◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)7日目
パリ五輪・陸上競技7日目のモーニングセッションが行われ、今大会初実施の男女混合マラソン競歩リレーに出場した髙橋和生(ADワークスグループ)と柳井綾音(立命大)のペアは2時間58分08秒で13位に終わった。
オリンピック初出場の2人。「メダル、入賞っていうところ期待していただいていたと思うんですけど、 まずそこに届かなくて本当に悔しい」と髙橋が話せば、柳井も「1本に絞ると決めて、 メダルや入賞を目指すと覚悟を決めていたので、すごい悔しい」と肩を落とした。
今回からの新種目。42.195kmの距離を、第1レグ(男子)11.395km、第2レグ(女子)10km、第3レグ(男子)10km、第4レグ(女子)10.8kmの順にタッチで中継しながら、その合計タイムで競う。
第1レグの中盤から先頭集団か離れ、その後は懸命の歩きで前を追ったが、挽回することはできなかった。
髙橋は「もしかしたらスローで行くんじゃないかなって思ってたんですけど、 その予想に反してハイペースで行ってしまって、そこにうまく対応しきれなかったです」と振り返る。柳井も「イーブンペースで最後上げていくっていうプランを立てていたんですけど、うまく歩けないところがありました」と悔やんだ。
この悔しい経験は今後に生かす。柳井は「2025年の世界陸上入賞を掲げて、20kmで出場を目指したいです。4年後はメダルを獲得できるぐらい力をつけていきたい」と前を向いた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.25
富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」
-
2025.03.25
-
2025.03.25
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.19
-
2025.03.19
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.25
大阪に約270人の高校生アスリートが集結! 「切磋琢磨していきたい」 3泊4日の全国高体連合宿スタート
2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で始まった。全国から選手約270人が参加し、20度を超える汗ばむ陽気の中で打ち解けながら練習に取り組ん […]
2025.03.25
HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」
デッカーズジャパンは3月25日、パフォーマンスフットウェア&アパレルブランド「HOKA」の人気シリーズの新作シューズ「CLIFTON 10(クリフトン 10)」の発売に先駆けてメディア向けの商品説明会・トークセッションを […]
2025.03.25
富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」
富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 城西大の主将を務めた平林は「こう […]
2025.03.25
400mH山本亜美が富士通へ「より一層の覚悟持って」目指すはロス五輪
富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 23年ブダペスト世界選手権代表の […]
2025.03.25
富士通入社の篠原倖太朗「すべてが自分の責任になる」今年は5000mで世界陸上狙う
富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 駒大の主将を務めた篠原は、伝統あ […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報