2024.06.03
6月1日、世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのレーサーズGPがジャマイカ・キングストンで開催され、男子100mではO.セヴィル(ジャマイカ)が今季世界最高の9秒82(+0.9)で優勝した。
セヴィルはオレゴン・ブダペスト世界選手権ではいずれも4位の実績を持つジャマイカのホープ。これまでの自己記録は9秒86で、これを0.04秒更新した。
同レースにはブダペスト世界選手権金メダルのN.ライルズ(米国)も出場したが、9秒85で2位。セヴィルは序盤で抜け出すと、ライルズの追い上げをかわして勝利し、パリ五輪優勝候補にも名乗りを上げた。
男子三段跳ではU20世界記録保持者の19歳・J.ヒバート(ジャマイカ)が今季世界最高の17m75(-0.7)で優勝。女子100mでは今年の世界室内選手権金メダルのJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒78(+1.3)の自己新で快勝している。
また、5月31日に米国・ジョージア州で開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのドウィン・モーゼス・レジェンド・ミートでは女子400mハードルにS.マクローリン・レブロン(米国)が出場。この種目では約1年10カ月ぶりに出場となったが、52秒70の今季世界最高で2位以下に3秒以上の差をつけて圧勝した。
マクローリン・レブロンは22年に50秒68の世界記録を樹立。同年のオレゴン世界選手権も制したが、昨年は膝の故障でブダペスト世界選手権を欠場している。
【動画】男子100mでセヴィルがライルズを抑えて優勝
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2024.06.26
北京世界選手権代表・小原怜が天満屋陸上部を退部「感謝の気持ちでいっぱい」
-
2024.06.26
-
2024.06.26
-
2024.06.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.06.26
100mH髙橋亜珠を軸にハイレベルか 100m・200mに復調の小針陽葉 ハンマー投に嶋本美海/U20日本選手権女子展望
20歳未満のアスリートが争う、第40回U20日本選手権が6月27日~30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで第108回日本選手権との併催で行われる。今回はU20世界選手権(8月27日~31日/ペルー・リマ)の選考会を […]
2024.06.26
100mに西岡尚輝 400mHにU20アジア選手権金メダルの渕上翔太 走高跳に福士湊が参戦/U20日本選手権男子展望
20歳未満のアスリートが争う、第40回U20日本選手権が6月27日~30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで第108回日本選手権との併催で行われる。今回はU20世界選手権(8月27日~31日/ペルー・リマ)の選考会を […]
2024.06.26
北京世界選手権代表・小原怜が天満屋陸上部を退部「感謝の気持ちでいっぱい」
天満屋は6月26日、所属する小原怜が6月末をもって陸上部を退部することを発表した。 小原は1990年生まれの33歳。岡山・倉敷西中から陸上を始め、当初は800mの選手として活躍。興譲館高1年時の06年兵庫国体では少年B8 […]
2024.06.26
200m連覇狙う鵜澤飛羽「オリンピックは出たい大会」5月に脳震とう「ご心配おかけしました」/日本選手権
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム) パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権を前日に控え、トップ選手が前日会見に登壇した。 男子200mの前回覇者・鵜澤飛羽(筑波大)は「自分にと […]
2024.06.26
3種目挑戦の田中希実「駆け抜ける4日間にしたい」1500mと5000mは3年連続2冠懸かる/日本選手権
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム) パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権を前日に控え、トップ選手が前日会見に登壇した。 女子中長距離の田中希実(New Balance)は、日 […]
Latest Issue
最新号
![2024年7月号 (6月14日発売)](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/202407cover.jpg)
2024年7月号 (6月14日発売)
パリ五輪への道、最終局面
インターハイ都府県大会ハイライト