NN加入が決まった福田(左から2人目)。モルテンジャパン代表・小野芳司氏、佐藤悠基(日清食品グループ)らと会見に登壇した
2019年福岡国際マラソンで3位(※)の福田穣が、マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲが在籍する世界最高の長距離チーム「NNランニングチーム」に日本人として初めて契約を結んだことを発表。サポートを受けるスポーツドリンクメーカーの「モルテンジャパン」の新商品発表会見に登壇して明かした。
福田は今年8月に西鉄を退社してプロランナーとして活動を開始。自己記録は2時間9分52秒だが、自らチームスタッフに売り込み、知人らの後押しで加入が決まった。NNランニングチームは、キプチョゲやK.ベケレ、5000m・10000mの世界記録保持者J.チェプテゲイら、世界トップランナーが所属している。福田は「あこがれていたチーム。世界の頂点にいる選手たちと走ることを当たり前にしたい」と話す。すでにキプチョゲのコーチを務めるパトリック・サング氏に自己ベストを出した時や現在のメニューを提出しており、これから具体的な指導が始まるという。
今後はケニアと日本の半々を拠点にする予定で、今年12月の福岡国際マラソンが「NN・福田」のお披露目となる見込み。スタミナに絶対の自信を持つ福田が、世界トップ集団でスピードを磨いて高みを目指す。
※優勝者がドーピング違反のため、繰り上がる予定

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.04.27
-
2025.04.20
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.27
5000m松井海斗が13分44秒59の大会新V 果敢に牽引したルーキー・鈴木琉胤が2位/日本学生個人
◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目 ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、男子5000mは松井海斗(東洋大)は13分44秒59で優勝し […]
2025.04.27
3000mSCはルーキー・佐々木哲が8分36秒30の大会新で制覇!「もっと上を目指して」/日本学生個人
◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目 ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、男子3000m障害はルーキーの佐々木哲(早大)が8分36秒3 […]
2025.04.27
落合晃が東京世界陸上へ前進 開催国枠エントリー記録にピタリ! 「一本一本のレースを大切に」/日本学生個人
◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目 ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、男子800mで日本記録保持者(1分44秒80)の落合晃(駒大 […]
2025.04.27
ルイジアナ州立大・澤田結弥が1500m4分23秒82のシーズンベスト 日本陸連ダイヤモンドアスリート
日本陸連のダイヤモンドアスリート・澤田結弥(ルイジアナ州立大)が4月26日に同大学で行われた競技会「LSU Alumni Gold」の女子1500mでシーズンベストとなる4分23秒82をマークして3位に入った。 序盤は1 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)