2024.08.15
第79回大阪高校総体の最終日(4日目)は8月15日、大阪府吹田市の万博記念競技場で行われ、女子2年1500mで久保凛(東大阪大敬愛2)が4分13秒75のU18日本歴代3位、高校歴代4位の好記録をマークした。久保は7月に800mで1分59秒93の日本記録を樹立している。
スタートから快調にレースを進めた久保は、最初の400mを65秒。その後、800mは2分14秒、1200mを3分23秒で通過して独走態勢を築いた。従来の大阪府高校記録を3秒53、大会記録を13秒61短縮した。
和歌山・潮岬中から本格的に陸上を始め、全中には2年連続で800mに出場。2年時(21年)はB決勝で3位、3年時(22年)は優勝し、昨年はインターハイ800mで同種目9年ぶりの1年生Vを遂げた。今年は日本グランプリシリーズや日本選手権でシニア勢を相手に強さを見せつけてきた。7月に800mで日本人初の2分切りを果たすと、福岡インターハイでは独走で2連覇を果たした。
久保は大会2日目(13日)の女子2年800mでも2分02秒90の大会新記録をマークしている。
女子1500mの高校歴代とU18日本歴代10傑をチェック!
女子1500m ■高校歴代10傑 4.07.86 小林祐梨子(須磨学園3兵庫) 2006. 9.24 4.12.87 澤田 結弥(浜松市立2静岡) 2022. 8. 6 4.13.67 穗岐山芽衣(山田3高知) 2024. 7.29 4.13.75 久保 凛(東大阪大敬愛2大阪) 2024. 8.15 4.14.74 米澤奈々香(仙台育英3宮城) 2021. 7.29 4.15.43 田中 希実(西脇工2兵庫) 2016. 6.25 4.15.50 ドルーリー朱瑛里(津山1岡山) 2023. 8. 3 4.15.82 髙橋 ひな(西脇工3兵庫) 2016. 7.30 4.15.86 田島 愛梨(神村学園3鹿児島) 2022. 5.28 4.15.98 由水 沙季(筑紫女学園2福岡) 2012. 7.30 ※高体連非登録 4.14.69 市川 良子(洗足学大附2東京) 1993. 9.18 ■U18日本歴代10傑 4.12.85 小林祐梨子(須磨学園高2兵庫) 2005. 9.19 4.12.87 澤田 結弥(浜松市立高2静岡) 2022. 8. 6 4.13.75 久保 凛(東大阪大敬愛高2大阪)2024. 8.15 4.14.69 市川 良子(洗足学大附高2東京) 1993. 9.18 4.14.74 米澤奈々香(仙台育英高3宮城) 2021. 7.29 4.15.43 田中 希実(西脇工高2兵庫) 2016. 6.25 4.15.50 ドルーリー朱瑛里(津山高1岡山) 2023. 8. 3 4.15.86 田島 愛梨(神村学園高3鹿児島) 2022. 5.28 4.15.98 由水 沙季(筑紫女学園高2福岡) 2012. 7.30 4.16.20 倉岡 奈々(鹿児島女高1鹿児島) 2013. 7.31
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 来年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(10km)はパリ […]
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km 1位 三浦龍司(SUBARU) 28分24秒 2位 井川龍人(旭化成) 28分25秒 3位 塩尻和 […]
2025.02.22
今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場
第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリーは今日2月22日、福岡・海の中道海浜公園の1周2kmのコースを舞台に行われる。 日本選手権は男子が10km、女子が8kmで争われ、男子にはパリ […]
2025.02.21
編集部コラム「奥が深い」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.02.21
ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」
ひらまつ病院は2月16日付で、サンベルクスに所属していた三田眞司が加入したと発表した。 29歳の三田は神奈川県出身。光明学園相模原高では3年時に全国都道府県対抗男子駅伝4区9位と力走。国士大では3年時に全日本大学駅伝で3 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝