HOME 国内

2024.07.13

田中希実5000m シーズンベスト14分40秒86の3位!!ラスト勝負で一歩も引かず/DLモナコ
田中希実5000m シーズンベスト14分40秒86の3位!!ラスト勝負で一歩も引かず/DLモナコ

田中希実(New Balance)

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第9戦・モナコ大会が7月12日に行われ、女子5000mの田中希実(New Balance)が3位に入った。DLでは昨年の日本新を出したブリュッセルに並ぶ過去最高順位となる。

田中はスタート直後からポジション争いでしっかり上位争いが見える位置に入る。その後も6~8番手を追走する。

1000mは2分53秒で通過。それほどハイペースとはならず、集団でレースが進む。3000mは8分44秒。途中、前の選手が転倒するも冷静に対応。田中はラスト勝負前にもグッと前に出て備える。

残り400mで3番手に上がると、こだわってきたラスト勝負で一歩も引かずに優勝争いに加わる。最後は4番手に下がったが、フィニッシュ直前で1人かわして3位に食い込んだ。

ラストの1000mは2分49秒を刻み、14分40秒86は自己3番目でシーズンベスト。世界相手に堂々の走りを見せ、世界で上位争いができる力を証明した。

田中はパリ五輪代表に内定。1500mと5000mに出場する。

広告の下にコンテンツが続きます
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第9戦・モナコ大会が7月12日に行われ、女子5000mの田中希実(New Balance)が3位に入った。DLでは昨年の日本新を出したブリュッセルに並ぶ過去最高順位となる。 田中はスタート直後からポジション争いでしっかり上位争いが見える位置に入る。その後も6~8番手を追走する。 1000mは2分53秒で通過。それほどハイペースとはならず、集団でレースが進む。3000mは8分44秒。途中、前の選手が転倒するも冷静に対応。田中はラスト勝負前にもグッと前に出て備える。 残り400mで3番手に上がると、こだわってきたラスト勝負で一歩も引かずに優勝争いに加わる。最後は4番手に下がったが、フィニッシュ直前で1人かわして3位に食い込んだ。 ラストの1000mは2分49秒を刻み、14分40秒86は自己3番目でシーズンベスト。世界相手に堂々の走りを見せ、世界で上位争いができる力を証明した。 田中はパリ五輪代表に内定。1500mと5000mに出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

NEWS ヤクルトの武田凜太郎と髙橋将也が現役引退 MGC出場の武田「ヤクルトのユニフォームで走れて幸せ」髙橋「応援に力が湧いた」

2025.03.31

ヤクルトの武田凜太郎と髙橋将也が現役引退 MGC出場の武田「ヤクルトのユニフォームで走れて幸せ」髙橋「応援に力が湧いた」

ヤクルトは3月31日、武田凜太郎と髙橋将也の現役引退を発表した。 武田は1994年生まれの30歳。千葉・野田一中から東京・早稲田実高に進み、高3時には都道府県対抗男子駅伝5区区間賞などの実績を残した。早大進学後は4年連続 […]

NEWS 西鉄の甲斐翔太と島﨑昇汰が退部 「私の人生において、貴重な財産」

2025.03.31

西鉄の甲斐翔太と島﨑昇汰が退部 「私の人生において、貴重な財産」

西鉄は3月31日、甲斐翔太と島﨑昇汰が退部することを発表した。 甲斐は、福岡・大牟田高から日体大に進学し、2014年箱根駅伝では10区5位の結果を残すなどの活躍した。その後八千代工業に5年間在籍し、2019年から西鉄で6 […]

NEWS 誰でも楽しめる30mダッシュイベント「SPEED STAR 30m Dash Challenge」を開催! 東京駅前で5月11日に

2025.03.31

誰でも楽しめる30mダッシュイベント「SPEED STAR 30m Dash Challenge」を開催! 東京駅前で5月11日に

日本陸連は3月31日、新しいスタイルのスポーツイベント「SPEED STAR 30m Dash Challenge」を5月11日に東京駅前・行幸通りで初開催することを発表した。 このイベントは日本陸連が2024年度から、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top