HOME 海外

2024.07.01

NEWS
中国選手権100mで10代の新星がV 男子は17歳・何錦櫶が10秒06! 女子は15歳の陳妤頡が11秒29

6月28日から30日にかけ、中国・山東省の日照市で2024中国選手権が行われ、100mは男女ともに10代のスプリンターが好記録で優勝した。

男子では17歳の何錦櫶が10秒06(+1.1)で初優勝。何は昨年までのベストが10秒56だったが、今季急成長を果たして4月に10秒26と大幅ベストを出すと、5月には10秒17とさらに記録を縮めていた。今回の優勝タイムはU20中国記録も更新するもので、U20アジア歴代5位に相当する。

なお、今大会には蘇炳添、謝震業などトップ選手は出場せず。謝はワールドランキングでの五輪出場の圏内にいるが、ケガで昨季からほとんど試合に出場できていない蘇は個人種目でのパリ五輪出場の可能性がほぼなくなった。

一方の女子では15歳の陳妤頡が、昨年のアジア大会金メダリストの葛曼棋らを抑えて優勝。終盤まで葛やワールドユニバーシティゲームズ5位の梁小静との実力者と競り合い、フィニッシュ前にわずかにリードを奪った。タイムも11秒29(+0.9)とU18アジア新記録を更新している。

このほか、女子円盤投ではオレゴン世界選手権金メダリストの馮彬が67m21で快勝。男子走幅跳は李程亮が8m06(-0.2)で勝利したほか、男子三段跳でも朱亜明が16m70(+0.5)でトップに立った。

6月28日から30日にかけ、中国・山東省の日照市で2024中国選手権が行われ、100mは男女ともに10代のスプリンターが好記録で優勝した。 男子では17歳の何錦櫶が10秒06(+1.1)で初優勝。何は昨年までのベストが10秒56だったが、今季急成長を果たして4月に10秒26と大幅ベストを出すと、5月には10秒17とさらに記録を縮めていた。今回の優勝タイムはU20中国記録も更新するもので、U20アジア歴代5位に相当する。 なお、今大会には蘇炳添、謝震業などトップ選手は出場せず。謝はワールドランキングでの五輪出場の圏内にいるが、ケガで昨季からほとんど試合に出場できていない蘇は個人種目でのパリ五輪出場の可能性がほぼなくなった。 一方の女子では15歳の陳妤頡が、昨年のアジア大会金メダリストの葛曼棋らを抑えて優勝。終盤まで葛やワールドユニバーシティゲームズ5位の梁小静との実力者と競り合い、フィニッシュ前にわずかにリードを奪った。タイムも11秒29(+0.9)とU18アジア新記録を更新している。 このほか、女子円盤投ではオレゴン世界選手権金メダリストの馮彬が67m21で快勝。男子走幅跳は李程亮が8m06(-0.2)で勝利したほか、男子三段跳でも朱亜明が16m70(+0.5)でトップに立った。

【動画】15歳・陳妤頡が11秒29! 中国選手権女子100mをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.07.03

ホクレンDC第2戦網走のエントリー発表! 1万mに中村匠吾、平林清澄、太田蒼生 5000m篠原倖太朗ら 女子は松田瑞生、加世田梨花、佐藤早也伽が登録

7月3日、日本陸連はホクレンディスタンス第2戦の網走大会(7月10日)のエントリー選手を発表した。 男子10000mにはペースメーカーを含め64人が登録し、東京五輪マラソン代表の中村匠吾(富士通)をはじめ、昨年のMGCに […]

NEWS ダイヤモンドリーグ・モナコ やり投・北口榛花の他に110mH泉谷駿介、5000m田中希実も参戦

2024.07.03

ダイヤモンドリーグ・モナコ やり投・北口榛花の他に110mH泉谷駿介、5000m田中希実も参戦

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第9戦・モナコ大会(7月12日)のエントリー選手が発表された。 女子やり投にはブダペスト世界選手権女王の北口榛花(JAL)がエントリー。他にも欧州選手権金のV.ハドソン(ラトビア)、 […]

NEWS 富士通が活動拠点を26年度から川崎市へ移転 「価値向上への取り組み強化」アメフト、バスケと“共闘”

2024.07.03

富士通が活動拠点を26年度から川崎市へ移転 「価値向上への取り組み強化」アメフト、バスケと“共闘”

富士通陸上競技部は2026年4月に活動拠点を神奈川県川崎市に移転することを発表した。 7月2日に富士通の林恒雄・部長、髙橋健一・監督、常盤真也・企業スポーツ推進室室長が、川崎市役所を訪れて福田紀彦市長を表敬訪問し、陸上部 […]

NEWS 03年世界陸上男子走高跳金メダルのフライターク氏が死去 警察は殺人事件として捜査

2024.07.03

03年世界陸上男子走高跳金メダルのフライターク氏が死去 警察は殺人事件として捜査

2003年パリ世界選手権の男子走高跳で金メダルを獲得した南アフリカのJ.フライターク氏が、42歳で亡くなった。 2週間前から行方不明となっており、複数の銃傷のある状態で遺体が発見された。警察は殺人事件として捜査を始めた。 […]

NEWS 長距離の窪田忍が引退表明 「悔いがない…とは正直言えませんが」 駒大、トヨタ自動車、九電工で活躍

2024.07.03

長距離の窪田忍が引退表明 「悔いがない…とは正直言えませんが」 駒大、トヨタ自動車、九電工で活躍

7月2日、長距離の窪田忍が自身のSNSを更新し、現役引退することを発表した。 窪田は1991年生まれの32歳。福井・鯖江高から陸上を始め、インターハイや全国高校駅伝に出場。駒大では在学中の4年間、学生駅伝に皆勤出場を果た […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年7月号 (6月14日発売)

2024年7月号 (6月14日発売)

パリ五輪への道、最終局面
インターハイ都府県大会ハイライト

page top