HOME 国内、高校

2024.06.30

高2・久保凛が女子800m初優勝!自己のU18日本記録を2分03秒14に更新!田中は7位で4日間の熱走終える/日本選手権
高2・久保凛が女子800m初優勝!自己のU18日本記録を2分03秒14に更新!田中は7位で4日間の熱走終える/日本選手権

24年日本選手権女子800mで優勝した久保凛

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)4日目

パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛高2大阪)がU18日本新の2分03秒14で初優勝を飾った。

バックストレートは塩見綾乃(岩谷産業)、川田朱夏(ニコニコのり)の優勝経験者が引っ張り、最初の1周を60秒で通過する。

そこからレースは大きく動き、残り300mでまず田中希実(New Balance)が前に出ると、それに合わせるように久保が先頭へ。残り150mでややリードを奪うと、直線に入って一気に抜け出した。

久保は2週間前のインターハイ近畿地区大会で出したばかりのU18日本記録(2分03秒50)を0.36秒更新。今季は4月の金栗記念、5月の静岡国際、木南記念と日本グランプリシリーズで3連勝してきたが、一気に日本一の座に立った。

2位は卜部蘭(積水化学)で2分04秒26、3位は渡辺愛(園田学園女大)で2分04秒33で。田中は2分05秒14の7位で、4日間5本目となった今大会最後のレースを終えた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)4日目 パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛高2大阪)がU18日本新の2分03秒14で初優勝を飾った。 バックストレートは塩見綾乃(岩谷産業)、川田朱夏(ニコニコのり)の優勝経験者が引っ張り、最初の1周を60秒で通過する。 そこからレースは大きく動き、残り300mでまず田中希実(New Balance)が前に出ると、それに合わせるように久保が先頭へ。残り150mでややリードを奪うと、直線に入って一気に抜け出した。 久保は2週間前のインターハイ近畿地区大会で出したばかりのU18日本記録(2分03秒50)を0.36秒更新。今季は4月の金栗記念、5月の静岡国際、木南記念と日本グランプリシリーズで3連勝してきたが、一気に日本一の座に立った。 2位は卜部蘭(積水化学)で2分04秒26、3位は渡辺愛(園田学園女大)で2分04秒33で。田中は2分05秒14の7位で、4日間5本目となった今大会最後のレースを終えた。

女子800m高校歴代10傑

2.02.57 塩見綾乃(京都文教3京都)   2017. 8. 1 2.02.74 川田朱夏(東大阪大敬愛3大阪) 2017. 8. 1 2.03.13 久保凛(東大阪大敬愛2大阪)  2024. 6.30 2.04.00 西村美樹(東京3東京)     2000. 8. 5 2.04.15 西田有里(草津東3滋賀)    2023. 9.30 2.04.29 福田翔子(松江北3島根)    2016. 8. 1 2.04.44 久保瑠里子(広島井口3広島)  2006. 7. 2 2.04.73 ヒリアー紗璃苗(明星3東京)  2019. 6.29 2.04.82 新井文子(群馬女短大附3群馬) 1985.10.23 2.04.85 池崎愛里(舟入3広島)     2016. 8. 1

【動画】女子800mダイジェスト

次ページ:

ページ: 1 2 3

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

【男子100m】柏田琉依(山口FSL・中2)10秒80=中2歴代2位タイ

山口県中学校春季記録会が3月22日、山口市の維新みらいふスタジアムで行われ、男子100mで柏田琉依(山口FSL/2年)が中2歴代2位タイの10秒80(+1.6)をマークした。 柏田のこれまでの自己ベストは、昨年11月に出 […]

NEWS 日本選手権室内・日本室内大阪大会が終了 リレーフェス今年実施せず、U16リレーは7/12~13の日本選手権リレー・混成と併催

2025.03.26

日本選手権室内・日本室内大阪大会が終了 リレーフェス今年実施せず、U16リレーは7/12~13の日本選手権リレー・混成と併催

日本陸連は3月26日、都内で理事会を開き、2025年度の主要競技会日程を承認した。 これまで、主に毎年2月に実施していた日本選手権室内・日本室内大阪大会は終了とし、25年度から行われない。 同大会は元々、1984年に「国 […]

NEWS 【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位

2025.03.26

【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位

3月22日、名古屋市のパロマ瑞穂北陸上競技場で愛知陸協長距離競技会(第1回トヨタ紡織記録挑戦会)が行われ、男子3000mに出場した尾田祥太(Runup Academy/岡崎南中2愛知)が8分37秒25の中2歴代6位のタイ […]

NEWS セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

2025.03.26

セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、本番での運営能力向上を図るため、運営トレーニングを実施することを発表した。 トレーニングの対象大会は、本番のメイン会場である国立競技場で行われるセイコーゴー […]

NEWS スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

2025.03.26

スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

スズキは所属する田原遼太郎が現役を引退し、社業に専念することを発表した。 田原は大阪府出身の26歳。中学から陸上を始め、当初は800mなど中距離に取り組み、13年全中では準決勝まで進んでいる。大阪高でもトラックや高校駅伝 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top