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2024.10.05

織田裕二さん「戻ってきちゃいました!」東京世界陸上アンバサダー就任 世界陸上が教えてくれたこととは
織田裕二さん「戻ってきちゃいました!」東京世界陸上アンバサダー就任 世界陸上が教えてくれたこととは

世界陸上への想いを熱く語った織田裕二さん

来年9月に行われる東京世界選手権のスペシャルアンバサダーに、俳優の織田裕二さんが就任した。10月5日に国立競技場でサプライズ登場し、アスリートアンバサダーに週にした北口榛花(JAL)、サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、田中希実(New Balance)、橋岡優輝(富士通)、寺田明日香(ジャパンクリエイト)とイベントや会見に臨んだ(※寺田は欠席)。

あの男が帰ってきた。トップアスリート4人が並ぶだけでもスタンドは大興奮だったが、その名がアナウンスされるとどよめきが起こった。

TBSのメインキャススターとして、1997年の世界陸上アテネ大会から2022年のオレゴン大会まで25年間、13大会にわたって大会を盛り上げてきた織田さん。国立競技場に立つと「戻ってきちゃいました!」。橋岡、田中、北口、サニブラウンがバトンをつないだ「ドリームリレー」ではスターターを務めた。

選手とともに会見に出席した織田さん。北口の走りに「あんなにきれいなフォームで走るなんて、やっぱり才能がすごい。来年はリレーにもエントリーお願いします」と笑いを誘う。

最初に務めた1997年は「田中さんは生まれていなかったよね?」と問いかけ(※田中は1999年生まれ)、「東京で世界陸上と聞いて『暑さは大丈夫か?』と心配しましたが対策も考えられていると聞いて安心しました」と、長く携わってきたからこその視点を述べる。

前回の東京大会は1991年。「私たちの世代にとって東京で世界陸上が行われることは(生きている間に)ない。一生に一度のチャンスだと思ったら、前日寝られなくなりました」と言う。

5大会連続出場中のサニブラウンについて「28歳までは常にメダルを取ってほしい」と言いつつ「200mでメダルを取った日本人(末續慎吾)がいるわけで、僕はそれを見ています。“サニ選手”には200mもやってほしいな」と要望も。これには元々200mを得意とするサニブラウンも苦笑いし「おとなしく200mをやります!」と宣言(?)した。

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世界陸上のオファーが来た時を振り返り「オリンピックがあるんだからいいじゃないか? と思いましたし、スポーツはするのが好きでしたが(見るのは)まったく興味がなかった」。特に陸上は「全然わからなかったですし、僕にとっては一番遠いスポーツであり、トレーニングであり、苦しいものでした」と印象を明かす。

それでも、世界陸上に関わるようになり、「世界で一番速いの誰だ、一番高く遠くに跳べるのは、一番遠くに飛ばせるのは。世界一がわかりやすい」と魅力に取り憑かれ、「やっぱり食わず嫌いじゃなく知ることが大事だと教えてくれたのが陸上でした」と、織田さんにとっても影響を与えた大会のようだ。

東京世界陸上を通して「日本の陸上が強くなるにはどうしてらいいか、お客さんに本当に楽しんでもらうにはどうしたらいいか、本気で考えれば答えが出る」と、日本陸上界のターニングポイントとなるような大会になることを願っていた。

東京世界選手権は2025年9月13日から21日までの9日間、国立競技場をメイン会場に行われる。

来年9月に行われる東京世界選手権のスペシャルアンバサダーに、俳優の織田裕二さんが就任した。10月5日に国立競技場でサプライズ登場し、アスリートアンバサダーに週にした北口榛花(JAL)、サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、田中希実(New Balance)、橋岡優輝(富士通)、寺田明日香(ジャパンクリエイト)とイベントや会見に臨んだ(※寺田は欠席)。 あの男が帰ってきた。トップアスリート4人が並ぶだけでもスタンドは大興奮だったが、その名がアナウンスされるとどよめきが起こった。 TBSのメインキャススターとして、1997年の世界陸上アテネ大会から2022年のオレゴン大会まで25年間、13大会にわたって大会を盛り上げてきた織田さん。国立競技場に立つと「戻ってきちゃいました!」。橋岡、田中、北口、サニブラウンがバトンをつないだ「ドリームリレー」ではスターターを務めた。 選手とともに会見に出席した織田さん。北口の走りに「あんなにきれいなフォームで走るなんて、やっぱり才能がすごい。来年はリレーにもエントリーお願いします」と笑いを誘う。 最初に務めた1997年は「田中さんは生まれていなかったよね?」と問いかけ(※田中は1999年生まれ)、「東京で世界陸上と聞いて『暑さは大丈夫か?』と心配しましたが対策も考えられていると聞いて安心しました」と、長く携わってきたからこその視点を述べる。 前回の東京大会は1991年。「私たちの世代にとって東京で世界陸上が行われることは(生きている間に)ない。一生に一度のチャンスだと思ったら、前日寝られなくなりました」と言う。 5大会連続出場中のサニブラウンについて「28歳までは常にメダルを取ってほしい」と言いつつ「200mでメダルを取った日本人(末續慎吾)がいるわけで、僕はそれを見ています。“サニ選手”には200mもやってほしいな」と要望も。これには元々200mを得意とするサニブラウンも苦笑いし「おとなしく200mをやります!」と宣言(?)した。 世界陸上のオファーが来た時を振り返り「オリンピックがあるんだからいいじゃないか? と思いましたし、スポーツはするのが好きでしたが(見るのは)まったく興味がなかった」。特に陸上は「全然わからなかったですし、僕にとっては一番遠いスポーツであり、トレーニングであり、苦しいものでした」と印象を明かす。 それでも、世界陸上に関わるようになり、「世界で一番速いの誰だ、一番高く遠くに跳べるのは、一番遠くに飛ばせるのは。世界一がわかりやすい」と魅力に取り憑かれ、「やっぱり食わず嫌いじゃなく知ることが大事だと教えてくれたのが陸上でした」と、織田さんにとっても影響を与えた大会のようだ。 東京世界陸上を通して「日本の陸上が強くなるにはどうしてらいいか、お客さんに本当に楽しんでもらうにはどうしたらいいか、本気で考えれば答えが出る」と、日本陸上界のターニングポイントとなるような大会になることを願っていた。 東京世界選手権は2025年9月13日から21日までの9日間、国立競技場をメイン会場に行われる。

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