2024.05.31
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第6戦のオスロ大会(ノルウェー)が5月30日に行われ、女子3000mに出場した田中希実(New Balance)が8分34秒09をマークし、自身の日本記録(8分36秒03)を約2秒更新した。
田中はスタート直後から前へ飛び出すと、2番手で攻めの走りを見せる。ペースが落ち着いてからも8番手あたりで上位集団の後ろからしっかり前を追う。1000mは2分51秒あたりで通過。2000m以降はペースアップした上位争いにからは離されたものの、最後まで粘り通した。
3000mは今年3月の世界室内選手権で8分36秒03をマーク。屋外での日本最高記録は21年に出していた8分40秒84だった。
田中は前戦のDLユージン大会(米国・オレゴン州)の5000mでパリ五輪の参加標準記録(14分50秒00)を突破する14分47秒69をマークして、パリ五輪代表に内定。2大会連続の五輪を決めている。
次戦はDLストックホルム(6月2日)の1500mにエントリーしている。
日本記録ばかり!田中希実の自己ベストをチェック
800m 2.02.36=日本歴代5位 1000m 2.37.33=日本記録 1500m 3.59.19=日本記録 3000m 8.34.09=日本記録 5000m 14.29.18=日本記録 10000m 31分59秒89 1マイル 4分28秒94=日本記録 5km(女子単独) 15分34秒=日本記録 室内1500m 4分08秒46=ショートトラック日本記録 室内3000m 8分36秒03=ショートトラック日本記録
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2024.06.28
“白人初の9秒台”ルメートルが現役引退を発表 自国開催のパリ五輪前に決断
2024.06.28
3000m障害・青木涼真が初V「スピードが確実に上がった」/日本選手権
-
2024.06.27
-
2024.06.27
-
2024.06.27
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.06.28
“白人初の9秒台”ルメートルが現役引退を発表 自国開催のパリ五輪前に決断
男子短距離のクリストフ・ルメートル(フランス)が現役引退を決めたことがわかった。 34歳のルメートルは、2008年に世界ジュニア選手権200mで金メダルを獲得して国際舞台に頭角を現すと、20歳だった2010年7月のフラン […]
2024.06.28
3000m障害・青木涼真が初V「スピードが確実に上がった」/日本選手権
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)1日目 第108回日本選手権の1日目が行われ、最終種目となった男子3000m障害は、東京五輪代表で、昨年のブタペスト世界選手権で決勝に進んで […]
2024.06.28
2年前の走高跳インターハイ女王・森﨑優希が自己新V! アツオビンがハンマー投で67m52/U20日本選手権
◇第40回U20日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)1日目 U20世界選手権代表選考会を兼ねたU20日本選手権の1日目が行われ、女子走高跳は森﨑優希(日女体大)が1m77の自己ベストで優勝 […]
2024.06.27
3000m障害・青木涼真「鬼の居ぬ間に」初優勝!2大会連続五輪へ大きく前進/日本選手権
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)1日目 パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の1日目が行われ、男子3000m障害は青木涼真(Honda)が8分24秒21で初優勝を果たした。 […]
2024.06.27
男子1500m予選2組で転倒続出 6人が救済で決勝へ 飯澤千翔は失格一転し救済/日本選手権
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)1日目 パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の1日目が行われ、男子1500mの予選2組でアクシデントがあった。 残り200mでスピードを上げ […]
Latest Issue
最新号
![2024年7月号 (6月14日発売)](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/202407cover.jpg)
2024年7月号 (6月14日発売)
パリ五輪への道、最終局面
インターハイ都府県大会ハイライト