HOME ニュース、海外

2020.10.17

【海外】ジェプチルチルが女子単独世界新で優勝 ー 世界ハーフマラソン選手権
【海外】ジェプチルチルが女子単独世界新で優勝 ー 世界ハーフマラソン選手権


女子単独世界新記録で世界ハーフマラソン選手権を制したジェプチルチル(ケニア)。写真は昨年のさいたま国際マラソン

 10月17日にポーランド・グディーニャで行われた世界ハーフマラソン選手権の女子でP.ジェプチルチル(ケニア)が1時間5分16秒の女子単独レースでの世界記録を樹立して優勝を飾った。
 2016年の世界ハーフマラソン選手権で金メダル、翌年には男女混合レースでの世界記録(1時間5分06秒/当時)を樹立しているジェプチルチルは、序盤から先頭集団でレースを進め、10kmを30分47秒、15kmを46分24秒で通過。20km過ぎまでY.ヤレムゼルフ(エチオピア)やM.Y.ケジェタ(ドイツ)との競り合いを演じたが、ラストスパートで抜け出し、自身が9月に樹立したばかりの女子単独レースでの世界記録(1時間5分34秒)を更新した。男女混合レースを含めた世界記録は今年2月にA.イェシャネー(エチオピア)がマークした1時間4分31秒。
 2位のケジェタは1時間5分18秒、3位のヤレムゼルフは1時間5分19秒など、上位6人が1時間5分台で走るハイレベルなレースとなった。

女子単独世界新記録で世界ハーフマラソン選手権を制したジェプチルチル(ケニア)。写真は昨年のさいたま国際マラソン  10月17日にポーランド・グディーニャで行われた世界ハーフマラソン選手権の女子でP.ジェプチルチル(ケニア)が1時間5分16秒の女子単独レースでの世界記録を樹立して優勝を飾った。  2016年の世界ハーフマラソン選手権で金メダル、翌年には男女混合レースでの世界記録(1時間5分06秒/当時)を樹立しているジェプチルチルは、序盤から先頭集団でレースを進め、10kmを30分47秒、15kmを46分24秒で通過。20km過ぎまでY.ヤレムゼルフ(エチオピア)やM.Y.ケジェタ(ドイツ)との競り合いを演じたが、ラストスパートで抜け出し、自身が9月に樹立したばかりの女子単独レースでの世界記録(1時間5分34秒)を更新した。男女混合レースを含めた世界記録は今年2月にA.イェシャネー(エチオピア)がマークした1時間4分31秒。  2位のケジェタは1時間5分18秒、3位のヤレムゼルフは1時間5分19秒など、上位6人が1時間5分台で走るハイレベルなレースとなった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.22

WA加盟連盟賞に米国、インド、ポルトガルなどがノミネート 育成プログラム等を評価

世界陸連(WA)は11月20日、ワールド・アスレティクス・アワード2024の「加盟国賞」の最終候補6カ国を発表した。この賞は年間を通して陸上競技の成長と知名度に貢献する功績をおさめた連盟を表彰するもので、各地域連盟から1 […]

NEWS パリ五輪7位のクルガトが優勝!女子は地元米国・ヴェンダースがV/WAクロカンツアー

2024.11.22

パリ五輪7位のクルガトが優勝!女子は地元米国・ヴェンダースがV/WAクロカンツアー

11月21日、米国テキサス州オースティンで世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドのクロス・チャンプスが開催され、男子(8.0km)はパリ五輪5000m7位E.クルガト(ケニア)が22分51秒で、女子(8.0km […]

NEWS 田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

2024.11.22

田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]

NEWS 早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top