HOME 国内、海外

2024.10.07

山西利和が10km競歩で快勝!フォルトゥナートら抑える 女子はパルミサーノがV/WA競歩ツアー
山西利和が10km競歩で快勝!フォルトゥナートら抑える 女子はパルミサーノがV/WA競歩ツアー

24年日本選手権20km競歩に出場した山西利和

10月6日、スペイン・マドリードで世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのマドリード国際グランプリが開催され、男子10km競歩ではドーハ・オレゴン世界選手権金メダルの山西利和(愛知製鋼)が40分00秒で、女子10km競歩は東京五輪20km競歩金メダリストのA.パルミサーノ(イタリア)が44分02秒で優勝した。

男子のレースはスローペースで始まったが、P.カールストローム(スウェーデン)らがレース序盤に棄権。中盤には6人で先頭集団を形成したが、後半にペースを上げた山西が2位のF.フォルトナート(イタリア)に18秒差をつけて勝った。2月の日本選手権で敗れ、パリ五輪を逃していた山西は「この夏は(パリ五輪20km競歩4位の)マッシモ・スタノ(イタリア)と高地トレーニングを積んでいた。それがこの結果につながりました」と話し、「来年の東京世界選手権では3回目の優勝を目指したい」と述べた。

女子はパルミサーノが、45分03秒で2位のM.サハルク(ウクライナ)に1分01秒差をつける圧勝。パルミサーノは今夏のパリ五輪では大会数日前に新型コロナウイルスに感染しており、20km競歩で途中棄権。それ以来のレースとなっていた。

WA競歩ツアー・ゴールドの大会は年内はこれが最終戦。来年3月以降に同ツアー・ゴールド大会の実施が予定されている。

10月6日、スペイン・マドリードで世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのマドリード国際グランプリが開催され、男子10km競歩ではドーハ・オレゴン世界選手権金メダルの山西利和(愛知製鋼)が40分00秒で、女子10km競歩は東京五輪20km競歩金メダリストのA.パルミサーノ(イタリア)が44分02秒で優勝した。 男子のレースはスローペースで始まったが、P.カールストローム(スウェーデン)らがレース序盤に棄権。中盤には6人で先頭集団を形成したが、後半にペースを上げた山西が2位のF.フォルトナート(イタリア)に18秒差をつけて勝った。2月の日本選手権で敗れ、パリ五輪を逃していた山西は「この夏は(パリ五輪20km競歩4位の)マッシモ・スタノ(イタリア)と高地トレーニングを積んでいた。それがこの結果につながりました」と話し、「来年の東京世界選手権では3回目の優勝を目指したい」と述べた。 女子はパルミサーノが、45分03秒で2位のM.サハルク(ウクライナ)に1分01秒差をつける圧勝。パルミサーノは今夏のパリ五輪では大会数日前に新型コロナウイルスに感染しており、20km競歩で途中棄権。それ以来のレースとなっていた。 WA競歩ツアー・ゴールドの大会は年内はこれが最終戦。来年3月以降に同ツアー・ゴールド大会の実施が予定されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

NEWS 東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

2025.01.17

東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top