HOME 国内

2024.06.20

泉谷駿介 パリ五輪メダルに向け「自分の力を出し切れるように」
泉谷駿介 パリ五輪メダルに向け「自分の力を出し切れるように」

パリ五輪に向けての意気込みを語った泉谷駿介

男子110mハードルで今夏のパリ五輪代表に内定している泉谷駿介(住友電工)が6月20日、都内で行われたナイキのイベントに出席。五輪に向けての意気込みなどを語った。

泉谷は昨年のブダペスト世界選手権で5位に入賞。4月20日のダイヤモンドリーグ(DL)の厦門大会(中国)では13秒17と五輪の参加標準記録(13秒27)を突破したことで、日本陸連の定める基準をクリアして2大会連続の五輪代表に内定した。

その後も海外のDLなどを転戦。昨年から世界のトップ選手と渡り合い、「気持ち的に自信はついたと思います。ここまで(世界と)張り合えることもわかったので、もう一段階上に行きたいという思いになりました」と話し、五輪でも「やっぱり3番以内に入って、メダルを取りたい」と意欲を見せている。

冬季はウエイトトレーニングやスプリントトレーニングの量が増え、よりダイナミックに動けるように取り組んできたという泉谷。練習では「どんな練習でも使いこなせるオールマイティ」なシューズと評価する「ペガサス41」を愛用し、自身の技術などを磨いてきたという。また、スパイクの「MAX FLY2」についても、「地面からの反発が返ってくる感じがあり、ブレもなくなり安定性が高まって履きやすいです」と新たな相棒とともに、五輪に挑むつもりだ。

イベントの最後には再びパリ五輪に向けての話となり、「米国の2人(グラント・ホロウェイ、ダニエル・ロバーツ)、ジャマイカの1人(ハンズル・パーチメント)のうち誰か1人に勝たないとメダルは取れないと思っている」と、昨年の世界選手権メダリストを意識しつつ、「メダルばかりに目を向けず、自分の実力を出し切りたい」と話した。

男子110mハードルで今夏のパリ五輪代表に内定している泉谷駿介(住友電工)が6月20日、都内で行われたナイキのイベントに出席。五輪に向けての意気込みなどを語った。 泉谷は昨年のブダペスト世界選手権で5位に入賞。4月20日のダイヤモンドリーグ(DL)の厦門大会(中国)では13秒17と五輪の参加標準記録(13秒27)を突破したことで、日本陸連の定める基準をクリアして2大会連続の五輪代表に内定した。 その後も海外のDLなどを転戦。昨年から世界のトップ選手と渡り合い、「気持ち的に自信はついたと思います。ここまで(世界と)張り合えることもわかったので、もう一段階上に行きたいという思いになりました」と話し、五輪でも「やっぱり3番以内に入って、メダルを取りたい」と意欲を見せている。 冬季はウエイトトレーニングやスプリントトレーニングの量が増え、よりダイナミックに動けるように取り組んできたという泉谷。練習では「どんな練習でも使いこなせるオールマイティ」なシューズと評価する「ペガサス41」を愛用し、自身の技術などを磨いてきたという。また、スパイクの「MAX FLY2」についても、「地面からの反発が返ってくる感じがあり、ブレもなくなり安定性が高まって履きやすいです」と新たな相棒とともに、五輪に挑むつもりだ。 イベントの最後には再びパリ五輪に向けての話となり、「米国の2人(グラント・ホロウェイ、ダニエル・ロバーツ)、ジャマイカの1人(ハンズル・パーチメント)のうち誰か1人に勝たないとメダルは取れないと思っている」と、昨年の世界選手権メダリストを意識しつつ、「メダルばかりに目を向けず、自分の実力を出し切りたい」と話した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.23

「ラストはいい切れ味」三浦龍司が納得の優勝 2位井川龍人も5000m12分台へ手応え/日本選手権クロカン

◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 26年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本陸上競技選手権大会クロスカントリーが2月22日、福岡 […]

NEWS 石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top