10月6日、第3回奥球磨駅伝が熊本県の多良木町役場前を発着点とする42.195kmで争われ、7区間で行われた高校の部は、大牟田(福岡)が2時間6分46秒で初優勝を飾った。
大牟田は1区(10km)で野田顕臣(3年)がトップの鳥栖工(佐賀)と4秒差で発進すると、3区(8.25km)で松田祐真(3年)が区間賞の走りでトップに浮上。さらに4区(7.9km)の森本守勇(3年)も24分15秒の区間賞で2位との差を1分に広げる。その後は、洛南(京都)に差を少しずつ詰められながらも、首位をキープ。6月に秋田県で行われた男鹿駅伝に続く優勝を果たした。
1区で6位と出遅れた洛南は、徐々に順位を上げて2時間7分07秒で2位。1区の岩佐太陽(3年)が区間賞を獲得した鳥栖工(佐賀)が3位に入った。以下、九州学院(熊本)、西京(山口)、須磨学園(兵庫)と続き、前回、前々回と優勝していた佐久長聖(長野)は15位でのフィニッシュとなった。
また、4区間で行われた大学・実業団の部は荻久保寛也、上野裕一郎、栃木渡、イェネブロ・ビヤゼンとつないだひらまつ病院Aが1区から首位を譲らず2時間6分30秒で快勝。創価大が2時間6分57秒で2位となり、前回覇者の青学大はAチームが2時間10分23秒で3位となった。
第3回奥球磨駅伝の上位成績
■高校の部 1位 大牟田A(福岡) 2時間6分46秒 野田顕臣、竹ノ下鳳瞳、松田祐真、森本守勇、吉田琉希、奥村櫂陸、穴井伸幸 2位 洛南(京都) 2時間7分07秒 三宅悠斗、加嶋翼、橋本颯人、井上優人、工藤羽流、谷口僚哉、奥野恭史 3位 鳥栖工A(佐賀) 2時間7分44秒 岩佐太陽、石川蒼大、松本崇吹、原直太郎、山﨑亮汰、木下祐太、牛嶋勇斗 4位 九州学院(熊本) 2時間8分45秒 5位 西京(山口) 2時間9分21秒 6位 須磨学園(兵庫) 2時間9分31秒 7位 市船橋(千葉) 2時間10分14秒 8位 東農大二(群馬) 2時間10分26秒 9位 小林A(宮崎) 2時間11分21秒 10位 鎮西学院A(長崎) 2時間11分27秒 11位 世羅(広島) 2時間11分43秒 12位 大阪(大阪) 2時間12分01秒 13位 宮崎日大A(宮崎) 2時間12分19秒 14位 大牟田B(福岡) 2時間12分32秒 15位 千原台(熊本) 2時間12分51秒 16位 佐久長聖(長野) 2時間12分59秒 17位 開新(熊本) 2時間13分06秒 18位 宮崎日大B(宮崎) 2時間13分27秒 19位 鹿児島実(鹿児島)2時間13分44秒 20位 熊本工A(熊本) 2時間13分44秒 ■大学・実業団の部 1位 ひらまつ病院A 2時間6分39秒 荻久保寛也、上野裕一郎、栃木渡Y.ビヤゼン 2位 創価大A 2時間6分57秒 石丸修那、榎木凜太朗、山口翔輝、S.ムトゥク 3位 青学大A 2時間10分23秒 安島莉玖、佐藤有一、中村海斗、熊井渓人 4位 創価大B 2時間10分51秒 5位 中国電力 2時間11分13秒 6位 ひらまつ病院B 2時間11分16秒 7位 立教大 2時間11分33秒 8位 Team Nitro 2時間12分40秒
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.16
2025.01.12
【テキスト速報】第43回都道府県対抗女子駅伝
-
2025.01.14
-
2025.01.12
-
2025.01.15
2024.12.22
早大に鈴木琉胤、佐々木哲の都大路区間賞2人が来春入学!女子100mH谷中、松田ら推薦合格
-
2024.12.22
-
2024.12.30
-
2025.01.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.01.17
西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録
1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.01.17
中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]
2025.01.17
栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表
日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]
2025.01.17
東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加
東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]
Latest Issue 最新号
2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝