2024.05.29
福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
宮城県大会は5月24日~27日の4日間、弘進ゴムアスリートパークで行われた。
女子100mでは昨年の北海道インターハイ4位の千葉安珠(常盤木学園3)が11秒67(+2.0)と大会新記録の走りで優勝すると、2日後の200mも24秒57(-2.3)と悪条件の中で好記録を出しで快勝。ともにアンカーを務めた4×100mリレー、4×400mリレーも制し、短距離4冠で東北大会へ弾みをつけた。
女子3000mでは1月の都道府県対抗女子駅伝8区区間賞の男乕結衣(東北1)が9分31秒05の好記録で1年生Vを果たした。男乕は1500mも4位で東北大会進出を決めている。
男子走幅跳では北海道インターハイ8位の土屋拓人(聖和学園3)が1回目に7m52(+1.2)を跳ぶと、6回目に向かい風の中で7m55(-1.3)と県高校記録を34年ぶり更新する圧巻のパフォーマスを見せた。土屋は男子三段跳でも追い風参考ながら15m05(+2.1)をマークして優勝。アンカーを務めた4×400mリレーでも3分18秒81で、3種目制覇を成し遂げた。
男子100mでは玉木大誠(仙台二2)が強い追い風に乗って10秒42(+4.5)の好タイムで制し、200mでも21秒95(-2.5)で制し短距離2種目を制覇した。
男子5000mでは仙台育英が強さを見せ、エリウッド・カヒガ(3年)が13分58秒58で優勝。鈴木大翔(2年)が14分01秒61、近江亮(2年)も14分05秒67と好タイムで続き、トップスリーを独占した。
学校対抗では男子総合はトラックで93点を獲得した仙台育英、女子総合はトラック、フィールド各種目で得点を重ねた常盤木学園が2位以下を大きく引き離して優勝を飾った。
東北大会は6月14日から4日間、福島県のとうほう・みんなのスタジアム(福島県営あづま陸上競技場)で行われる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.16
2025.01.12
【テキスト速報】第43回都道府県対抗女子駅伝
-
2025.01.14
-
2025.01.12
-
2025.01.15
2024.12.22
早大に鈴木琉胤、佐々木哲の都大路区間賞2人が来春入学!女子100mH谷中、松田ら推薦合格
-
2024.12.22
-
2024.12.30
-
2025.01.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.01.18
都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]
2025.01.17
西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録
1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.01.17
中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]
2025.01.17
栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表
日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]
Latest Issue 最新号
2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝