HOME 海外

2024.06.28

女子円盤投・オールマンが70m72で快勝! ライルズ200m予選トップの20秒10 ホロウェイは110mH12秒96/全米五輪選考会
女子円盤投・オールマンが70m72で快勝! ライルズ200m予選トップの20秒10 ホロウェイは110mH12秒96/全米五輪選考会

23年世界選手権女子円盤投2位のオールマン

◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)5日目

2日間の休息日を挟んで全米五輪選考会の5日目が行われ、女子円盤投は東京五輪金メダリストのV.オールマンが70m72の好記録で優勝した。

オールマンは東京五輪の後も、ダイヤモンドリーグの年間王者に3年連続で輝き、この種目の第一人者として君臨。24日の予選では今季ベストの70m89を投げていた。

この日は1投目に67m19で優勝をほぼ確実にすると、4投目に69m72、最終投てきで70m73とハイレベルなパフォーマンスを見せ、五輪連覇に向けて順調な仕上がりを見せている。

なお、昨年の世界選手権チャンピオンのL.タウサガは予選で記録を残せず、五輪出場を逃した。

女子3000m障害は上位9人までが自己記録を更新するレースとなり、V.コンスティンが大会新記録の9分03秒22の大会新記録で制覇。2位のC.ウェイメントが9分06秒50、3位のM.ハワードも9分07秒14と3位までが9分10秒を切り、五輪出場を決めた。

広告の下にコンテンツが続きます

このほかの種目では予選や準決勝が行われ、男子110mハードル準決勝では世界選手権3連覇中のG.ホロウェイが12秒96(+0.3)と、予選に続き12秒台をマーク。女子200m予選では100mを制したS.リチャードソンが21秒99(+0.5)と全体のトップタイムで予選を突破した。

女子400mハードル世界記録保持者のS.マクローリン・レヴロンは予選を53秒07で1着。男子200m予選はN.ライルズが20秒10(±0)と余裕を持ってトップ通過を果たし、ドーピング違反の嫌疑が晴れたE.ナイトンは今季屋外初戦ながら20秒15とライルズに次ぐタイムでフィニッシュした。

6日目は男子110mハードルの決勝が行われる。

◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)5日目 2日間の休息日を挟んで全米五輪選考会の5日目が行われ、女子円盤投は東京五輪金メダリストのV.オールマンが70m72の好記録で優勝した。 オールマンは東京五輪の後も、ダイヤモンドリーグの年間王者に3年連続で輝き、この種目の第一人者として君臨。24日の予選では今季ベストの70m89を投げていた。 この日は1投目に67m19で優勝をほぼ確実にすると、4投目に69m72、最終投てきで70m73とハイレベルなパフォーマンスを見せ、五輪連覇に向けて順調な仕上がりを見せている。 なお、昨年の世界選手権チャンピオンのL.タウサガは予選で記録を残せず、五輪出場を逃した。 女子3000m障害は上位9人までが自己記録を更新するレースとなり、V.コンスティンが大会新記録の9分03秒22の大会新記録で制覇。2位のC.ウェイメントが9分06秒50、3位のM.ハワードも9分07秒14と3位までが9分10秒を切り、五輪出場を決めた。 このほかの種目では予選や準決勝が行われ、男子110mハードル準決勝では世界選手権3連覇中のG.ホロウェイが12秒96(+0.3)と、予選に続き12秒台をマーク。女子200m予選では100mを制したS.リチャードソンが21秒99(+0.5)と全体のトップタイムで予選を突破した。 女子400mハードル世界記録保持者のS.マクローリン・レヴロンは予選を53秒07で1着。男子200m予選はN.ライルズが20秒10(±0)と余裕を持ってトップ通過を果たし、ドーピング違反の嫌疑が晴れたE.ナイトンは今季屋外初戦ながら20秒15とライルズに次ぐタイムでフィニッシュした。 6日目は男子110mハードルの決勝が行われる。

【動画】200m予選で遊戯王カードとともに快走したライルズ

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.25

箱根駅伝予選会のスタート時刻を変更「温暖化の影響による選手の安全確保」

関東学生陸上競技連盟は3月25日、箱根駅伝予選会のスタート時刻について、次回から変更すると発表した。 前回までは午前9時35分スタートだったが、第102回大会予選会から午前8時30分スタートと、約1時間前倒しする。 「温 […]

NEWS 100mH福部真子「引退しないといけないのかな…」菊池病の公表に葛藤も「あとで後悔したくない」元気な姿アピール

2025.03.25

100mH福部真子「引退しないといけないのかな…」菊池病の公表に葛藤も「あとで後悔したくない」元気な姿アピール

女子100mハードル日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)がインタビューに応じ、昨年末に公表した「菊池病」と発覚した時の状況や、今の調子、復帰に向けた思いを聞いた。 「元気です!見てもらった通り!」。オンラインで画面越 […]

NEWS 大阪に約270人の高校生アスリートが集結! 「切磋琢磨していきたい」 3泊4日の全国高体連合宿スタート

2025.03.25

大阪に約270人の高校生アスリートが集結! 「切磋琢磨していきたい」 3泊4日の全国高体連合宿スタート

2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で始まった。全国から選手約270人が参加し、20度を超える汗ばむ陽気の中で打ち解けながら練習に取り組ん […]

NEWS HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」

2025.03.25

HOKAが「CLIFTON 10」発売に先駆けてイベント 鎧坂哲哉「クッション性とフィット感が良い」

デッカーズジャパンは3月25日、パフォーマンスフットウェア&アパレルブランド「HOKA」の人気シリーズの新作シューズ「CLIFTON 10(クリフトン 10)」の発売に先駆けてメディア向けの商品説明会・トークセッションを […]

NEWS 富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」

2025.03.25

富士通加入の平林樹「世界一になる」鈴木康也は「マラソンで世界へ」

富士通が3月25日、2025年度新加入選手の合同取材会見を開き、男子長距離の篠原倖太朗(駒大)、平林樹(城西大)、鈴木康也(麗澤大)、女子400mハードルの山本亜美(立命大)が登壇した。 城西大の主将を務めた平林は「こう […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top