HOME 国内、日本代表、五輪
女子20km競歩辞退の経緯を日本陸連が説明「慎重に検討した結果」/パリ五輪
女子20km競歩辞退の経緯を日本陸連が説明「慎重に検討した結果」/パリ五輪

24年パリ五輪代表の岡田久美子(左)と柳井綾音

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)

パリ五輪・陸上競技の女子20km競歩の岡田久美子(富士通)と柳井綾音(立命大)が同種目を辞退して、男女混合競歩リレーに専念したことについて、日本陸連が改めて経緯を説明した。

日本陸連は「出場選手が実力を発揮し、より高い順位を獲得するために、チーム、コーチ、選手と話し合い、慎重に検討した結果」判断したという。

辞退の判断が陸上競技の開幕直前になったことについては、男女混合競歩リレーに出場する男子選手がケガなどにより出場できない場合、20km競歩にエントリーできなくなる可能性があるため、「2チームがスタートラインに立てる状況をエントリーが認められる期限まで十分に確認した」と説明した。

なお、女子20km競歩のパリ五輪の参加資格を持つのは岡田、柳井、そして藤井菜々子(エディオン)の3名のみ。そのため、岡田・柳井の内定、出場辞退のタイミングにかかわらず、20km競歩での他の日本人選手との入れ替えや追加はないとした。

発表時のリリースにより、経緯を知らなかった一部の人たちから選手に対して誹謗中傷が届き、選手が反応せざる得ない状況にもなっていた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ) パリ五輪・陸上競技の女子20km競歩の岡田久美子(富士通)と柳井綾音(立命大)が同種目を辞退して、男女混合競歩リレーに専念したことについて、日本陸連が改めて経緯を説明した。 日本陸連は「出場選手が実力を発揮し、より高い順位を獲得するために、チーム、コーチ、選手と話し合い、慎重に検討した結果」判断したという。 辞退の判断が陸上競技の開幕直前になったことについては、男女混合競歩リレーに出場する男子選手がケガなどにより出場できない場合、20km競歩にエントリーできなくなる可能性があるため、「2チームがスタートラインに立てる状況をエントリーが認められる期限まで十分に確認した」と説明した。 なお、女子20km競歩のパリ五輪の参加資格を持つのは岡田、柳井、そして藤井菜々子(エディオン)の3名のみ。そのため、岡田・柳井の内定、出場辞退のタイミングにかかわらず、20km競歩での他の日本人選手との入れ替えや追加はないとした。 発表時のリリースにより、経緯を知らなかった一部の人たちから選手に対して誹謗中傷が届き、選手が反応せざる得ない状況にもなっていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.16

上海ハーフに前回8位の太田蒼生、國學院大・上原琉翔、青学大の黒田然らエントリー

4月20日に行われる上海ハーフマラソン(4月20日)のエントリーが発表されており、プロランナーとなった青学大卒の太田蒼生(GMOインターネットグループ)が登録した。太田は青学大時代、4年連続で箱根駅伝に出走。3年時は3区 […]

NEWS ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー

2025.04.16

ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第1戦となる厦門大会(中国/4月26日)のエントリーリストが発表された。 男子110mハードルには、ブダペスト世界選手権5位の泉谷駿介(住友電工)と、パリ五輪5位の村竹ラシッド(JA […]

NEWS 人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用
PR

2025.04.16

人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用

全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]

NEWS 東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

2025.04.16

東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

日本陸連は4月16日、東京世界選手権の競歩代表9名を発表した。 男子20kmは2月の日本選手権を1時間16分10秒の世界新で制した山西利和(愛知製鋼)が4大会連続の代表に内定済みで、同2、3位の丸尾知司(愛知製鋼)、吉川 […]

NEWS 「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

2025.04.16

「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top