HOME 海外

2024.09.14

デュプランティスが大会新Vで今季締めくくり「今シーズンの成果を祝いたい」 男子100mはブレイクが制す/DLファイナル
デュプランティスが大会新Vで今季締めくくり「今シーズンの成果を祝いたい」 男子100mはブレイクが制す/DLファイナル

24年パリ五輪で優勝したデュプランティス

◇ダイヤモンドリーグ最終戦/ブリュッセル(ベルギー)

9月13日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のファイナルとなるAllianz Memoria lvan Damme(ベルギー・ブリュッセル)の1日目が行われ、男子棒高跳では世界記録(6m26)保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m11の大会新で優勝した。

デュプランティスは5m92にただ一人クリアして優勝を決めると、自身の大会記録を1cm上回る6m11に挑戦。これも1回でクリアした後に競技を終えた。「この2週間で思ったより疲労して、足の状態はかなり悪かった。6m11というのはいい結果。何本かはいい跳躍ができたし、満足だ。今は今シーズンの成果を祝いたい。ベルギービールでお祝いだ」とコメントした。

男子円盤投では、パリ五輪銅メダルのM.デニー(豪州)が69m96の大会新で制覇。豪州記録も更新した。男子3000m障害では、21年U20世界選手権金メダルのA.セレマ(ケニア)が8分06秒90でDL初制覇。五輪・世界選手権でいずれも2連覇中のS.エル・バッカリ(モロッコ)が8分08秒60で2位だった。エル・バッカリが決勝で敗れるのは2021年9月以来だった。

女子円盤投でV.オールマン(米国)が68m47、女子走高跳はY.マフチフ(ウクライナ)が1m97といずれもパリ五輪金メダリストが貫禄勝ち。男子5000mはパリ五輪10000m銀メダルのB.アレガウィ(エチオピア)が12分43秒66、女子800mではブダペスト世界選手権金メダルのM.モラー(ケニア)が1分56秒56でいずれもシーズンベストで優勝している。

男子1500mはJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が3分30秒37でV。女子100mはパリ五輪金のJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒88(+0.2)で、男子100mはA.ブレイク(ジャマイカ)が9秒93(+0.1)で勝った。

広告の下にコンテンツが続きます

男子110mはS.ゾーヤ(フランス)が13秒16(+0.4)で制した。パリ五輪金メダルのG.ホロウェイ(米国)は「チームと大会ディレクター間での合意に至らなかった」として出場していなかった。

◇ダイヤモンドリーグ最終戦/ブリュッセル(ベルギー) 9月13日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のファイナルとなるAllianz Memoria lvan Damme(ベルギー・ブリュッセル)の1日目が行われ、男子棒高跳では世界記録(6m26)保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m11の大会新で優勝した。 デュプランティスは5m92にただ一人クリアして優勝を決めると、自身の大会記録を1cm上回る6m11に挑戦。これも1回でクリアした後に競技を終えた。「この2週間で思ったより疲労して、足の状態はかなり悪かった。6m11というのはいい結果。何本かはいい跳躍ができたし、満足だ。今は今シーズンの成果を祝いたい。ベルギービールでお祝いだ」とコメントした。 男子円盤投では、パリ五輪銅メダルのM.デニー(豪州)が69m96の大会新で制覇。豪州記録も更新した。男子3000m障害では、21年U20世界選手権金メダルのA.セレマ(ケニア)が8分06秒90でDL初制覇。五輪・世界選手権でいずれも2連覇中のS.エル・バッカリ(モロッコ)が8分08秒60で2位だった。エル・バッカリが決勝で敗れるのは2021年9月以来だった。 女子円盤投でV.オールマン(米国)が68m47、女子走高跳はY.マフチフ(ウクライナ)が1m97といずれもパリ五輪金メダリストが貫禄勝ち。男子5000mはパリ五輪10000m銀メダルのB.アレガウィ(エチオピア)が12分43秒66、女子800mではブダペスト世界選手権金メダルのM.モラー(ケニア)が1分56秒56でいずれもシーズンベストで優勝している。 男子1500mはJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が3分30秒37でV。女子100mはパリ五輪金のJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒88(+0.2)で、男子100mはA.ブレイク(ジャマイカ)が9秒93(+0.1)で勝った。 男子110mはS.ゾーヤ(フランス)が13秒16(+0.4)で制した。パリ五輪金メダルのG.ホロウェイ(米国)は「チームと大会ディレクター間での合意に至らなかった」として出場していなかった。

【動画】DLファイナル初日ハイライトをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.25

箱根駅伝予選会のスタート時刻を変更「温暖化の影響による選手の安全確保」

関東学生陸上競技連盟は3月25日、箱根駅伝予選会のスタート時刻について、次回から変更すると発表した。 前回までは午前9時35分スタートだったが、第102回大会予選会から午前8時30分スタートと、約1時間前倒しする。 「温 […]

NEWS 100mH福部真子「引退しないといけないのかな…」菊池病の公表に葛藤も「あとで後悔したくない」元気な姿アピール

2025.03.25

100mH福部真子「引退しないといけないのかな…」菊池病の公表に葛藤も「あとで後悔したくない」元気な姿アピール

女子100mハードル日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)がインタビューに応じ、昨年末に公表した「菊池病」と発覚した時の状況や、今の調子、復帰に向けた思いを聞いた。 「元気です!見てもらった通り!」。オンラインで画面越 […]

NEWS 大阪に約270人の高校生アスリートが集結! 「切磋琢磨していきたい」 3泊4日の全国高体連合宿スタート

2025.03.25

大阪に約270人の高校生アスリートが集結! 「切磋琢磨していきたい」 3泊4日の全国高体連合宿スタート

2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で始まった。全国から選手約270人が参加し、20度を超える汗ばむ陽気の中で打ち解けながら練習に取り組ん […]

NEWS HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」

2025.03.25

HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」

デッカーズジャパンは3月25日、パフォーマンスフットウェア&アパレルブランド「HOKA」の人気シリーズの新作シューズ「CLIFTON 10(クリフトン 10)」の発売に先駆けてメディア向けの商品説明会・トークセッションを […]

NEWS 富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」

2025.03.25

富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」

富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 城西大の主将を務めた平林は「こう […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top