2020.10.08
スペイン・バレンシアで行われたNN Valencia World Record Dayで、2つの世界記録が誕生した。
男子10000mでは、5000mの世界記録(12分35秒36)保持者であるジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)が、26分11秒00をマーク。K.ベケレ(エチオピア)が2005年に作った世界記録26分17秒53を15年ぶりに塗り替えた。
チェプテゲイは昨年ドーハ世界選手権10000m優勝の24歳。8月のダイヤモンドリーグ・モナコ大会で5000m世界新を出し、これで、チェプテゲイは5000m、10000mともに今年、「新皇帝」ベケレの記録を破った。
ペースメーカーがついて最初の1000m2分37秒で通過。おおよそ2分37秒ペースで刻み5000mは13分07秒、そこから独走の中で、最後は2分34秒で回った。チェプテゲイは「期待に答えたかったのでうれしい」と話した。
さらに、女子5000mでは、レテセンベト・ギデイ(エチオピア)が14分06秒62の世界新記録を樹立。T.ディババ(エチオピア)の持つ14分11秒15の世界記録を12年ぶりに更新し、女子で初めて14分10秒を切った。「6年間夢見てきた」と喜びを語った。ギデイは昨年ドーハ世界選手権の女子10000mで銀メダルを獲得した22歳。U20の世界クロカンでは2度の優勝経験がある。
この大会はワールドレコードデーと称した1日限りの開催で、男子10000m、女子5000mともにレースはペースメーカーを伴って行われた。
男子10000m通過タイム
1000m2.37.10
2000m5.15.05
3000m7.52.79
4000m10.29.83
5000m13.07.73
6000m15.45.06
7000m18.22.00
8000m20.59.48
9000m23.36.78
10000m26.11.00
※5000mまでペースメーカー、その後チェプテゲイ
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.16
2025.01.12
【テキスト速報】第43回都道府県対抗女子駅伝
-
2025.01.14
-
2025.01.12
-
2025.01.15
2024.12.22
早大に鈴木琉胤、佐々木哲の都大路区間賞2人が来春入学!女子100mH谷中、松田ら推薦合格
-
2024.12.22
-
2024.12.30
-
2025.01.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.01.18
都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]
2025.01.17
西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録
1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.01.17
中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]
2025.01.17
栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表
日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]
Latest Issue 最新号
2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝