HOME 国内、大学

2024.05.25

女子10000m競歩・柳井綾音が日本学生新でV3! 「この場で記録を出すことができてうれしい」/関西IC
女子10000m競歩・柳井綾音が日本学生新でV3! 「この場で記録を出すことができてうれしい」/関西IC

24年関西インカレ女子10000m競歩で日本学生新記録をマークした柳井綾音

女子10000m競歩の学生歴代10傑をチェック!

女子10000m競歩
44.21.85 柳井綾音(立命大3) 2024. 5.25
44.34.13 岡田久美子(立大1) 2010.10. 4
44.52.90 渕瀬真寿美(龍谷大3) 2007. 6.10
45.12.93 大利久美(日女体大3) 2006.10. 9
45.13.53 五藤怜奈(中部学大2) 2015. 7.16
45.17.13 三村芙実(立命大2) 2004. 5. 9
45.24.90 内藤未唯(神奈川大2) 2022.11.20
45.42.21 籔田みのり(武庫川女大2) 2021.12.12
45.43.84 前田浩唯(立命大4) 2013.10. 7
45.47.07 梅野倖子(順大1) 2021.12.12

◇第101回関西インカレ(5月22日~25日/京都・たけびしスタジアム京都) 関西インカレのT&Fの部最終日が行われ、競歩の男女混合リレーでパリ五輪代表に内定している柳井綾音(立命大3)が女子10000m競歩で44分21秒85の日本学生新記録をマークして3連覇を果たした。 9時半スタートにも関わらず気温は25.7度まで上がり、湿度84%と蒸し暑いコンディション。その中でも柳井は昨年6月に自らが作った日本学生記録(44分27秒72)を約6秒更新し、「みんなの応援が後押ししてくれました。この場で記録を出すことができてうれしい」と満面の笑みを浮かべた。 5月18日にスペインで行われた世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドの第37回ラ・コルーニャ国際グランプリの女子20㎞競歩に出場し、自己ベストを1分以上縮める1時間29分44秒の日本歴代7位の好タイムをマークし15位と健闘。20日に日本に帰国したばかりで、今回のレースに臨んでいた。 「さすがに疲れはありましたが、アドレナリンが出ていたので気にならなかった。(1㎞)4分20秒ペースでどこまでいけるか確かめようと、前半から積極的にいきました。チームの総合優勝のためにも、ボーナス点(日本学生記録で20点プラス)を取れ、追い風になったならうれしい」と笑顔で話す。 スペインでも好タイムをマークしているように、「課題だった疲れてきた時の腕振りが、最後まで正確に振れるようになったこと。4分20秒で押していく際の感覚がつかめてきたことが大きいです」と好調の要因を口にする。 この後は、「少し休んで五輪に備えたい。今回以上のタイムで10㎞を2回、しっかり歩き、パリではメダル獲得が目標」ときっぱり。関西インカレでの偉業をステップに世界へと羽ばたく。 文/花木 雫

女子10000m競歩の学生歴代10傑をチェック!

女子10000m競歩 44.21.85 柳井綾音(立命大3) 2024. 5.25 44.34.13 岡田久美子(立大1) 2010.10. 4 44.52.90 渕瀬真寿美(龍谷大3) 2007. 6.10 45.12.93 大利久美(日女体大3) 2006.10. 9 45.13.53 五藤怜奈(中部学大2) 2015. 7.16 45.17.13 三村芙実(立命大2) 2004. 5. 9 45.24.90 内藤未唯(神奈川大2) 2022.11.20 45.42.21 籔田みのり(武庫川女大2) 2021.12.12 45.43.84 前田浩唯(立命大4) 2013.10. 7 45.47.07 梅野倖子(順大1) 2021.12.12

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

【動画】円盤投で堤雄司が投げた61m76 61m76セカンドベスト pic.twitter.com/OqeyrhsNej — Yuji Tsutsumi(堤 雄司) (@NeoTsutsumi) Februa […]

NEWS 三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン

2025.02.22

三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン

【動画】三浦龍司が4年ぶりV! 日本選手権クロカンのフィニッシュ

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top