HOME 海外、五輪

2024.08.02

シェリカ・ジャクソンが女子100mを棄権 男子十種競技世界記録保持者・マイヤーも出場断念/パリ五輪
シェリカ・ジャクソンが女子100mを棄権 男子十種競技世界記録保持者・マイヤーも出場断念/パリ五輪

女子100mを棄権するジャクソンと、十種競技のマイヤー

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)

女子短距離のシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が、パリ五輪100mに出場しないことがわかった。ジャクソンは200mで世界選手権2連覇中の30歳。今年のジャマイカ選手権で100m、200mに優勝し、両種目でにエントリーしていたが200mへ専念するという。

ジャクソンは先月9日に行われたWAコンチネンタルツアー・ゴールドのハンガリーGPで200mに出場した際に脚を痛めており、その影響が懸念されていた。

五輪ではリオ大会で400m、東京大会で100mでいずれも銅メダルを獲得。200mでは3種目めのメダル獲得にも期待が膨らんでいた。

ジャマイカの女子100mは北京・ロンドン五輪の2連覇のS.A.フレイザー・プライスと19歳のT.クレイトンが出場予定。女子200m決勝は陸上6日目、同100m決勝は陸上3日目に実施される。

また、8月1日にフランス陸連は男子十種競技世界記録保持者のケビン・マイヤーが欠場することを発表した。18年に9126点の世界記録を樹立しているマイヤーは、前々回のリオ五輪、前回の東京五輪で銀メダルを獲得。地元開催の五輪でもメダル候補の一角として目されていた。

広告の下にコンテンツが続きます

マイヤーも7月のダイヤモンドリーグ・パリ大会の試合中に転倒して負傷。「今も電気が走るような痛みを感じ、100mを完全な状態で走ることができなかった」とコメントし、「出場したいと思っていたが、それが叶わないことは分かっていた。すごく迷ってたが、最後には(欠場を)決断せざるをえなかった」と苦しい胸の内を明かした。

男子十種競技は2日と3日に競技が行われる。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ) 女子短距離のシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が、パリ五輪100mに出場しないことがわかった。ジャクソンは200mで世界選手権2連覇中の30歳。今年のジャマイカ選手権で100m、200mに優勝し、両種目でにエントリーしていたが200mへ専念するという。 ジャクソンは先月9日に行われたWAコンチネンタルツアー・ゴールドのハンガリーGPで200mに出場した際に脚を痛めており、その影響が懸念されていた。 五輪ではリオ大会で400m、東京大会で100mでいずれも銅メダルを獲得。200mでは3種目めのメダル獲得にも期待が膨らんでいた。 ジャマイカの女子100mは北京・ロンドン五輪の2連覇のS.A.フレイザー・プライスと19歳のT.クレイトンが出場予定。女子200m決勝は陸上6日目、同100m決勝は陸上3日目に実施される。 また、8月1日にフランス陸連は男子十種競技世界記録保持者のケビン・マイヤーが欠場することを発表した。18年に9126点の世界記録を樹立しているマイヤーは、前々回のリオ五輪、前回の東京五輪で銀メダルを獲得。地元開催の五輪でもメダル候補の一角として目されていた。 マイヤーも7月のダイヤモンドリーグ・パリ大会の試合中に転倒して負傷。「今も電気が走るような痛みを感じ、100mを完全な状態で走ることができなかった」とコメントし、「出場したいと思っていたが、それが叶わないことは分かっていた。すごく迷ってたが、最後には(欠場を)決断せざるをえなかった」と苦しい胸の内を明かした。 男子十種競技は2日と3日に競技が行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.29

100m桐生祥秀が予選で10秒06!!惜しくも追い風参ながら快走/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子100m予選で桐生祥秀(日本生命)が10秒06(+2.7)をマークして組トップで決勝に進んだ。 9秒98を持つ桐 […]

NEWS 円盤投・湯上剛輝が63m85&64m48日本新連発!米国で5年ぶり快挙、東京世界陸上の開催国枠設定記録も突破

2025.04.29

円盤投・湯上剛輝が63m85&64m48日本新連発!米国で5年ぶり快挙、東京世界陸上の開催国枠設定記録も突破

4月26日に米国・オクラホマで行われたオクラホマ・スロー・チャレンジで、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が5年ぶり日本新記録となる64m48をマークした。 1投目に62m59と、4月17日の同大会で出したばかりの日本 […]

NEWS シーズン到来を告げる織田記念、今日開催!桐生祥秀、田中佑美ら豪華顔ぶれが広島に集結

2025.04.29

シーズン到来を告げる織田記念、今日開催!桐生祥秀、田中佑美ら豪華顔ぶれが広島に集結

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が今日(4月29日)に行われる。本格的な陸上シーズンインを告げる春の風物詩となっている同大会。男子100mには桐生祥秀(日本生 […]

NEWS ユニバ代表推薦競技者発表! 男子100m栁田大輝、800m落合晃、5000m鈴木琉胤、女子100m山形愛羽ら47人

2025.04.28

ユニバ代表推薦競技者発表! 男子100m栁田大輝、800m落合晃、5000m鈴木琉胤、女子100m山形愛羽ら47人

日本学連は4月28日、今年7月16日から27日にかけてドイツ・ライン-ルール地方で行われるワールドユニバーシティゲームズ代表推薦競技者47人を発表した。今後は日本オリンピック委員会(JOC)の認定手続きをもって、正式に決 […]

NEWS プロスプリンター・末續慎吾がスポーツバックスとマネジメント契約締結 MLBシカゴ・カブスの鈴木誠也らサポート

2025.04.28

プロスプリンター・末續慎吾がスポーツバックスとマネジメント契約締結 MLBシカゴ・カブスの鈴木誠也らサポート

株式会社スポーツバックスは4月28日、2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダルの末續慎吾(EAGLERUN)とマネジメント契約を締結したことを発表した。 同社は「スポーツでワクワクを作る」を掲げ、米国メジャーリー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top