HOME 高校

2024.05.28

迫田明華が2年連続投てき3冠 髙橋慶太ハンマー投で大会新の64m46 増原優羽が女子スプリント4種目V/IH広島県大会
迫田明華が2年連続投てき3冠 髙橋慶太ハンマー投で大会新の64m46  増原優羽が女子スプリント4種目V/IH広島県大会

迫田明華(西条農)

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

広島県大会は5月24日~26日の3日間、広島市の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われ、随所で好記録が生まれた。

男子ハンマー投では髙橋慶太(崇徳3)が2投目に大会記録を13cm更新する64m46で優勝。砲丸投も14m95で制して投てき2冠に輝いた。

男子ではこのほか、5000m競歩で中島壮一朗(舟入3)が20分43秒88で、2位以下に4分以上もの差をつけてV。100mは渡邊隆喜(広島国際学院2)が10秒59(+0.3)で、200mはルーキーの荒谷匠人(近大東広島1)が21秒58(+2.9)でそれぞれ制した。リレーは広島皆実が4×100m(41秒64)、4×400m(3分19秒13)でいずれも優勝している。

女子では、前回投てき3冠の迫田明華(西条農3)がまたも強さを発揮した。初日のハンマー投を49m85で制すると、2日目の円盤投は40m54で1位。昨年のインターハイ5位の実績を持つ砲丸投は12m67で2連覇を遂げ、2年連続投てき3種目Vを達成した。

ほかの女子種目では3000mでローズ・ワングイ(世羅3)が県高校国内国際新記録、大会新の8分50秒36で優勝。女子リレーは男子同様、広島皆実が4×100mと4×400mをいずれも優勝し、タイムは46秒89、3分50秒65とどちらも大会新だった。4×100mで2走、4×400mでアンカーを務めた増原優羽(3年)は個人種目でも200mを24秒66(+1.7)、400mを56秒71で優勝し、4冠に輝いている。また、100mは松本真奈(広島皆実2)が11秒99(+2.0)で1位だった。

学校対抗は男女ともに広島皆実が2連覇。男子は91点で、2位の広島国際学院とは2点差の接戦。女子は134点を獲得し、2位の比治山女に65点差をつけた。

中国大会は6月14日から3日間、鳥取市の布勢総合運動公園陸上競技場(ヤマタ スポーツパーク陸上競技場)で行われる。

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 広島県大会は5月24日~26日の3日間、広島市の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われ、随所で好記録が生まれた。 男子ハンマー投では髙橋慶太(崇徳3)が2投目に大会記録を13cm更新する64m46で優勝。砲丸投も14m95で制して投てき2冠に輝いた。 男子ではこのほか、5000m競歩で中島壮一朗(舟入3)が20分43秒88で、2位以下に4分以上もの差をつけてV。100mは渡邊隆喜(広島国際学院2)が10秒59(+0.3)で、200mはルーキーの荒谷匠人(近大東広島1)が21秒58(+2.9)でそれぞれ制した。リレーは広島皆実が4×100m(41秒64)、4×400m(3分19秒13)でいずれも優勝している。 女子では、前回投てき3冠の迫田明華(西条農3)がまたも強さを発揮した。初日のハンマー投を49m85で制すると、2日目の円盤投は40m54で1位。昨年のインターハイ5位の実績を持つ砲丸投は12m67で2連覇を遂げ、2年連続投てき3種目Vを達成した。 ほかの女子種目では3000mでローズ・ワングイ(世羅3)が県高校国内国際新記録、大会新の8分50秒36で優勝。女子リレーは男子同様、広島皆実が4×100mと4×400mをいずれも優勝し、タイムは46秒89、3分50秒65とどちらも大会新だった。4×100mで2走、4×400mでアンカーを務めた増原優羽(3年)は個人種目でも200mを24秒66(+1.7)、400mを56秒71で優勝し、4冠に輝いている。また、100mは松本真奈(広島皆実2)が11秒99(+2.0)で1位だった。 学校対抗は男女ともに広島皆実が2連覇。男子は91点で、2位の広島国際学院とは2点差の接戦。女子は134点を獲得し、2位の比治山女に65点差をつけた。 中国大会は6月14日から3日間、鳥取市の布勢総合運動公園陸上競技場(ヤマタ スポーツパーク陸上競技場)で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.27

嶋本美海がハンマー投61m84 自己ベスト1m更新し学生歴代8位、U20日本歴代2位の快投/九州学生選手権

第52回九州学生選手権は9月27日、福岡・久留米総合スポーツセンター陸上競技場で開幕。初日の女子ハンマー投で嶋本美海(九州共立大)が学生歴代8位、U20日本歴代2位の61m84を放った。 大学1年生の嶋本は、63m34の […]

NEWS 編集部コラム「涙」

2024.09.27

編集部コラム「涙」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 【男子100m】片山瑛太(市船橋高1)10秒44=高1歴代2位タイ

2024.09.27

【男子100m】片山瑛太(市船橋高1)10秒44=高1歴代2位タイ

9月27日の第63回千葉県高校新人大会(市原緑地運動公園臨海競技場)男子100m準決勝で、片山瑛太(市船橋1)が高1歴代2位タイの10秒44(+1.8)をマークした。これまでの片山の自己ベストは8月下旬にマークした10秒 […]

NEWS 城西大が夏合宿を順調に消化「去年よりもチーム全体で設定タイム上がっている」 出雲5位へ漂う充実感

2024.09.27

城西大が夏合宿を順調に消化「去年よりもチーム全体で設定タイム上がっている」 出雲5位へ漂う充実感

城西大が駅伝シーズンに向けて順調に夏合宿を消化。まずは5位以内を目指す10月14日の出雲駅伝に向け、チーム全体に充実感が漂っている。 前半戦から好調ぶりを示してきた。今季はシード校で選考会や予選会がなく、5000mを主軸 […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子400m&400mH・菊田響生(法政二高)秋のターゲットはヨンパーの高校記録更新

2024.09.27

【高校生FOCUS】男子400m&400mH・菊田響生(法政二高)秋のターゲットはヨンパーの高校記録更新

FOCUS! 高校生INTERVIEW 菊田響生 Kikuta Kyo 法政二高3神奈川 注目の高校アスリートをフォーカスして紹介するコーナー!前回に引き続き、福岡インターハイの2冠アスリートの登場です。インターハイでは […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年10月号 (9月13日発売)

2024年10月号 (9月13日発売)

●Paris 2024 Review
●別冊付録/学生駅伝ガイド 2024 秋
●福井全中Review
●東京世界選手権まであと1年
●落合晃の挑戦

page top