HOME 国内、日本代表、海外、五輪
王者・ライルズ 2冠目なるか!? 女子400mHはマクローリン・レヴロンとボルが対決/パリ五輪Day8みどころ
王者・ライルズ 2冠目なるか!? 女子400mHはマクローリン・レヴロンとボルが対決/パリ五輪Day8みどころ

陸上8日目に出場するライルズ、田中希実、村竹ラシッド、マクローリン・レヴロン

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)8日目

午前セッションは女子100mハードル敗者復活ラウンド(17時05分)があり、田中佑美(富士通)が3組で準決勝進出(各組上位2着)に再チャレンジする。それから注目の男子4×100mリレー予選(18時35分)が行われる。日本は米国、英国、イタリアと同じ1組の7レーンに入った。金メダル獲得に向けて、着順(2着以内)でファイナル進出を決めたいところだ。他にも七種競技の初日が行われる。

イブニングセッションは最初の女子1500m準決勝(9日2時35分)に田中希実(New Balance)が出場する。グダフ・ツェガイ(エチオピア)、ジェシカ・ハル(豪州)ら田中以上の自己ベストを持つランナーが7人いるなかで、通過ラインの上位6着を目指す。

フィールド種目の決勝は2つ。まずは女子走幅跳(3時00分)だ。オレゴン世界選手権の覇者で今季世界最高の7m22をマークしているマライカ・ミハンボ(ドイツ)と、ブダペスト世界選手権2位で世界室内選手権を制しているタラ・デイヴィス・ウッドホール(米国)が激突する。

それから男子やり投(3時25分)。ブダペスト世界選手権王者で五輪連覇を目指すニーラジ・チョプラ(インド)、世界大会のメダル常連であるヤコブ・ヴァドレイヒ(チェコ)、オレゴン世界選手権金メダルのアンダーソン・ビータース(グレナダ)、世界大会で3連続して4位のジュリアン・ヴェバー(ドイツ)らがどんな競り合いを見せるのか。

トラック種目の決勝は3つあり、最初に男子200m(3時30分)が行われる。注目は100mで金メダルを獲得したノア・ライルズ(米国)だ。準決勝は2組で19秒96(-0.2)のレツィレ・デボゴ(ボツワナ)にトップを譲ったが、100m同様に決勝では抜群の強さを発揮するだろう。ケネス・ベドナレク、エリヨン・ナイトンら米国勢と高速バトルを繰り広げる。

広告の下にコンテンツが続きます

女子400mハードル(4時25分)は〝名勝負〟の期待十分だ。準決勝では50秒65の世界記録を保持するシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が1組で52秒13、ブダペスト世界選手権覇者のフィムケ・ボル(オランダ)が3組で52秒27。ともに終盤は流して決勝進出を決めており、どんなタイムで決着するのか。

男子110mハードル(4時45分)は世界選手権を3連覇中のグラント・ホロウェイ(米国)が悲願の金メダルを目指す。準決勝1組を12秒98(+0.1)で爆走しており、好タイムも期待できそうだ。それから村竹ラシッド(JAL)が日本勢で初めて決勝の舞台に立つ。メダル争いに加わりたい。

(時間はすべて日本時間)

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)8日目 午前セッションは女子100mハードル敗者復活ラウンド(17時05分)があり、田中佑美(富士通)が3組で準決勝進出(各組上位2着)に再チャレンジする。それから注目の男子4×100mリレー予選(18時35分)が行われる。日本は米国、英国、イタリアと同じ1組の7レーンに入った。金メダル獲得に向けて、着順(2着以内)でファイナル進出を決めたいところだ。他にも七種競技の初日が行われる。 イブニングセッションは最初の女子1500m準決勝(9日2時35分)に田中希実(New Balance)が出場する。グダフ・ツェガイ(エチオピア)、ジェシカ・ハル(豪州)ら田中以上の自己ベストを持つランナーが7人いるなかで、通過ラインの上位6着を目指す。 フィールド種目の決勝は2つ。まずは女子走幅跳(3時00分)だ。オレゴン世界選手権の覇者で今季世界最高の7m22をマークしているマライカ・ミハンボ(ドイツ)と、ブダペスト世界選手権2位で世界室内選手権を制しているタラ・デイヴィス・ウッドホール(米国)が激突する。 それから男子やり投(3時25分)。ブダペスト世界選手権王者で五輪連覇を目指すニーラジ・チョプラ(インド)、世界大会のメダル常連であるヤコブ・ヴァドレイヒ(チェコ)、オレゴン世界選手権金メダルのアンダーソン・ビータース(グレナダ)、世界大会で3連続して4位のジュリアン・ヴェバー(ドイツ)らがどんな競り合いを見せるのか。 トラック種目の決勝は3つあり、最初に男子200m(3時30分)が行われる。注目は100mで金メダルを獲得したノア・ライルズ(米国)だ。準決勝は2組で19秒96(-0.2)のレツィレ・デボゴ(ボツワナ)にトップを譲ったが、100m同様に決勝では抜群の強さを発揮するだろう。ケネス・ベドナレク、エリヨン・ナイトンら米国勢と高速バトルを繰り広げる。 女子400mハードル(4時25分)は〝名勝負〟の期待十分だ。準決勝では50秒65の世界記録を保持するシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が1組で52秒13、ブダペスト世界選手権覇者のフィムケ・ボル(オランダ)が3組で52秒27。ともに終盤は流して決勝進出を決めており、どんなタイムで決着するのか。 男子110mハードル(4時45分)は世界選手権を3連覇中のグラント・ホロウェイ(米国)が悲願の金メダルを目指す。準決勝1組を12秒98(+0.1)で爆走しており、好タイムも期待できそうだ。それから村竹ラシッド(JAL)が日本勢で初めて決勝の舞台に立つ。メダル争いに加わりたい。 (時間はすべて日本時間)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top