2024.10.05
10月5日、第42回全日本大学女子駅伝の関東地区予選を兼ねた第30回関東大学女子駅伝が千葉県印西市の6区間34.4kmのコースで行われ、大東大が1時間53分01秒で2年連続5回目の優勝を飾った。
大東大は1区、2区をいずれも6位で通過。それでも、トップと15秒差でスタートした3区の留学生サラ・ワンジル(2年)が8.6kmのコースを27分46秒の区間新で駆け抜け、一気に先頭に浮上する。続く4区・平尾暁絵(2年)、5区・川瀬真由(3年)は後方から追いかける日体大との差を詰められながらも首位をキープした。
6区では蔦野萌々香(2年)が、一度は日体大の飯田和代(1年)に追いつかれる場面もあったものの、残り2kmからスパート。最後は24秒差をつけて勝利し、全日本大会への弾みとした。
2位の日体大は区間賞ゼロながら堅実にタスキをつなぎ、前回の3位から順位を1つ上げた。2区の田中柚良(1年)、6区の小松夕夏(3年)が区間賞を獲得した筑波大が3位と健闘。以下、城西大、順大、中大、拓大と続いた。
全日本大会にはシード校の大東大、日体大、城西大を除く、上位7校に出場権が与えられ、8位の帝京科学大が初の全国切符を手にした。
なお、今大会で出場権を得られなかった大学でも、全国を対象とした5000m6名の持ちタイムによる選考で上位3校に入れば全日本大学女子駅伝の出場権が与えられる。
第42回全日本大学女子駅伝は10月27日、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台を発着とする6区間38kmで争われる。
第30回関東大学女子駅伝成績
1位 大東大 1時間53分01秒 2位 日体大 1時間53分25秒 3位 筑波大 1時間53分45秒 4位 城西大 1時間54分21秒 5位 順大 1時間54分47秒 6位 中大 1時間55分07秒 7位 拓大 1時間55分44秒 8位 帝京科学大 1時間55分52秒 9位 玉川大 1時間56分29秒 10位 東洋大 1時間56分38秒 以上、全日本大会への出場権を獲得 11位 亜細亜大 1時間58分39秒 12位 駿河台大 1時間59分17秒 13位 立教大 2時間00分58秒 14位 東農大 2時間01分21秒 15位 白大 2時間02分21秒 16位 城西国際大 2時間03分47秒 17位 東女体大 2時間05分14秒 18位 松蔭大 2時間05分43秒 19位 日女体大 2時間16分40秒 20位 国士大 2時間19分41秒 21位 東大 2時間28分40秒 群馬大 棄権 慶大 棄権 ■区間賞 1区(4.3km) 木下紗那(中大3) 13分35秒=区間新 2区(3.0km) 田中柚良(筑波大1) 9分24秒=区間新 3区(8.6km) S.ワンジル(大東大2)27分46秒=区間新 4区(5.6km) 田島愛理(順大2) 18分22秒 5区(7.3km) 小暮真緒(順大4) 23分59秒 6区(5.6km) 小松夕夏(筑波大3) 18分14秒
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.19
800m日本記録保持者・久保凛が400mで54秒68の自己新記録!
-
2025.04.18
-
2025.04.18
-
2025.04.18
-
2025.04.17
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.13
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.03.23
-
2025.04.01
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.19
クレイ・アーロン竜波が800m1分47秒82 石井優吉は1分49秒79/バージニアチャレンジ
バージニアチャレンジは4月18日、米国・バージニア州シャーロッツビルで行われ、男子招待800mでクレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア大)が1分47秒82で全体3位に入った。石井優吉は1分49秒79で全体18位だった。 4 […]
2025.04.19
800m日本記録保持者・久保凛が400mで54秒68の自己新記録!
大阪高校春季地区別記録会(3、4地区)は4月19日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、女子800mで日本記録(1分59秒93)を持つ久保凛(東大阪大敬愛高3)が女子400mで54秒68の自己新記録をマークした。 40 […]
2025.04.19
中国・韓麒庚が男子砲丸投、円盤投2冠 女子100mも中国の張倩が11秒80でV/U18アジア選手権
4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、男子円盤投(1.5kg)を63m33で制した韓麒庚(中国)が、砲丸投(5kg)も20m23の大会新で投てき2冠に輝いた。 韓は江 […]
2025.04.19
男子100m清水空跳、男子110mH髙城昊紀、女子400m今峰紗希が金! 大森恵偉音は走幅跳で7m72w/U18アジア選手権
4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、日本勢は男子100mの清水空跳(星稜高2石川)、男子110mハードルの髙城昊紀(宮崎西高2)、女子400mの今峰紗希(済美高3岐 […]
2025.04.18
編集部コラム「20年とカツ丼」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)