することを目指す選手」となっている。応募は10月11日から24日まで。 複数選考を経て11月中旬頃に最終選考結果が発表される。室伏プロジェクトマネージャーは「自らを将来の原石と信じ、挑戦する意欲を持つ方々の応募をお待ちしています」とコメントしている。

自薦・他薦問わず!ダイヤモンドアスリート室伏由佳プロジェクトマネージャーコメント

室伏由佳 プロジェクトマネージャー コメント ダイヤモンドアスリートプログラムは今年で 11 年目を迎え、新たに自薦および他薦での募集を開始します。今回からはより幅広いアスリート層に門戸を開き、ダイヤモンドアスリート Nextageという新たな枠も設け、将来有望なアスリートをさらに発掘・育成していきます。 このプログラムは、陸上競技に限らず、他のスポーツに取り組むアスリートにも大きな可能性を提供しています。競技における基礎体力や瞬発力、持久力は、多くのスポーツに共通する重要な要素です。実際、他の競技から陸上競技に転向し、国際舞台で成功を収めたアスリートも少なくありません。競技の枠を越えて自分の可能性を広げたいと考える方は、ぜひ挑戦してみてください。 このプログラムでは、ダイヤモンドアスリートの修了生で国際的に活躍する女子やり投の北口榛花選手や男子短距離のサニブラウン アブデルハキーム選手、男子走幅跳の橋岡優輝選手らをロールモデルにしています。オリンピックや国際大会での活躍を目指すアスリートの育成を基盤に、競技を通じて国際社会に貢献できる人材としての成長も期待しています。 自らを将来の原石と信じ、挑戦する意欲を持つ方々の応募をお待ちしています

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.17

【大会結果】第6回U18アジア選手権(2025年4月15日~18日)

【大会結果】第6回U18アジア選手権(2025年4月15日~18日/サウジアラビア・ダンマーム) 男子 100m(+2.3) 金 清水空跳(星稜高2石川) 10秒38 銀 代泓宇(中国)     10秒39 銅 古綽峰( […]

NEWS 末續慎吾ら参加の「アースグランプリ」が5月に香川で初開催 本気のレースとイベントが共存

2025.04.17

末續慎吾ら参加の「アースグランプリ」が5月に香川で初開催 本気のレースとイベントが共存

アースグランプリ実行委員会は5月17、18日に「アースグランプリ2025Kagawa」を観音寺総合運動公園陸上競技場で開催すると発表した。 同委員会は男子棒高跳の2016年リオデジャネイロ五輪代表の荻田大樹さんが委員長を […]

NEWS 日本体育施設が「作業者の健康を守るため」新たな環境対応型ウレタン材開発 陸上トラックなどに活用

2025.04.17

日本体育施設が「作業者の健康を守るため」新たな環境対応型ウレタン材開発 陸上トラックなどに活用

スポーツ施設の施工・管理・運営を専門とする日本体育施設株式会社が今年1月28日に、同社が開発した環境対応型ポリウレタン系表層材料「レオタンS」が国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されたことを発表した。 […]

NEWS プーマ史上最速・最軽量の新作ランニングシューズ「FAST-R NITRO™ ELITE 3」が4月25日より数量限定発売!

2025.04.17

プーマ史上最速・最軽量の新作ランニングシューズ「FAST-R NITRO™ ELITE 3」が4月25日より数量限定発売!

プーマ ジャパンは4月17日、ブランド史上最速のランニングシューズ「FAST-R NITRO™ ELITE 3(ファスト アール ニトロ エリート 3)」を4月25日より数量限定で発売することを発表した。 FAST-R […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―93年シュツットガルト―男子マイルリレーで米国が驚異的な世界新!マラソン浅利純子が日本女子初の金

2025.04.17

【世界陸上プレイバック】―93年シュツットガルト―男子マイルリレーで米国が驚異的な世界新!マラソン浅利純子が日本女子初の金

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top