HOME 国内、大学

2024.06.23

高橋諒がU20制す!7445点で「目標達成」U20世界選手権と日本インカレに照準/U20日本選手権混成
高橋諒がU20制す!7445点で「目標達成」U20世界選手権と日本インカレに照準/U20日本選手権混成

24年U20日本選手権男子十種競技に出場した高橋諒(慶大)

◇U20日本選手権・混成競技(6月22、23日/岐阜メモリアルセンター長良川競技場)

日本選手権と併催で、U20日本選手権の混成競技が行われ、男子十種競技(U20規格)は高橋諒(慶大)が7445点で優勝した。

関東インカレ(一般規格)で7235点のU20日本最高を出して優勝していた高橋。「7400点を目標にしていたので目標達成できて良かったです」と笑顔を見せる。

インカレ後は「スプリントを強化してきた」と言うも、「やっぱり走高跳の後の400mは難しかった」と50秒85にとどまる。それでも2日目は110mハードル(U20規格)で14秒04(+0.5)の自己新で滑り出し、「円盤投、棒高跳、やり投でベストを出せて、天気も悪い中ではめちゃくちゃ良かったです」と振り返る。

ただ、2日間こなしてみたからこそ、丸山優真(住友電工)が日大時代に出した7790点のU20日本記録に「遠すぎる」と苦笑い。今回、併催の日本選手権でその姿を目の当たりにして刺激を受けた。

選考はこれからだが、夏のU20世界選手権(ペルー・リマ)を見据え「棒高跳と円盤投はまだ差があると思うので、そのほかの8種目で一番点数を取りたい」と言い、秋は「日本インカレで1年生優勝を目指します」と力強く語った。

U20女子七種競技は下元香凛(東学大)が5225点で優勝。「初タイトルなのでうれしいです。日本インカレでメダルを目指したい」と語った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇U20日本選手権・混成競技(6月22、23日/岐阜メモリアルセンター長良川競技場) 日本選手権と併催で、U20日本選手権の混成競技が行われ、男子十種競技(U20規格)は高橋諒(慶大)が7445点で優勝した。 関東インカレ(一般規格)で7235点のU20日本最高を出して優勝していた高橋。「7400点を目標にしていたので目標達成できて良かったです」と笑顔を見せる。 インカレ後は「スプリントを強化してきた」と言うも、「やっぱり走高跳の後の400mは難しかった」と50秒85にとどまる。それでも2日目は110mハードル(U20規格)で14秒04(+0.5)の自己新で滑り出し、「円盤投、棒高跳、やり投でベストを出せて、天気も悪い中ではめちゃくちゃ良かったです」と振り返る。 ただ、2日間こなしてみたからこそ、丸山優真(住友電工)が日大時代に出した7790点のU20日本記録に「遠すぎる」と苦笑い。今回、併催の日本選手権でその姿を目の当たりにして刺激を受けた。 選考はこれからだが、夏のU20世界選手権(ペルー・リマ)を見据え「棒高跳と円盤投はまだ差があると思うので、そのほかの8種目で一番点数を取りたい」と言い、秋は「日本インカレで1年生優勝を目指します」と力強く語った。 U20女子七種競技は下元香凛(東学大)が5225点で優勝。「初タイトルなのでうれしいです。日本インカレでメダルを目指したい」と語った。

男子十種競技 U20日本歴代10傑をチェック!

7790 丸山優真(日大1) 2017. 6.11 7445 高橋 諒(慶大1) 2024. 6.23 ←NEW 7195 音部拓仁(平成国際大1) 2008.10.12 7179 川畑夏唯(近大高専4) 2015. 7. 5 7146 池田大介(太成学院大高3大阪) 2004. 7.15 7076 加野顕(富山商船高専3富山) 2002.10.29 7056 久家俊希(筑波大1) 2016. 6.12 7041 広野雄大(関学大1) 2008.10.12 6998 川上ヒデル(関学大1) 2018. 6.17 6940 土井翔太(観音寺一高3香川) 2008.10.12

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.03

100mHパリ五輪代表の福部真子が「菊池病」を公表 高熱などと闘う 練習再開「失ったもんは取り返す」

女子100mハードル日本記録保持者でパリ五輪代表の福部真子(日本建設工業)が自身のSNSを更新し、組織球性壊死性リンパ節炎、通称「菊池病」と診断されたことを明かした。 菊池病の主な症状は発熱と頸部(首)のリンパ節腫脹とい […]

NEWS やり投・北口榛花が今年も「変わり羽子板」に登場!「明るくなってほしい」と願い込め

2024.12.03

やり投・北口榛花が今年も「変わり羽子板」に登場!「明るくなってほしい」と願い込め

雛人形などを扱う人形専門店の「久月」が明るい話題を提供した人を描く「変わり羽子板」を12月3日にお披露目し、女子やり投の北口榛花(JAL)が昨年に続いてモデルとして採用された。 メジャーリーグの大谷翔平(ドジャース)や、 […]

NEWS 来年の東京デフリンピックへ向け熱戦!日本デフ選手権 国体出場歴もある佐々木琢磨が100m、200mで貫禄のV

2024.12.03

来年の東京デフリンピックへ向け熱戦!日本デフ選手権 国体出場歴もある佐々木琢磨が100m、200mで貫禄のV

聴覚障害のアスリートが競う第2回世界デフ国別・地域別対抗選手権(DAT)兼第21回日本デフ選手権が11月30日~12月1日に東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われた(ハンマー投のみ29日に大井で実施)。 […]

NEWS 1万mで塩尻和也が27分36秒37で1着タイ 山谷昌也27分50秒77 伊藤達彦、長嶋幸宝、鈴木健吾らも27分台/日体大長距離競技会

2024.12.02

1万mで塩尻和也が27分36秒37で1着タイ 山谷昌也27分50秒77 伊藤達彦、長嶋幸宝、鈴木健吾らも27分台/日体大長距離競技会

第318回日体大長距離競技会兼第13回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)が12月1日に行われ、NCG男子10000mは日本記録保持者の塩尻和也(富士通)、フィレモン・キプラガット(愛三工業)の2 […]

NEWS 東洋大男子長距離部門がセブン銀行と契約「日々挑戦する心で革新」箱根駅伝からロゴ入りユニ着用

2024.12.02

東洋大男子長距離部門がセブン銀行と契約「日々挑戦する心で革新」箱根駅伝からロゴ入りユニ着用

株式会社セブン銀行は12月2日、東洋大学陸上競技部男子長距離部門の公式トレーニングウェア・公式ユニフォームへのロゴ掲出に関する契約を締結したと発表した。 東洋大は箱根駅伝で優勝4度を誇り、19年連続シード権獲得中。スクー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top