2024.06.29
![NEWS](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/themes/rikujo_cms/common/img/icon_news_1.jpg)
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)3日目
パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目に女子100mハードル準決勝が行われ、福部真子(日本建設工業)が12秒75(+0.8)でトップ。パリ五輪参加標準記録(12秒77)を突破し、自身の日本記録にあと0.02秒と迫るパフォーマンス日本歴代2位をマークした。
予選で12秒85(-0.6)を叩き出し、好調ぶりを見せていた福部。準決勝も「予定通りの走りができた」とキレのある走りで差を広げると、一気にフィニッシュまで駆け抜けた。
参加標準記録を狙ったシーズン。「12秒7は遠く感じるところにいましたが、日本記録(12秒73/22年9月)を出した時から体脂肪も3%くらい減らして、ジュニアハードルの高さで練習してきたことで高く走れるようにしてきたのが大きい」と話す。
前回大会、ブダペスト世界選手権の参加標準記録をただ1人切っていたものの4位。上位3選手がワールドランキングで出場資格を得たことで、世界選手権代表を逃した。
「あの瞬間を1回も忘れたことはない」。そこから1年。今季はモヤモヤのレースも続いたが、「あれがあったからこそ踏ん張れたところもある。自分にとってすごく必要な経験だったと、今は感じています」。悔しさを味わった舞台で参加標準記録を突破し、「今やっと、あの出来事があって良かったと言える」。
残すは1本。優勝すれば現役を続けると決めてから思い続けてきたパリへの切符を手にする。
「次は楽しんで走りたい」
勝負の決勝。福部らしく笑顔で駆け抜けた先に、花の都が待っている。
「まだまだ修正できるところがあったのでもっと上のレベルで走れれば」
【動画】女子100mH準決勝で五輪参加標準を突破した福部真子
【速報動画】 #日本陸上#パリオリンピック 代表選考会 📺地上波(総合)で放送中 女子100mハードル準決勝1組#福部真子 選手が参加標準記録を突破 12秒75であすの決勝へ!#田中佑美 選手 #寺田明日香 選手がいる 2組のレースは見逃し配信で👇https://t.co/qPtzJ9b7jC pic.twitter.com/WGoTBljiwW
— NHKスポーツ (@nhk_sports) June 29, 2024
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2024.07.01
-
2024.07.01
-
2024.07.01
-
2024.07.01
-
2024.07.01
-
2024.07.01
-
2024.07.01
2024.06.28
女子七種競技・ヘンプヒル恵のポスターがアトレに登場! 28日から順次掲出
-
2024.06.29
-
2024.06.27
-
2024.06.29
-
2024.06.27
-
2024.06.15
-
2024.06.28
-
2024.06.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.07.01
中国選手権100mで10代の新星がV 男子は17歳・何錦櫶が10秒06! 女子は15歳の陳妤頡が11秒29
6月28日から30日にかけ、中国・山東省の日照市で2024中国選手権が行われ、100mは男女ともに10代のスプリンターが好記録で優勝した。 男子では17歳の何錦櫶が10秒06(+1.1)で初優勝。何は昨年までのベストが1 […]
2024.07.01
名古屋ウィメンズマラソン2025の概要発表!来年3月9日、東京世界陸上選考 エントリーは7月から
マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知 実行委員会は7月1日、名古屋ウィメンズマラソン2025の大会概要を発表した。 名古屋ウィメンズマラソンは来年3月9日に東京世界選手権の日本代表選考会を兼ねて開催。ジャパンマラソンチャ […]
2024.07.01
女子100mH・ニュージェント12秒28! 女子200m金のジャクソンもV 五輪連覇目指す110mHパーチメントは3位でパリへ/ジャマイカ五輪選考会
◇ジャマイカ五輪選考会(6/28~30、キングストン)4日目 ジャマイカのパリ五輪選考会の最終日が行われ、女子100mハードルはA.ニュージェントが12秒28(+0.5)の世界歴代9位タイの好記録で優勝を飾った。ブダペス […]
2024.07.01
元西脇工高監督・足立幸永氏が神奈川大スカウティングディレクターに就任
7月1日、神奈川大は陸上部駅伝チームのスタッフに足立幸永氏が就任したことを発表した。スカウティングディレクターとしてチームをサポートするという。 足立氏は1963年生まれの61歳。兵庫・西脇工高では5000mで国体入賞な […]
Latest Issue
最新号
![2024年7月号 (6月14日発売)](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/202407cover.jpg)
2024年7月号 (6月14日発売)
パリ五輪への道、最終局面
インターハイ都府県大会ハイライト